コロナ衣類乾燥除湿機のパーソナルタイプの2022年モデルには
- CD-S6322
- CD-P6322
- BD-632
の3機種があります。
このうち「CD-P6322」と「BD-632」は販売ルートが違うだけの同等品ですので、実質は「CD-S6322」と「CD-P6322」の2種類があると考えて良いでしょう。
この「CD-S6322」と「CD-P6322」の除湿能力は全く同じですが、衣類乾燥に関しては、機能的に優れている「CD-S6322」の方が、より優れた効果を発揮できるといえます。
除湿性能と衣類乾燥時間
「CD-S6322」と「CD-P6322」の除湿能力は以下のように全く同じです。
<除湿可能面積の目安>
- 木造7~鉄筋14畳(50HZ)
- 木造8~鉄筋16畳(60HZ)
<除湿量>
- 5.6L/日(50HZ)
- 6.3L/日(60HZ)
しかし、「CD-S6322」の吹き出し口の幅は「CD-P6322」の約2倍となっており、さらにオートルーバー機能も搭載されているために、より短時間で洗濯物を乾かすことが可能です。
<約2kgの洗濯物の乾燥時間>
- CD-S6322 約136分
- CD-P6322 約173分
このように、「CD-S6322」の方が洗濯物をより早く乾かすことができます。
よって、衣類乾燥時間をなるべく短縮したいという方は、「CD-S6322」を選択した方が良いでしょう。
CD-S6322のオートルーバー機能
「CD-S6322」にはオートルーバー機能があり、ルーバーのスイング範囲を2段階で調節出来ます。
- 「ワイドスイング」 95度スイング
- 「上吹きスイング」 上方向で55度スイング
この機能を干した洗濯物の位置などに合わせて上手く使えば、効率良く洗濯物の乾燥が出来るようになるでしょう。
ちなみに、CD-P6322にもプチルーバーがありますが、こちらは手動で位置を変える必要があります。
CD-S6322の衣類乾燥モード
「CD-S6322」の衣類乾燥モードには「速乾モード」と「おまかせモード」があります。
「速乾モード」は強風連続運転でしっかりと乾かします。
「おまかせモード」では、湿度センサーで検知しながら「強風運転」⇒「弱風運転」⇒「自動停止」という流れになります。
「CD-P6322」にはこうしたモードは無く「衣類乾燥モード」のみですが、代わりに「送風モード」があります。
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CD-S6322とCD-P6322のタンク容量を比較
「CD-S6322」と「CD-P6322」ではタンク容量が異なります。
- CD-S6322 3.0L
- CD-P6322 3.5L
よって、両者の連続運転時間も以下のように異なります。
- CD-S6322 約11時間/約13時間(50Hz/60Hz)
- CD-P6322 約13時間/約15時間(50Hz/60Hz)
ということで、連続運転時間は「CD-S6322」の方が多少短くなりますが、これはそれほど問題にはならないと思われます。
フィルターはCD-P6322の方が優秀!
さて、ここまでのところでは「CD-S6322」の方が優秀であるという感じですが、「CD-P6322」の方が優れている点もあります。
それはフィルターの違いです。
「CD-P6322」には「ウイルス抑制・除菌・脱臭10年交換不要フィルター」が搭載されています。
一方「CD-S6322」にはこうしたフィルターはありません。
つなり、「CD-P6322」の方が衛生面では優れているということです。
こうした衛生面を重視する方であれば「CD-P6322」を選択するのも良いかと思います。
まとめ
今回はコロナの衣類乾燥除湿機「CD-S6322」と「CD-P6322」の違いを紹介しましたが、それらをまとめると以下のようになります。
- 両者の除湿能力は同じ
- 衣類乾燥機能は「CD-S6322」の方が優秀
- フィルターは「CD-P6322」の方が優秀
というわけで、衣類乾燥機能を重視するか、フィルター性能を重視するかが選択の基準となりそうです。
あとは実際の販売価格を見合わせながら、貴方の気に入った方のモデルを選ぶと良いかと思います。
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