シャープ FU-GK50-Bは、空気の汚れを取りながら蚊も取ってしまうという画期的な空気清浄機です。
もちろんこんな製品は今までにはありませんでしたから、かなり気になるという方も多いはずです。
中には「本当にこんなので蚊が取れるのか?」と思われる方もいるかも知れませんが、そこはシャープが自信を持って発売する製品ですから、きっと取れるんでしょうね。
今回はその仕組みなどを簡単に紹介してみることにしましょう。
シャープ FU-GK50-Bで蚊を取る仕組みは?
シャープ FU-GK50-Bは、蚊の習性と空気清浄機の吸引力を利用して蚊を取ります。
シャープ FU-GK50-Bは黒いボディをしており、その側面には小窓があり、UVライトがあります。
蚊はこうした黒い物体やUVライトにどうも誘われる習性があるようです。
そして、のこのことやって来た先には隠れるのに丁度良い小窓があるというわけ。
しかし、その小窓は空気の吸引口となっているため、そこに近づいた蚊は一気に吸い込まれてしまいます。
本体内部には粘着性のある蚊取りシートがあり、吸い込まれた蚊はそこにくっ付いて動けなくなります。
シャープ FU-GK50-Bで蚊を捕獲する仕組みはこんな感じです。
実験による蚊の捕獲率は約98%?
さて、シャープ FU-GK50-Bでの蚊を取る仕組みは大体分かりましたが、
「本当に大丈夫なのか?」
という疑念が浮かぶのも当然です。
こればかりは実際に使ってみないと分かりませんが、一応シャープの実験では約98%の蚊を捕獲できたという結果が得られています。
シャープの実験では、約6畳相当の試験空間にFU-GK50-Bとダミーの黒色のボックス、そして砂糖水を2ヶ所に設置して蚊を放ち、22時間後の捕獲率を測定しています。
その捕獲率は
- アカイエカ・・・約95%
- ヒトスジシマカ・・・約88%
- チカイエカ・・・約98%
という結果となっています。
蚊の種類によって捕獲率は若干異なりますし、上記の3種類以外の蚊の捕獲率は不明です。
「これならいけるんじゃない」と思う方もいるでしょうし、「やっぱりちょっと心配だな」という方もいるでしょう。
果たしてシャープ FU-GK50-Bで本当に蚊が取れるのか?
この夏はその真価が問われることになるでしょう。

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蚊取りシートの交換とコスト
シャープ FU-GK50-Bで捕獲した蚊は、蚊取りシートに次々とくっ付いていきます。
ですから、ある程度蚊が付いてきたら蚊取りシートを交換する必要があります。
でも、交換用蚊取りシートのメーカー希望小売価格は1枚1,400円とけっこう高いです。
シャープのホームページでは蚊取りシートの交換の目安は約2ヶ月となっていますが、実際2ヶ月も使い続けたら相当蚊がくっ付いていそうで怖いですね。
ちなみに使用後の蚊取りシートは折り畳んで捨てるだけでOKです。
でも、パネルからシートをはがす際にはちょっと気持ち悪いかも知れませんね。
シャープ FU-GK50-Bの空気清浄機能
何かと蚊取り機能ばかりに目を奪われていしまいますが、シャープ FU-GK50-Bはプラズマクラスター7000を搭載したれっきとした空気清浄機です。
フィルターも静電HEPAフィルター、脱臭フィルター、抗菌・防カビ プレフィルターの3つを搭載し、花粉などを素早く検知して集塵する「花粉運転」機能も付いています。
適用畳数はプラズマクラスターが約14畳、空気清浄は23畳までということで、空気清浄機としての性能は現在販売されているKC-F50と同じくらいです。
蚊取り機能に関してはまだ何とも言えないところですが、空気清浄機としては何の問題も無いと言えますね。
シャープ FU-GK50-Bの価格と販売店
シャープ 蚊取り空気清浄機 FU-GK50-Bは、2016年4月23日に発売されました。
その当時は楽天市場で53,870円で販売されていましたが、現在ではかなり価格も安くなり21,800円から販売されています。(2019/04/11現在)
ヤフーショッピングでも購入できます。