アイリスオーヤマ「DDB-20」はデシカント方式の衣類乾燥除湿機であり、コンパクトで軽量、音も静かで一年中使えるというのが特長です。
さすがに大容量タイプと比べるとパワーは劣りますが、一人暮らしや少人数家族であれば十分使えます。
そして、何よりも価格が安いので、コンパクトで安価な衣類乾燥除湿機を求めている方にはオススメです。
アイリスオーヤマ DDB-20の評判は?
ネット上にあるアイリスオーヤマ「DDB-20」の口コミを見ると、その評価は中々イイ感じです。
- コンパクトで軽い
- サイズが丁度良い
- 音が静か
- 価格が安い
- 操作が簡単
- 余計な機能が無くシンプルで良い
こういった感想が多く見受けられます。
したがって、最初からコンパクトで安い衣類乾燥除湿機を探していた方にとっては、アイリスオーヤマ「DDB-20」は非常に満足できる製品であるといえそうです。
ただし、その一方で
- 安っぽい
- コードが短い
といった意見もあります。
「安っぽい」と言われても、そもそも安い製品なので致し方ないところですが、安っぽく見える可能性もあることはある程度覚悟しておいた方が良いかと思います。
あと、電源コードの長さは約1.6mです。
確かに「短い」と言われれば短いかも知れませんが、事前にそれが分かっていれば色々と対処はできると思います。
アイリスオーヤマ DDB-20の電気代は?
アイリスオーヤマ「DDB-20」はデシカント式の衣類乾燥除湿機です。
デシカント式はその構造上ヒーターを使用するため、コンプレッサー式に比べて電気代がかかるという難点があります。
では、実際にはどのくらいかかるのか?
「DDB-20」の消費電力は約350Wですので、1kWhあたりの電気料金単価が27円の場合、1時間使うと9.45円かかります。
同様に4時間で37.8円、8時間で75.6円です。
例えば、毎日8時間使うと30日で2.268円という計算になります。
したがって、あまりむやみやたらと稼働させるのではなく、ある程度計画的に稼働させた方が良いでしょうね。
とにかく、デシカント式の除湿機はけっこう電気代がかかるということを認識しておくべきですね。
アイリスオーヤマ DDB-20の特長
アイリスオーヤマ「DDB-20」の特長は、本体がコンパクトで軽量であることと、稼動音が静かなところです。
アイリスオーヤマ「DDB-20」は、このクラスの除湿機ではサイズが小さく、かなり軽量な部類に入ります。
例えば、除湿機の定番ともいえるコロナの「Pシリーズ」と比べてみると・・・
<コロナ Pシリーズ>
- 本体サイズ 幅22×奥行33×高さ51.5cm
- 本体重量 7.9kg
<アイリスオーヤマ DDB-20>
- 本体サイズ 幅約28.4×奥行約15.8×高さ約44.7cm
- 本体重量 3.9kg
このようにコンパクトなので場所を取らず、軽いので持ち運びも楽ちんです。
そして、デシカント式のアイリスオーヤマ DDB-20は、コンプレッサーを搭載していないために稼動音が34dBと静かです。
この騒音値34dBとは、柱時計の振り子、ささやき声、図書館の中の音と同等です。
あまり音がうるさいのは嫌という方は、こうしたデシカント式の除湿機を選んだ方が良いでしょう。
アイリスオーヤマ DDB-20の除湿能力は?
アイリスオーヤマ「DDB-20」はコンパクトな除湿機であるため、その除湿能力はやや控えめです。
●定格除湿能力:2.0L/日
●除湿可能面積の目安
- 木造:3畳(4平方メートル)
- プレハブ:4畳(6平方メートル)
- 鉄筋:5畳(8平方メートル)
というわけで、「DDB-20」はなるべく狭い空間で使用した方がベターです。
アイリスオーヤマ DDB-20のシンプルな機能
アイリスオーヤマ DDB-20の操作パネルは非常にシンプルで、運転スイッチと切タイマースイッチがあるだけです。
たったこれだけですので、お年寄りでも簡単に使えます。
ちなみに、タイマーは4時間と8時間の設定ができます。
また、風向きを手動で調節できるフラップ付ですので、洗濯物の位置に的確に風を当てることができます。
そして、ハンドル付きなので持ち運びも楽に出来ます。
アイリスオーヤマ DDB-20の機能といえばこれだけ。
まさに、余計な機能を削ぎ落としたシンプルな除湿機であるといえますね。