コロナの衣類乾燥除湿機には大容量タイプのHシリーズと
パーソナルタイプのSシリーズ&Pシリーズがあります。
独り暮らしの衣類乾燥や狭い部屋の除湿なら
パーソナルタイプで十分だと思いますが、
家族の多い家庭での衣類乾燥や広い部屋の除湿には
大容量タイプの方が良いかも知れませんね。
さて、コロナ 衣類乾燥除湿機 Hシリーズには
2つのタイプがあります。
2016年の最新モデルはCD-H1816とCD-H1016です。
この両者、サイズやデザインはほとんど同じですが、
その中身が違います。
つまり、除湿能力が違うということです。
CD-H1816とCD-H1016の違いは除湿能力
CD-H1816とCD-H1016との違いは除湿能力です。
両者の除湿能力は以下のようになっています。
●CD-H1816
<除湿能力>
16L/日(50Hz):18L/日(60Hz)
<除湿可能面積の目安>
木造20~鉄筋40畳(50Hz)
木造23~鉄筋45畳(60Hz)
●CD-H1016
<除湿能力>
9L/日(50Hz):10L/日(60Hz)
<除湿可能面積の目安>
木造11~鉄筋23畳(50Hz)
木造13~鉄筋25畳(60Hz)
こうしてみると、両者の除湿能力には
2倍近くの差があることが分かります。
ちなみに、パーソナルタイプのCD-P6316の
除湿能力は6.3L/日(60Hz)です。
6.3Lだとちょっともの足りないけど、
18Lもある必要もないという方には、
ちょうどその真ん中あたりに位置する
CD-H1016がピッタリかも知れませんね。
CD-H1816とCD-H1016の電気代を比較
CD-H1816とCD-H1016とでは除湿能力が違います。
ということは、消費電力も違うので
電気代も違ってくるはずですよね。
そこで、両者の1時間あたりの電気代の目安を
比較してみると・・・
●CD-H1816
<除湿時>
8.1円(50Hz)/8.9円(60Hz)
<衣類乾燥時>
16.2円(50Hz)/17.0円(60Hz)
●CD-H1016
<除湿時>
5.3円(50Hz)/6.2円(60Hz)
<衣類乾燥時>
13.4円(50Hz)/14.3円(60Hz)
(1kWh=27円での試算です。)
やはり、除湿能力の高いCD-H1816の方が
より電気代もかかります。
でも、これは当然のことです。
電気代が安いからといってCD-H1016を購入したものの、
実際に使ってみたらパワー不足だった!
なんてことにならないようにしましょう。
CD-H1816とCD-H1016の運転音を比較
CD-H1816とCD-H1016とではパワーが違うので、
当然その運転音にも差が出てくるはずです。
両者の運転音は以下の通りです。
●CD-H1816
<除湿時>
「強」47dB 「弱」39dB
<衣類乾燥時>
「標準」50dB
●CD-H1016
<除湿時>
「強」39dB 「弱」36dB
<衣類乾燥時>
「標準」41dB
*運転音は50Hzでも60Hzでもほぼ同じです。
確かにCD-H1016の方が数値的には小さいですが、
それでも全く静かであるとは言えないでしょう。
ちなみに、50dBはエアコンの室外機に相当し、
40dBは静かな住宅街や図書館の中に相当するようです。
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CD-H1816とCD-H1016のオートルーバー機能の違い
CD-H1816とCD-H1016とでは除湿能力が違いますが、
運転モードや搭載されている機能に関しては
ほとんど同じです。
ただ、ひとつだけ両者には違いがあります。
それはルーバーの自動スイング機能です。
CD-H1816に自動ルーバー機能には
オートワイド上下ルーバーと
オートスイング左右ルーバーがあります。
一方、CD-H1016には
オートワイド上下ルーバー機能はありますが、
左右ルーバーは手動式になっています。
要するにCD-H1016のルーバーは
上下方向には自動で動かせますが、
左右方向は自分の手で設定する必要があるということです。
部屋干しの洗濯物などが横に広く掛かっている場合には、
確かに自動で左右方向に風が送られた方が
良いかも知れませんね。
でも、無ければ無いでなんとかなりそうな気もします。
CD-H1816とCD-H1016の価格差と販売店
これまで見てきたように、CD-H1816の方が除湿能力が高く、
横方向にも自動でルーバーが動きます。
したがって、CD-H1816の方が当然価格も高いわけですが、
実際にはどのくらいなのかが気になるところですね。
そこで、その価格をAmazonで見てみると・・・
・CD-H1816 39,782円
・CD-H1016 29,339円
となっています。(2016/04/17現在)
両者の価格差は約10,000円といったところ。
まあ、除湿能力に2倍近くの差があるわけですから、
この価格差は順当なところなのかも知れませんね。
でも、価格で決めるよりも、
除湿能力や除湿可能面積で決めた方が
やっぱり正解であると思いますよ。
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2015年モデルCD-H1815とCD-H1015との違いは?
コロナCD-H1816とCD-H1016は2016年のモデルです。
そして、2015年のモデルがCD-H1815とCD-H1015です。
この2016年モデルと2015年モデルは、
型番が違うだけで中身は同じです。
つまり、2016年モデルも2015年モデルも
製品としての性能や機能は同じということです。
それならば、より価格の安い方がお得ですよね。
実際、現在はCD-H1815の方が
CD-H1816よりも人気があります。
Amazonでの現在販売価格を比べてみると
・CD-H1816 39,782円
・CD-H1815 34,576円
といった感じです。
両者の価格差は次第に縮まっていくと思いますが、
今のところはCD-H1815を購入した方がお得ですね。
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同じことがCD-H1016とCD-H1015にも言えます。
Amazonでの現在販売価格は
・CD-H1016 29,339円
・CD-H1015 28,800円
となっています。
ただ、こちらの場合は価格差がそれほどないため、
CD-H1016も意外と売れているようです。
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楽天市場では
・CD-H1816 34,800円
・CD-H1815 33,900円
・CD-H1016 30,800円
・CD-H1015 28,800円
といった感じですね。
*価格は2016年4月17日現在のものです。