コロナ CDM-1016 「どこでもクーラー」は、冷風機能を搭載した衣類乾燥除湿機です。
コロナ CDM-1016 は4輪自在キャスター付きなので、「どこでもクーラー」という名前の通り、好きな場所に簡単に移動できます。
そして、部屋干しの洗濯物を乾かしたり、室内や押入れなどの除湿をしたりできるのはもちろん、自分だけのスポット冷房としても使えるのがこのコロナ CDM-1016 の魅力です。
そんなわけで、コロナ CDM-1016 が現在人気です。
コロナ CDM-1016 の除湿性能
コロナ CDM-1016 はコンプレッサー式の除湿機であり、その除湿能力は、10L/日(60Hz)です。
同じコロナの大容量タイプの除湿機だと、
- CD-H1816 18L/日(60Hz)
- CD-H1016 10L/日(60Hz)
ですので、
CDM-1016 の除湿能力は CD-H1016 とほぼ同じといったところです。
排水タンクは5.8Lと大容量なので、約10時間の連続運転が可能です。
そして、満水になると自動的に運転を停止し、「大きな古時計」のメロディーで知らせてくれます。
なお、ホースを取り付けることによって、連続排水も可能となっています。
コロナ CDM-1016 の衣類乾燥機能
コロナ CDM-1016 は、前面からは冷風が、背面からは温風が出るといったイメージです。
衣類の乾燥を行う場合は、前面の吹き出し口を閉じ、背面の吹き出し口のルーバーを上向きにします。
コロナ CDM-1016 を洗濯物の下に持って行けば、除湿された温風が洗濯物に直接当たり、清潔に素早く乾燥させることができます。
洗濯物2kg相当であれば、約90分で乾燥できます。
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コロナ CDM-1016 の冷風機能とその難点
コロナ CDM-1016 の最大の特長は冷風機能があることです。
ただし、背面からは温風が出てきますので、エアコンのように部屋全体を冷やせるわけではありません。
スポット冷房として短時間だけ自分に冷風を当てるというのでれば、それほど問題はないと思いますが、締め切った室内で長時間冷風運転を行うと、室温が徐々に上昇して来ますのでご注意を。
コロナ CDM-1016 には排熱ダクトが付属されていますが、これを上手く使えば冷房効率は良くなります。
排気口に排熱ダクトを取り付けてその先を外に出せば、とりあえず自分のいる部屋は涼しくなります。
ただし、部屋が密閉されているわけではないので、完全に涼しくなるとは言えないところですね。
また、別売りのダクトパネルを窓に取り付け、そこに排熱ダクトを繋げば、より快適に過ごせます。
まあ、簡易的な窓用エアコンのような感じですね。
でも一度設置したらもう動かしたくなくなるかも。
コロナ CDM-1016 の難点
このように付属の排熱ダクトを使えば、その冷風機能もイイ感じに使えそうですが、この排熱ダクトが短いというのがひとつのネックです。
実際、コロナ CDM-1016 購入者の口コミには
「排熱ダクトが短すぎる!」
というものがけっこう多いです。
排熱ダクトが短いために、本体を置く場所は結局窓際などに制限されてしまいます。
この製品は「どこでもクーラー」という名前ですが、実際にはどこにでも置けるわけではないようです。
そんなわけで、排熱ダクトを自作している人もけっこう多いみたいです。
コロナのHPでは、故障の原因となるので付属の排熱ダクト以外は使わないように、そしてダクトは延長しないようにと書かれていますが、実際のユーザーにしてみれば、「それじゃ使えないよ」といった感じですかね。
まあ、コロナ CDM-1016 の冷風機能にはあまり大きな期待をしない方が良いのかも知れません。
コロナ CDM-1016 の販売店
コロナ CDM-1016 の冷風機能にはあまり期待しない方が良いと書きましたが、すべて分かった上で上手に使えば便利な製品だと思いますし、実際に人気もあります。
コロナ どこでもクーラーは楽天市場やヤフーショッピングで購入できます。
<追記 2018/07/16>
現在では後継モデルの CDM-1017 や CDM-1018 の方が安いです。
コロナ どこでもクーラーは、除湿機としての性能や衣類乾燥機能に関しては優れていると思います。
冷風機能はオマケ程度と思った方がイイかも。
そして、その方が上手に使えるかも知れませんね。