山善の「DCTS-A091」とアラジンの「AEH-GM903N」は非常によく似た暖房機器です。
いずれもスリムなタワー型のグラファイトヒーターであり、サイズも重量もほぼ同じ。
出力は「強900W」「弱450W」の2段階切替で、自動首振り機能があるところも同じです。
ただ、両者のデザインは結構違いますし、価格は山善「DCTS-A091」の方が少し安いです。
よって、このあたりが選択の決め手となりそうですが、よく調べてみると他にもいくつか違うところがあるんです。
山善 DCTS-A091とアラジン AEH-GM903Nのデザインを比較
山善「DCTS-A091」もアラジン「AEH-GM903N」も、直径30cmの円形の台座の上に本体が乗っかているという構造です。
異なっているのはその本体の形状です。
山善「DCTS-A091」の本体は完全なる円筒形ですが、アラジン「AEH-GM903N」の本体は平べったい形をしています。
上から見ると「雲形」というか「ギョーザ」のような形です。
よって、どちらのデザインを良しとするかは人によって分かれそうですね。
また、山善「DCTS-A091」には「ホワイト」「シャンパンゴールド」「ブラック」がありますが、アラジン「AEH-GM903N」の方は「ホワイト」のみです。
よって、「ホワイト」以外のカラーが欲しい方は山善「DCTS-A091」にするしかありませんし、アラジン「AEH-GM903N」のデザインが気に入っている方は「ホワイト」しか選べないということです。
山善 DCTS-A091とアラジン AEH-GM903Nの首振り角度の違い
山善「DCTS-A091」もアラジン「AEH-GM903N」も、自動首振り機能を備えています。
ただ、山善「DCTS-A091」の首振り角度が70度なのに対し、アラジン「AEH-GM903N」の首振り角度はその倍の140度です。
つまり、アラジン「AEH-GM903N」の方が広範囲に熱を届けられるというわけです。
しかしながら、「それって広すぎじゃない?」という声も聞こえてきそうですね。
室内に2人しかいない場合なら70度で十分な気がしますし、140度も首振りしたらかえって熱が分散しそうです。
逆に大人数があちらこちらに点在しているケースなら140度でも良さそうです。
例えば、こどもの多い家庭ならそうした状況もあるでしょうね。
山善 DCTS-A091とアラジン AEH-GM903Nの安全装置の違い
山善「DCTS-A091」もアラジン「AEH-GM903N」も、転倒オフスイッチを備えています。
ただし、山善「DCTS-A091」の方が単なる「転倒オフスイッチ」なのに対し、アラジン「AEH-GM903N」の方は「二重安全転倒オフスイッチ」となっています。
この「二重安全転倒オフスイッチ」は通常の「転倒オフスイッチ」と違い、一度転倒した場合には製品を起こさない限り通電することがありません。
というわけで、安全性ではアラジン「AEH-GM903N」の方が優れているといえそうです。
山善 DCTS-A091とアラジン AEH-GM903Nの保証の違い
山善「DCTS-A091」にはメーカー保証が1年付いています。
一方のアラジン「AEH-GM903N」の保証は「本体1年」「グラファイトヒーター2年」となっています。
よって、保証面でもアラジン「AEH-GM903N」の方が優れているといえますね。
山善 DCTS-A091とアラジン AEH-GM903Nの価格と通販情報
両機種の楽天市場での最安値は以下の通りです。(2022/12/07現在)
- 山善 DCTS-A091:9,799円
- アラジン AEH-GM903N:10,707円
というわけで、山善「DCTS-A091」の方が少し安いです。
ただ、機能面、安全面、保証面ではアラジン「AEH-GM903N」の方が優れているので、この価格差も順当なところでしょう。
結局のところ、デザインやカラーの好みで選ぶのが一番良いのかも知れません。
ということで、ここまでの記事内容を参考にしながら、貴方が好きな方の機種を選ぶと良いでしょう。
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