マットが要らない布団乾燥機の人気機種と言えば、象印の「スマートドライ」、日立の「アッとドライ」、そして、アイリスオーヤマの「カラリエ」ですね。
特にカラリエは本体が軽くてコンパクトなので、非常に使いやすいということで人気があります。
このカラリエの初代モデルが FK-C1 ですが、2016年の秋からニューモデル FK-C2 が登場しています。
この両者、操作パネルのデザインが違っているだけで見た目はほとんど変わりありませんが、
アイリスオーヤマのホームページでは、
- カラリエ FK-C1「シングルタイプ」
- カラリエ FK-C2「ハイパワータイプ」
と銘打たれています。
どうやらニューモデルの FK-C2 は、従来の FK-C1 よりもパワーアップしているみたいです。
今回はそのあたりを紹介してみましょう。
カラリエ FK-C2 の立体ノズルとは?
アイリスオーヤマ カラリエ FK-C1 は、乾燥マットの要らない布団乾燥機であり、伸ばしたホースを布団の間に差し込んで、そこから温風を吹き込むという方式の製品です。
もちろん、新機種の FK-C2 も同じ方式をとっていますが、ホースの先にあるノズルが新しくなっています。
FK-C1 のノズルは単なるノズルですが、FK-C2 のノズルには可動するカバーのようなものが付いていて、これを上に開くことによって布団を押し上げ、布団の中に空間を作ることが出来ます。
布団の中に空間ができれば温風はより広範囲に広がります。
「立体ノズル」と命名されたこの新しいノズルにより、FK-C2 はより効率よく布団の乾燥が出来るようになったわけです。
カラリエ FK-C2 はハイパワータイプ!
カラリエ FK-C2 は「ハイパワータイプ」と銘打たれている通り、従来の FK-C1 よりもパワーがアップしています。
従来のカラリエ FK-C1 と比べてみると、風量は約120%、ヒーター出力も約120%アップしています。
したがって、カラリエ FK-C2 であれば、ダブルサイズの布団でもふっくらと乾燥できます。
ただ、このカラリエ FK-C2 の登場により、従来の FK-C1 は「シングルタイプ」と呼ばれるようになってしまいました。
これはちょっと不憫な感じもしますね。
カラリエ FK-C1 と FK-C2 のサイズの違い
カラリエ FK-C2 のサイズは、パワーがアップした分、FK-C1 よりも若干大きくなっています。
両者のサイズは以下の通りです。
- FK-C1 幅16cm×高さ36cm×奥行12.5cm
- FK-C2 幅16cm×高さ36cm×奥行14cm
というわけで、FK-C2 の方が多少奥行がありますが、ほとんど気にならない程度の差だと思います。
また、本体重量も
- FK-C1 約1.7kg
- FK-C2 約1.8kg
と、多少重くなっていますが、これもほとんど気にならないと思われます。
アイリスオーヤマの布団乾燥機 カラリエは、軽くて小さいというのが大きな特長のひとつです。
新機種のカラリエ FK-C2 は、この基本思想を崩さずにパワーアップを図ったモデル、と言うことが出来るでしょうね。
カラリエ FK-C1 と FK-C2 の共通機能
ここまで紹介してきたように、カラリエFK-C1とFK-C2の違いは以下の通りです。
- 立体ノズルになったこと
- パワーがアップしていること
- サイズと重量の若干の違い
その他の機能は両者とも同じです。
運転モードは「ふとん乾燥 冬」「ふとん乾燥 夏」「あたため」「ダニ退治」の4つ。
現在の運転状況が一目で分かる「温風サイン」や「残り運転時間表示モニター」を搭載。
くつ乾燥アタッチメントを使えば、雨に濡れた運動靴や長靴の乾燥も出来る。
部屋干し衣類の乾燥や、押入れ、クローセットのカビ対策、スポット暖房にも使える。
とまあ、こんな感じですね。
最後は FK-C2 の価格がどのくらいなのか?という問題を残すのみですね。
カラリエ FK-C2 と FK-C1 の価格と販売店
楽天市場での現在の最安値は
- FK-C1 7,955円
- FK-C2 13,100円
といった感じです。(2016/10/16現在)
パワーアップした進化型にするのか、それとも価格の安い従来機でも十分なのか、よく検討してから選ぶと良いでしょうね。