ダイキン セラムヒートは、コロナ コアヒートと並ぶ電気ストーブの人気商品です。
このダイキン セラムヒートの現在の売れ筋商品は、ERFT11SS と CER11NS の2機種です。
いずれもセラミックコーティングシーズヒーター搭載で、パワーも共に最大1100Wですので、暖かさに関しては両者は同じであると言えます。
しかし、その販売価格には大きな差があるんですよね。
暖かさは同じなのに、何故こうした価格差があるのか?
今回はそのあたりを探ってみたいと思います。
セラムヒート ERFT11SS と CER11NS の違い
セラムヒート ERFT11SS は2015年のモデル。
現在の最新モデル ERFT11TS のひとつ前の機種です。
一方、セラムヒート CER11NS は2012年のモデルです。
つまり、CER11NS はけっこう古い機種というわけですが、いまだに人気となっているのには何か理由がありそうですね。
冒頭でも紹介しましたが、この2機種は同じ熱源を搭載し最大出力も1100Wなので、その暖房性能はほとんど同じです。
それでは一体どこが違うのかというと、それは機能面での違いであると言えそうです。
簡単に言うと、ERFT11SS にはマイコン制御による様々な機能が搭載されていますが、CER11NS にはこういった機能が無いということです。
つまり、CER11NS は完全マニュアル型とも言える機種であり、それだからこそ価格も安くなっているということです。
でも、実際にこの CER11NS が人気であるということは、
「余計な機能など要らない」
「マニュアル型で十分」
と考えている人たちも多いということですね。
ダイキン セラムヒート ERFT11SS の機能
マイコンを搭載したセラムヒート ERFT11SS には、
・リズムモード
・センサーモード
・速暖モード
の3つのモードがあります。
「リズムモード」は、パワーに強弱をつけて運転することで、ムダなく一定の暖かさをキープできるという機能です。
「センサーモード」は、設定温度まで暖まると自動的にパワーをセーブする機能です。
設定温度は約20℃、約22℃、約24℃の3段階から選べます。
「速暖モード」では、立ち上がりは全力で暖房運転し、暖かくなったら設定の暖房運転になります。
「リズムモード」も「センサーモード」も室温を一定に保ち暖め過ぎを防ぐという機能であり、電気代の節約には一役買いそうです。
でも、機能がちょっとカブッてるんじゃないの?といった感じも否めないですね。
スポンサーリンク
ダイキン セラムヒート CER11NS の機能
セラムヒート CER11NS には、先に述べたような自動的に温度を制御するような機能はありません。
ちょっと暑くなって来たなと感じたら、自分でパワーを下げるなどの操作が必要です。
まあ、こうした作業が面倒に感じる方は自動制御機能のある ERFT11SS にした方が良いかも知れません。
逆に、自分で操作することに抵抗がないというのであれば、価格の安い CER11NS にした方がお得ということです。
CER11NS には、ERFT11SS と同じように自動首振り機能や切タイマーなども付いています。
温度調節は自身で行う必要がありますが、その他は ERFT11SS と同じように使えます。
ちなみに、CER11NS の反射板は可動式になっており、ヒーターの照射角度を内向き・外向きに設定できます。
これを上手く使えば、暖房効率が良くなり節電にも貢献できそうです。
セラムヒート ERFT11SS と CER11NS の価格と販売店
ダイキン セラムヒートは、楽天市場やヤフーショッピングで購入できます。
ネットでの通販価格は日々変動しますので、価格のチェックはその都度行うことをオススメします。
ここまで見てきたように、ERFT11SS と CER11NS の違いは、温度を自動制御する機能があるのか無いのかということです。
現在ダイキン セラムヒートの購入を検討している方は、このあたりをポイントとして選択すると良いと思います。