デロンギのベルカルド オイルヒーター RHJ75V0915 は、同社のオイルヒーターの中では最も優れたモデルです。
デロンギの最新型上位モデルということで、このベルカルド オイルヒーターの価格は高めですが、現在なかなかの人気を集めていますし、その評判も非常に良いようです。
近年では格安なオイルヒーターも出回っていますが、やはり「しっかりとしたオイルヒーターが欲しい!」という方にはこのベルカルド オイルヒーターが最適かも知れませんね。
ちなみに「ベルカルド」とは、「心地良い暖かさ」というイタリア語の造語のようです。
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デロンギ ベルカルド オイルヒーターの特徴
オイルヒーターのメリットには
- 空気を汚さない
- 空気を乾燥させない
- 火傷や火事の心配がない
- 音がほとんどしない
- 燃料の補充が要らない
といったものがあります。
ここだけ見ると「オイルヒーターってイイじゃん!」と思われるかも知れませんが、
実はこのオイルヒーターには
- すぐに暖まらない
- 電気代がかかる
という大きなデメリットも存在します。
逆に言えば、これらのデメリットをどの程度改善できているかが、そのオイルヒーターの価値を決めることになります。
デロンギ ベルカルド オイルヒーターは、最新の「ECO運転モード」と「24時間タイマー」でこれらのデメリットを改善しています。
ムダな電気代を抑える「ECO運転モード」
ベルカルド オイルヒーターの「ECO運転モード」は、最適な電力レベルに自動調節する運転モードであり、設定温度よりもわずかに控えめに運転します。
通常運転だと、どうしても暖めすぎによるムダが発生しますが、「ECO運転モード」ならそのムダを抑えることができます。
この「ECO運転モード」を使用すると、通常運転に比べて20%節電が出来るということです。
ベルカルド オイルヒーターの「24時間タイマー」
オイルヒーターには即暖性はありません。
例えば、朝起きた時にスイッチを入れても、部屋が暖まる頃にはもう出勤しなければならない・・・なんてケースになることもあります。
この問題を解決するにはタイマーが必要です。
ベルカルド オイルヒーターの「24時間タイマー」には「在宅中」「外出中」「就寝中」の3つのモードがあり、これらを組み合わせることで、自分の生活に合った運転プログラムを構築することができます。
例えば、起床の少し前から部屋を暖めておけば、朝は気持ちよく起きられるでしょうし、そのまま出勤してもタイマーが消し忘れを防いでくれます。
そして、帰宅時間に合わせてタイマーをセットしておけば、暖かい部屋に帰って来ることができます。
また、就寝時は低めの温度設定にして眠った後に電源が切れるといった感じです。
一旦このようにプログラムしてしまえば、何もしなくても常に快適な状態で生活できるというわけ。
デロンギ ベルカルド オイルヒーターがあれば、寒い冬の時期も楽しく過ごせそうです。
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デロンギ ベルカルド オイルヒーターの口コミ
デロンギ ベルカルド オイルヒーターの購入者の口コミは以下の様な感じです。
●オイルヒーターの利点と欠点を承知した上で購入しました。やはり音が静かなのが良いです。PCで動画や音楽を聴いている時に全く邪魔になりません。でも即暖性はありません。1時間くらいかけてゆっくりと部屋が暖まっていく感じです。でもタイマー予約もできるし室内は穏やかに暖かいので、まあ満足といったところです。利点と欠点を分かった上で使えば不満はないと思います。
●静かで空気を汚さず乾燥もしないので、肺を患ったことのある私にはピッタリです。夜中にトイレに起きる時も寒くないのが嬉しいです。マンションに一人住まいですが、夕方帰宅した時に玄関がほんのりと暖かくなっているのにほっとします。電気代もおそらく昔のタイプほどかからないと思います。ペットの猫にも良かったと思います。
●サーモスタットの性能が非常に優秀であり、設定温度の維持が上手くできているように感じます。これなら24時間タイマーでスイッチ入れっ放しでもOKです。操作性もシンプルで、余計なボタンを排した設計もなかなか良く、リモコンも付いているので便利です。
●寝室に置いて使っています。当マンションでは灯油が使えずエアコンだと乾燥が気になるので、オイルヒーターにしましたが電気代がネックでした。でも、このベルカルドはムダな電力を抑えられるし、24時間タイマーでそれぞれの温度や電力の調整ができて良いです。
●デスクワーク時の足元や腰の冷え対策に試してみました。もちろんすぐに暖まる訳ではありませんが、一時間ほどすると部屋がいい感じに暖まります。何よりも動作音がなく静かで空気の乾燥も無い快適な空間が得られるのが良いです。特に集中力が必要な場面には非常に良いですし、音楽を聴く時や睡眠時などにも良いと思います。
デロンギ ベルカルド オイルヒーターの難点?
デロンギ ベルカルド オイルヒーターの操作パネルには、ボタンが2つとクリックノブがあるだけです。
よって、これだけで様々な操作や設定を行うわけですが、これがシンプルでデザイン的にも良いという方がいる反面、逆に分かりにくいという方もいるようです。
実際の口コミにも
「タイマーの使い方とか操作の仕方が直感的にできない」
「タイマーと電源ボタンが並んでいて同じようなマークなので押し間違いがおこりそう」
といったものがあります。
デロンギによれば、ユーザーの使いやすさを追求して直観的に使えるクリックノブを採用したとのことですが、確かに最初はちょっと戸惑うかも知れません。
特にお年寄りにはちょっと分かりづらいと思われるので、お年寄りにプレゼントする場合は注意が必要ですね。
デロンギ ベルカルド オイルヒーターの価格
デロンギ ベルカルド オイルヒーター RHJ75V0915 は、最新型の上位モデルということで価格もちょっと高めです。
デロンギのその他のラインナップと比べると確かにその値段はちょっと高いですが、ワンランク上のオイルヒーターが欲しいという方には、きっと満足できる製品なのではないかと思います。
実際の販売価格は各通販ページで確認して下さい。
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●ヤフーショッピングはこちら
なお、デロンギ ベルカルド オイルヒーターには「RHJ75V0815」という型番のモデルもあります。
このモデルは、フィンの数が「RHJ75V0915」よりも1枚少ない8枚仕様となっています。
よって、若干パワーは劣りますが、サイズはやや小さくなり、価格も安いというメリットがあります。
オイルヒーターの効果的な設置の仕方
せっかくデロンギ ベルカルド オイルヒーターを購入しても、設置の仕方が悪いとその効果が十分に発揮できません。
最後にオイルヒーターの効果的な設置方法を紹介しておきましょう。
オイルヒーターの暖房効果は、オイルヒーターの熱が冷気の侵入をブロックすることで高まります。
したがって、オイルヒーターは屋外からの冷気に影響されやすい窓際や外気に触れている壁際に置くのが正解です。
例えば、窓と反対側のドア側に設置してしまうと、ドアから暖気が逃げやすくなり、窓から侵入する冷気によって室内の温度にムラができやすくなります。
窓のある部屋では窓側に置くようにしましょう。
また、窓からの冷気の侵入を防ぐために、厚手で長めのカーテンを付けたり、窓に断熱シートを貼ったり、サッシに断熱テープを貼るなどすると、オイルヒーターの暖房効率はより良くなります。
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