パナソニックのオーブンレンジを大きく分けると、ビストロとエレックの2種類に分けられます。
ビストロは容量が大きく高機能というイメージですが、エレックはコンパクトで必要十分な機能を備え、価格を抑えたモデルという感じです。
で、そのエレックの中で現在人気が高いのが、パナソニック エレック NE-MS263 というモデルです。
そもそも、NE-MS261 から続くこのシリーズは人気が高く、この NE-MS263 の前機種であるNE-MS262 も非常に人気の高いオーブンレンジでした。
そして、このシリーズは外観はほとんど変わっていませんが、機能的には少しずつ進化しています。
となると気になるのは、最新モデルの NE-MS263 は、前機種 NE-MS262 とどう違うのか?ということですね。
今回はこのあたりのところを紹介してみましょう。
パナソニック NE-MS263 の新しい機能とは?
パナソニック NE-MS263 には、前機種 NE-MS262 には無かった2つの新しい機能が搭載されています。
ひとつは自動メニューの中に「煮物10分」が加わったこと。
そしてもうひとつは、料理をする時にあると便利な「キッチンタイマーボタン」が付いたことです。
NE-MS263 の「煮物10分」メニュー
NE-MS263 の自動メニューに新たに加わった「煮物10分」は、2~3人分の煮物が約10分で作れるというものです。
(注)下ごしらえの時間は別ですよ。
少ない水の量で調理するので短時間で作れるとのことですが、食べたい時にすぐ作れるのは煮物好きには嬉しいところです。
この「煮物10分」メニューには
- かぼちゃ
- 大根とツナ
- 豚肉じゃが
の3種類があります。
よって、NE-MS263 では自動メニューが増えていると思われるかも知れませんが、実はそうではありません。
前機種の NE-MS262 の自動メニューには「お弁当セット」というメニューがありましたが、NE-MS263 ではこの「お弁当セット」が無くなっています。
つまり、NE-MS263 では自動メニューが増えたのではなく、メニューの内容が変更されているということです。
このシリーズはサイズやデザインがほぼ変わっていません。
よって、操作パネルの面積やメニューを記載する場所の面積なども変わっていません。
したがって、ある程度の数以上のメニューを増やすことはどうやら難しいようです。
そこで、NE-MS263 では「煮物10分」が追加された分、「お弁当セット」が削られたということです。
ちなみにこの「お弁当セット」には
- チキン
- ポーク
- さけ
- さば
というメニューがあります。
まあ、何というかザックリとしたメニューですので、これよりも「煮物10分」の方が有用かも知れませんね。
でも、中には「お弁当セット」の方が良かった!という人もいるかも・・・
この辺は人それぞれですので何とも言えないところですね。
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NE-MS263 のキッチンタイマーが便利!
NE-MS263 には「キッチンタイマーボタン」が付きました。
この機能は NE-MS263 での調理とは直接関係なく、単なるキッチンタイマーとして働くものですが、普通にコンロなどで料理をする際に、揚げ時間や焼き時間などを管理するのに便利です。
タイマーはダイヤルで30秒から180分まで設定できます。
NE-MS263 と NE-MS262 の難点は同じ?
「煮物10分」メニューの追加され「お弁当セット」が無くなっていることと、「キッチンタイマーボタン」が搭載されていること以外は、NE-MS263 と NE-MS262 はほとんど同じです。
NE-MS262 から追加された「ノンフライ」メニューや、自動メニューでの人数設定機能などは、もちろんNE-MS263 にも付いています。
ただ、トーストを焼く場合は裏返す必要があるというNE-MS262 の難点もそのまま NE-MS263 に継承されています。
そもそもオーブンレンジはトーストには向いていませんので、トーストが焼けるというだけでも結構スゴイことなのですが、やはり裏返すという作業が面倒に感じる方も多いはず。
そんな方は普通にオーブントースターを使った方が良いかも。
でも、コレ1台あればチン!もトーストできると考えれば、キッチンの狭い方にはなかなか重宝するのでは?
まあ、ちょっと裏返せば済むことですし・・・
パナソニック エレック NE-MS263 の価格と販売店
パナソニック エレック NE-MS263 は、楽天市場やヤフーショッピングなどで購入できます。
ネットでの通販価格は日々変動しますので、その都度チェックすることをお勧めします。
<追記>2018/07/09
現在では NE-MS263 の後継モデルである NE-MS264 の方が安いようです。