Panasonicには、マットを使用する従来型のふとん乾燥機と、マットの要らないふとん乾燥機の両方がありますが、Panasonicの場合、マット不要のふとん乾燥機は「ふとん暖め乾燥機」という名称になっています。
そして、この「ふとん暖め乾燥機」の最新モデルがPanasonic FD-F06X2 です。
この Panasonic ふとん暖め乾燥機 FD-F06X2 は、アタッチメントなどを装着する必要が無く、ノズルの付いたホースを伸ばしてふとんの中に差すだけでOK。
とにかく手軽に使える!というのが、Panasonic FD-F06X2 の最大の魅力です。
このPanasonic FD-F06X2 は2016年10月に発売されたモデルで、同社の2015年モデル FD-F06X1 の後継機種となります。
では、この FD-F06X2 と 前機種 FD-F06X1 では、何が違っているんでしょうか?
Panasonic FD-F06X2 と FD-F06X1 の違い
Panasonic FD-F06X2 と FD-F06X1 の見た目はほとんど一緒。
操作パネルのカラーが若干違っている程度です。
そして、サイズも性能も全く一緒です。
ただ、1点だけ違っているところがあります。
それは両者のホースの長さです。
前機種 FD-F06X1 のホースの長さは80cmでしたが、新機種 FD-F06X2 では20cm伸びて100cmになっています。
(注)このホースの長さとは本体+ホースの根元までです。
なお、本体+吹出し口先端までは FD-F06X2 だと約121cmとなります。
FD-F06X2 はホースが長くなったことで、FD-F06X1 よりも使いやすくなっていると言えます。
実は、前機種 FD-F06X1 の利用者の口コミには、
「ホースが短くて畳に敷いたふとんには使いづらい」
というものがありました。
つまり、畳にふとんを敷いて寝ている人たちには、前機種 FD-F06X1 はあまり向いていなかったわけです。
しかし、新機種 FD-F06X2 はホースが20㎝長くなっていますので、こうした問題も解消されるのではないかと思います。
Panasonic ふとん暖め乾燥機の難点?
さて、ホースが長くなったPanasonic FD-F06X2 は、ベッドでも床に敷いたふとんでも使いやすくなりました。
でも、そもそも前機種の Panasonic FD-F06X1 が、床に敷いたふとんでは使いづらかったというのは、単にホースが短かったということだけでなく、「本体を横に倒して使用することが出来ない」ということも大きな原因となっているわけです。
この仕様はPanasonic FD-F06X2 も同様です。
例えば、日立の「アッとドライ」シリーズは、縦向きでも横向きでも使うことが出来ますし、象印スマートドライやアイリスオーヤマのカラリエなどは、基本的に横に倒した状態で使用します。
つまり、本体を横に倒して使うことができれば、ホースの長さもあまり問題にならないはず。
象印スマートドライなんてホースもありませんからね。
こう考えると、Panasonicのふとん暖め乾燥機は、どうして横向きでも使えるようにしなかったのか?と思ってしまいますが、まあ、おそらくこれは構造上色々と問題があるんでしょう。
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Panasonic ふとん暖め乾燥機 FD-F06X2 のメリット
Panasonic FD-F06X2 は縦向きでしか使えませんので、他社製品に比べてちょっと不便な感じがするかも知れません。
でも、実はそうでもないんですよね。
Panasonic FD-F06X2 は、ホースとノズルが一体型構造となっているのが大きな特長です。
このノズル部分を手で持ってサッと引き出せば、そのままホースも自然に伸ばせます。
そして、そのノズルをふとんの中に差し込むだけ。
この手軽さは他社の製品よりも優れていると言えそうです。
日立の「アッとドライ」シリーズの場合は、ホースにふとん乾燥アタッチメントを装着する手間がありますからね。
では、アタッチメントの無い象印スマートドライやアイリスオーヤマのカラリエと比べた場合はどうなのか?
Panasonic FD-F06X2 は本体を床に置いたまま使います。
スマートドライやカラリエは本体をふとんの上に置いて使います。
この使い方の違いが、特にベッドで使用する時に差を生みます。
Panasonic FD-F06X2 の場合は、ベッド脇に置いた本体からノズル(ホース)を引き伸ばすだけでよく、ふとんを暖め終わったらノズルを元に戻すだけでOK。
一方、スマートドライやカラリエでは、先ず本体を持ち上げてふとんの枕元などに置き、スマートドライの場合は吹き出し口を開けて、カラリエの場合はホースを伸ばしてセットします。
そして、ふとんの暖めが終わったら、スマートドライの場合は吹き出し口を閉めて、カラリエの場合はホースをたたんでから、再び本体を持ち上げてふとんから外さなければいけません。
そうしないと眠れませんからね・・・
ちなみに、カラリエは床に縦置きにした状態でも使えそうですが、そうなるとホースがちょっと短いです。
こうしてみると、Panasonic ふとん暖め乾燥機 FD-F06X2 が、非常に手軽に使える製品であることが分かります。
そして、このPanasonic FD-F06X2 は、縦向きのまま床に置いて使うのが正解というわけです。
特にベッド派で面倒臭がり屋さんにはイイかも知れません。
Panasonic FD-F06X2 と FD-F06X1 の価格
Panasonic ふとん暖め乾燥機は、楽天市場などのECサイトで購入できます。
楽天市場での FD-F06X2 の最安値は現在17,150円です。(2019/01/08現在)
なお、FD-F06X1 はすでに生産を終了しています。
ヤフーショッピングでも販売されています。
⇒ Panasonic ふとん暖め乾燥機(ヤフーショッピング)
このPanasonic FD-F06X2 はナノイー搭載モデルですが、ナノイーを搭載していない FD-F06S2 というモデルもあります。
当然、こちらの方が価格は安いですので、ナノイーは要らないという方には FD-F06S2 がオススメです。