山善「YDC-C601」と「YDC-C100」は、いずれもシンプルなコンプレッサー式の除湿機です。
この両機種の違いは除湿能力であり、「YDC-C100」は「YDC-C601」のほぼ2倍のパワーがあります。
でも、実際に人気があるのは「YDC-C601」の方です。
要するに、「YDC-C601」のパワーで十分!という方が多いということでしょう。
では、「YDC-C601」のパワーはどの程度なのか?を、「YDC-C100」と比較しながら見ていきましょう。
YDC-C601とYDC-C100の除湿能力
「YDC-C601」と「YDC-C100」の除湿能力、及び除湿面積の目安は次の通りです。
<除湿能力 (50Hz:60Hz)>
- YDC-C601 5.0L/日:6.0L/日
- YDC-C100 9.0L/日:10.0L/日
<除湿面積の目安 (50Hz:60Hz)>
- YDC-C601 鉄筋13畳/木造6畳:鉄筋14畳/木造7畳
- YDC-C100 鉄筋23畳/木造11畳:鉄筋23畳/木造13畳
ということで、「YDC-C100」のパワーは「YDC-C601」の2倍近くあることが分かります。
でも、鉄筋のマンションや一般住宅であれば「YDC-C601」で十分な感じがしますね。
一方、木造8畳以上で使う場合や、とにかくパワフルに除湿したい!という方なら「YDC-C100」の方が良さそうです。
YDC-C601とYDC-C100のサイズと重さ
「YDC-C601」と「YDC-C100」の本体サイズ、及び重量は次の通りです。
<本体サイズ>
- YDC-C601 幅27.6×奥行18.5×高さ48cm
- YDC-C100 幅27.6×奥行24.2×高さ50.3cm
<本体重量>
- YDC-C601 約10.8kg
- YDC-C100 約12.4kg
サイズ的には幅と高さは同じくらいであり、奥行きは「YDC-C100」の方があるという感じです。
重さも「YDC-C100」の方がありますが、「YDC-C100」はキャスター付きなので移動は楽に出来そうです。
逆に「YDC-C601」にはキャスターが付いていないので、持ち運ぶのにはけっこう重いかも知れません。
実際、「YDC-C601」の口コミにも「持ち運びするにはかなり重い」といったものが多々ありますので、この件に関しては覚悟しておくべきでしょう。
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YDC-C601とYDC-C100の水タンクの違い
「YDC-C601」と「YDC-C100」とでは、水タンクの仕様が違います。
<水タンク容量>
- YDC-C601 約2.0L
- YDC-C100 約4.5L
よって「YDC-C601」の方が排水頻度が多くなります。
さらに、「YDC-C601」の口コミには
- タンクが取り外しにくい
- 水がこぼれやすい
といったものも多く見られます。
というわけで、「YDC-C601」の場合は排水作業に難がありそうです。
一方「YDC-C100」の水タンクは大容量なので、排水頻度も少なくて済みます。
さらに、「YDC-C100」の水タンクには蓋と取っ手があるため、水がこぼれにくく移動も楽にできます。
よって、「YDC-C100」の方がストレスなく排水作業ができそうです。
YDC-C601とYDC-C100の機能の違い
「YDC-C601」も「YDC-C100」も機能的にはシンプルであり、ほとんど同じような機能を備えています。
ただし、「YDC-C100」は風量を「弱・強」の2段階で切り換えできますが、「YDC-C601」には風量切替機能が無いというところが違います。
その他の機能はほぼ同じです。
<共通機能>
- ルーバー:手動で3段階調節可能
- 除湿運転:40~70%で設定可能
- 入/切タイマー:1~8時間
- 衣類乾燥モード:あり
まとめ
今回の記事をまとめると以下のようになります。
- 「YDC-C100」の方がパワーがある
- 「YDC-C100」の方が移動が楽
- 「YDC-C100」の方が排水頻度が少ない
- 「YDC-C100」の方が水を捨てやすい
- 「YDC-C100」は風量切替ができる
というわけで、「YDC-C100」の方が使いやすいといえそうです。
とはいえ、狭い部屋に大容量の除湿機を置くのもちょっと・・・
確かに「YDC-C601」にはいくつかの難点もありますが、事前にそれが分かっていればそれなりの対処もできるかと思います。
というわけで、この辺りのことを踏まえながら、貴方にピッタリな方のモデルを選ぶと良いでしょう。
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