象印といえば、炊飯ジャーや電気ポットなどが有名ですが、実は電気ケトルも製造・販売しています。
そして、その電気ケトルの中で現在人気なのが、象印 CK-AW10 という機種です。
この CK-AW10 の最大の特徴は保温機能が付いていることです。
「えっ、何で保温機能なんて付いてんの?」
「それじゃ、電気ケトルじゃなくて電気ポットじゃん!」
といったツッコミも聞こえて来そうですが、最近ではあのティファールからも保温機能付きの電気ケトルが発売されています。
どうやら「電気ケトル=保温機能無し」という常識が、ここに来てちょっと崩れ始めているのかも・・・
ただ、この象印 CK-AW10 は2014年に発売されているモデル。
つまり結構前からこの製品はあったわけですが、知っている人は知っている、知らない人は知らないという感じ。
これは多分「電気ケトルに保温機能は要らない」という、いつの間にかできた神話のせいかも・・・
電気ケトルの基本思想
電気ケトルという製品の基本思想は「使いたい時に使う分だけのお湯を沸かす」というもの。
したがって、そもそも電気ケトルには保温するという概念は無かったわけです。
実際、現在市販されている電気ケトルのほとんどには、保温機能などは付いていません。
ところが電気ケトルの老舗であるティファールが、2017年3月に保温機能付きの電気ケトルを発売しました。
この新商品の発売にはちょっと驚きましたが、何故今さら保温機能などを付けるのか?といった疑問も浮かびます。
でも、よく考えてみればその方が便利な場合も色々とあるわけです。
電気ケトルに保温機能があってもイイじゃん!
象印 電気ケトル CK-AW10 の保温機能は、沸騰後のお湯を約90℃で1時間だけ保温するというものです。
つまり、電気ポットのようにずっと保温し続けるわけではありません。
そもそも電気ケトルを選ぶ人は、使わないのに保温するということに無駄を感じるはず。
でも、1時間くらいなら保温してあった方が便利かも・・・
まあ、このあたりはそれぞれの家庭の状況で変わって来ると思いますが、電気ケトルに保温機能があってもイイじゃん!という話です。
例えば、4人家族の朝の場合、最初に起きたママがお茶を飲む。
その10分後に息子が起きてコーヒーを飲む。
その15分後に娘が起きてスープを飲む。
最後にパパが起きてコーヒーを飲む。
そして、コーヒー好きなパパは1杯飲んだ後に、さらにもう1杯お代わりを飲む。
こうした状況下ではその都度電気ケトルでお湯を沸かすよりも、一度沸かして保温しておいた方が便利なのでは?
それなら電気ポットを使えばイイじゃん!という話にもなりますが、丁度良いサイズ感と速くお湯が沸かせることを考えると、保温機能付きの電気ケトルの方が使いやすいかも!ということです。
ちなみに、象印 CK-AW10 の保温機能は、必要ない時はボタン一つで切ることも出来ます。
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象印 電気ケトル CK-AW10 のその他の特長
象印 電気ケトル CK-AW10 には、保温機能の他にも様々な特長があります。
<転倒湯漏れ防止構造>
フタがしっかりとロックされていれば、本体が倒れても中のお湯がこぼれにくくなっています。
<プラチナフッ素加工内容器>
内容器にコーティングされたプラチナナノ粒子の作用でお湯が弱アルカリ性に変化します。
この弱アルカリ化したお湯でお茶を入れると、茶葉からカテキンなどの抽出がより促進されます。
またフタはワンタッチで簡単に外すことができ、フッ素加工された内容器は汚れが付きにくく、広口なのでお手入れも簡単です。
<蒸気レス構造>
熱い蒸気が出ない構造となっているため置き場所を選びませんし、湿気が部屋にこもることもありません。
<カルキとばしコース>
お湯が沸いた後にカルキとばしを行って、気になるカルキ臭を除去する機能が付いています。
<レバー式湯量調節>
手元の給湯レバーの押し加減によって注げる湯量が変わります。
レバーを離すと自動的にロックがかかります。
CK-AW10 と CK-AW08 の違い
象印 CK-AW10 と CK-AW08 の違いは単に容量の違いです。
CK-AW10 は1.0Lタイプで CK-AW08 は0.8Lタイプです。
その他の機能や仕様は両者とも同じです。
カラーはいずれもメタリックレッド(RM)とメタリックブラウン(TM)、ホワイト(WA)があります。
象印 電気ケトル CK-AW10 と CK-AW08 の価格と評判
象印のホームページによると、CK-AW10 は15,000円(税別)、CK-AW08 は14,000円(税別)で販売されています。
ここは楽天市場やヤフーショッピングを利用した方がお得です。
現在の楽天市場ではホワイトが一番安く、
- CK-AW10-WA 7,390円から
- CK-AW08-WA 6,960円から
といった感じです。(2019/03/26現在)
まあ、普通のティファールの電気ケトルと比べると多少その価格は高い感じがしますが、保温機能をはじめ様々な機能が付いていることを考えればこのくらいの価格になるのも当然かも知れません。
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なお、保温機能の付いていない CK-AH10 と CK-AH08 もあります。
保温機能は必要ないという方はこちらを選ぶと良いでしょう。
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