衣類乾燥除湿機の定番商品といえばコロナの Pシリーズ。
このシリーズには毎年新しいモデルが登場しますが、常に売れ続けているベストセラー商品であるといえますね。
しかし、現在このコロナ Pシリーズを凌ぐほどの人気を集めている衣類乾燥除湿機があります。
それが、アイリスオーヤマ DCE-6515 です。
このアイリスオーヤマ DCE-6515 もコロナコロナ Pシリーズも、ともにコンプレッサー式の衣類乾燥除湿機です。
そして、その除湿性能に関してはほとんど同じなのですが、価格的にはアイリスオーヤマ DCE-6515 の方が安いんです。
現在アイリスオーヤマ DCE-6515 の人気が高いのは、こうした理由からでしょうね。
除湿性能が同じなら価格の安い方がイイ!
冒頭でも述べたように、アイリスオーヤマ DCE-6515 とコロナ Pシリーズの除湿性能はほぼ同じです。
その除湿能力は
- アイリス DCE-6515 50Hz:5.5L/日、60Hz:6.5L/日
- コロナ Pシリーズ 50Hz:5.6L/日、60Hz:6.3L/日
と、ほとんど同じであり、
両者の除湿可能面積の目安はともに
- (50Hz)木造:7畳 鉄筋:14畳
- (60Hz)木造:8畳 鉄筋:16畳
となっています。
また、消費電力もほとんど同じであるため、1時間当たりの電気代の目安も共に約5円となっています。
このように両者の除湿性能はほとんど同じですから、それなら価格の安い方がイイよね!ということになるでしょう。
この時点でアイリスオーヤマの方を選ぶのもアリですが、実は機能面ではコロナの方が優れているといえます。
その辺りのところが気になる方は、続いて読み進めてみて下さい。
コロナ Pシリーズ の方が優れているところ
除湿機には空気中から奪った水分を溜めるタンクがありますが、このタンクの容量が両者ではかなり違っています。
<タンク容量>
- コロナ Pシリーズ 3.5L
- アイリスオーヤマ DCE-6515 1.8L
つまり、タンク容量はコロナ Pシリーズ の方が2倍近くあるということです。
除湿機にはタンクに溜まった水を捨てるという手間がありますが、タンク容量が大きい方がその手間も少なくて済みます。
タンク容量が2倍近く大きいコロナ Pシリーズ なら、アイリスオーヤマ DCE-6515 の半分の手間で済むということです。
逆にアイリスオーヤマ DCE-6515 だと、コロナ Pシリーズ の2倍近くの手間がかかるということです。
また、コロナ Pシリーズ には通常のエアフィルターの他にウイルス抑制・除菌・脱臭フィルターが付いています。
よって、除湿をしながら空気もキレイにしてくれます。
ちなみにこのフィルターは10年間交換不要です。
アイリスオーヤマ DCE-6515 にはこうしたフィルターは無く、通常のエアフィルターのみとなります。
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運転方式の違い
コロナ Pシリーズ とアイリスオーヤマ DCE-6515 では、その運転方式も多少異なっています。
コロナ Pシリーズ の運転モードには「衣類乾燥」「標準 除湿」「節約 除湿」「送風」の4種類があります。
「衣類乾燥」は強風で連続除湿運転を行い、「標準 除湿」は弱風で連続除湿運転を行います。
「節約 除湿」ではON/OFFの繰り返し運転により、電気代を約40%節約することができます。
「送風」は弱風での連続送風運転となります。
切タイマーは2H・4H・8Hに設定が可能です。
また、除湿機内部を乾燥させて内部を清潔に保つ「内部乾燥モード」もあります。
一方、アイリスオーヤマ DCE-6515 の運転方式は、コロナ Pシリーズに比べてかなりシンプルです。
こちらは設定した目標湿度に対して自動運転を行います。
目標湿度は40・50・60%の中から選択でき、目標湿度を上回ると除湿運転を行い、目標湿度を下回ると送風運転に切り替わります。
また「連続」を選択すると湿度に関係なく連続除湿運転を行います。
切タイマーの設定はこちらも2H・4H・8Hと同じです。
このようにコロナ Pシリーズはある程度自分でコントロールが可能、アイリスオーヤマ DCE-6515 はほとんどお任せといった感じです。
どっちの方が使い勝手が良いのか?
これは人それぞれで判断も違ってくるかと思います。
結語
今回はコロナ Pシリーズ とアイリスオーヤマ DCE-6515 を色々と比較検証してきましたが、その結果をまとめると以下のようになります。
- 除湿性能はほとんど同じ
- アイリスオーヤマ DCE-6515 の方が価格が安い
- コロナ Pシリーズ の方がタンク容量が大きい
- コロナ Pシリーズ は空気をキレイにできる
- コロナ Pシリーズ には色々な運転モードがある
- アイリスオーヤマ DCE-6515 の運転方式はシンプル
これらの結果を踏まえながら、自分にピッタリな方の除湿機を選ぶと良いかと思います。
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