SHARPから業界では初となる電気無水鍋ヘルシオ ホットクック KN-HT99Aが発売されました。
電気無水鍋とは、その言葉通り、水を使わずに煮物などが作れるという鍋です。
水を使わないヘルシオ ホットクック KN-HT99Aは何とも不思議で画期的な製品なわけです。
でも、水を使わないことにメリットはあるの?という疑問が浮かぶかも知れませんね。
実は、あるんです。
そして、SHARP ヘルシオ ホットクックは材料を入れるだけで、ほぼ自動的に煮物料理が作れる便利な調理器なんです。
ヘルシオ ホットクックの無水調理とは?
SHARP ヘルシオ ホットクックの無水調理とは、基本的に水を使わずに、野菜などの食材に含まれる水分を利用して調理をすることです。
もちろん、水を使わずにすべての料理ができる!というわけではありません。
ヘルシオ ホットクックには全100メニューが用意されていますが、そのうち、自動メニューが85種類で手動メニューが15種類あります。
そして、無水調理が出来るのは自動メニューのうち42種類となっています。
でも、42種類のメニューが水無しで作れるのってやっぱりスゴイですよね。
そして問題は、何故無水調理が良いかということになりますが・・・
ヘルシオ ホットクックの無水調理のメリット
ホットクックの無水調理のメリットは2つほどあります。
ひとつは食材の美味しさが凝縮することであり、もうひとつは食物の栄養素がたっぷり残ることです。
無水調理で美味しさが凝縮!
ヘルシオ ホットクックの無水調理では野菜など食材に含まれる水分を利用します。
ホットクックのふたの内側には円錐の突起が並んでいます。
これは「旨みドリップ加工」と呼ばれています。
調理中の対流熱によって食材から出た蒸気は、この円錐の突起を伝って水となり再び食材の上に落ちてきます。
無水調理では、このサイクルが繰り返されますが、素材の持つ水分を活用しているために素材本来の美味しさが凝縮した料理になります。
栄養素の流出を防ぐ
ヘルシオ ホットクックの無水調理では、食材の持つ水分を活用しているため、食材の持つ栄養成分の流出も抑えられます。
特に、ビタミンCや葉酸などの抗酸化作用を持つ栄養素をより多く残すことができます。
例えば、ホットクックで作った無水料理と通常の鍋で茹でた場合とを比べると
<大根>
・ビタミンCが約1.5倍多く残る
<ほうれんそう>
・葉酸が約1.8倍多く残る
・ミネラル(マグネシウム)が約1.6倍多く残る
といった感じになります。
スポンサーリンク
ヘルシオ ホットクックの自動調理に全部おまかせ!
通常の煮物料理などでは、火加減を調節したり時々鍋をかき回したりする必要がありますが、SHARP ヘルシオ ホットクックならそれもすべて自動でやってくれます。
貴方がすることは、最初に材料を入れるだけ。
後はホットクックが勝手に調理してくれるんです。
ホットクックの自動温度管理とまぜ枝ユニット
ホットクックは微妙な火加減もすべて自動でコントロールします。
煮物などは味が十分に染み込むように、カレーやシチューなどは焦がさずに美味しく出来上がります。
そして、ホットクックの「まぜ枝ユニット」が調理の進行に合わせて自動でかき混ぜてくれます。
もう貴方は鍋を見張る必要はありません。
ホットクックに任せておけば何もしなくても美味しい料理が出来るんです!
*かきまぜるメニューは、85の自動メニューのうち54メニューとなります。
ホットクックの便利な予約調理
ヘルシオ ホットクックは予約調理もできます。
食べたい時間を設定しておけば、その時間にちょうど食べ頃になるように、衛生面に配慮した温度帯でホットクックが自動で調理してくれます。
貴方は事前に食材をセットするだけでOK。
何かと忙しい方も、空いた時間をちょっと利用すれば良いのです。
予約設定時間は最大12時間で予約調理は16メニューあります。
簡単操作&簡単お手入れ~残った料理の保存も簡単!
ホットクックの操作パネルは非常に分かりやすく、左側にメニュー、右側に動作キーが並びます。
メニュー・決定キーでメニュー番号を設定し、動作キーを押せばスタートです。
ホットクックは温め直しもワンタッチで出来ます。
温め直しても、作りたてのような美味しさが味わえます。
また、ホットクックはお手入れも簡単です。
各パーツは取り外しも簡単ですので、汚れが気になったら手軽に洗えます。
料理が残った場合は、内鍋ごと取り出してそのまま冷蔵庫で保存が出来ます。
付属の保存専用ふたを使えば、鍋の上に物を重ねることもできます。
ヘルシオ ホットクック の種類と販売店
<更新 2019/04/23>
現在KN-HT99Aは、SHARP ヘルシオ ホットクックのラインナップから外れています。
その代わりに以下の後継モデルがネットで販売されています。
- KN-HT99B
- KN-HT24B
- KN-HW24C
- KN-HW16D
なお、それぞれのモデルの特長や違いに関する記事もありますので、「ヘルシオ ホットクック」タグからご覧ください。