シャープでは、大容量タイプとコンパクトタイプの2種類の衣類乾燥除湿機が毎年登場します。
その2017年モデルが
- CV-G120(大容量タイプ)
- CV-G71(コンパクトタイプ)
の2つです。
こうした毎年発売されるシリーズものでは「型番が新しくなっただけで中身は同じ」というケースも多いです。
今回ですと、コンパクトタイプの CV-G71 の場合はこのケースに当てはまります。
しかし、大容量タイプの CV-G120 の場合は前年度モデルの CV-F120 と若干違っているところがあります。
では、どういったところが違っているんでしょうか?
CV-G120 と CV-F120 の基本仕様と違い
シャープ CV-G120 は、プラズマクラスター7000を搭載した大容量タイプの衣類乾燥除湿機です。
その基本仕様は
<除湿能力>
・11L/日(50Hz)
・12L/日(60Hz)
<除湿可能面積の目安>
・木造14畳~コンクリート28畳(50Hz)
・木造15畳~コンクリート30畳(60Hz)
<プラズマクラスター適用床面積>
・約11畳
といったところです。
こうした基本仕様は、2017年モデルの CV-G120 も2016年モデルの CV-F120 も同じですが、CV-G120 の方が衣類乾燥スピードが少し速くなり、消費電力も少し抑えられているところが違います。
衣類乾燥時間の短縮と運転音
両者の衣類乾燥時間(2kg)は、
・CV-G120 約75分
・CV-F120 約79分
となっています。
つまり、CV-G120 の方が若干衣類乾燥スピードが速いですが、これは衣類乾燥「強」運転時の風量を上げることによって実現されています。
ただし、風量が上がるためにその運転音も若干上がります。
前モデルの CV-F120 の運転音は45dBでしたが、CV-G120 の運転音は49dBになっています。
ちなみにこの違いは衣類乾燥「強」運転時のみで、他のモードでの運転音は両者とも同じです。
まあ、CV-G120 の方がちょっと速く乾かせるけれど、その分運転音もちょっと大きくなるということです。
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電気代の節約と本体重量
CV-G120 ではコンプレッサーが変更されており、CV-F120 よりも消費電力が抑えられています。
両者の衣類乾燥時の消費電力は
・CV-G120 235W(50Hz)/275W(60Hz)
・CV-F120 270W(50Hz)/280W(60Hz)
となっています。
消費電力が低い方が当然電気代も安くなります。
両者の衣類乾燥1回あたりの電気代目安は
・CV-G120 約8.7円
・CV-F120 約9.4円
となっています。
つまり、2017年モデルの CV-G120 の方が、電気代を節約することができるということです。
ただし、CV-G120 の方が本体重量がやや重くなっています。
これはコンプレッサーの変更が関係していると思われます。
CV-F120 は約12.1kgでしたが、CV-G120 は約13.3kgです。
ちなみに両者の本体サイズは同じです。
まあ、ちょっと重くなったというのは難点ですが、電気代が安くなる方が魅力的だと思います。
シャープ CV-G120 と CV-F120 の通販情報
シャープ CV-G120 や CV-F120 は、楽天市場やヤフーショッピングなどで購入できます。
ネットでの通販価格は日々変動しますので、その都度チェックすることをお勧めします。
ちなみにコンパクトタイプにするのであれば、CV-G71 と CV-F71 の2機種のうち価格の安い方を選んだ方が良いでしょう。
両者は型番が違うだけで中身は同じですからね。