トヨトミはコロナやコイズミと同じく、古くから窓用エアコンを製造・販売しているメーカー。
このトヨトミの窓用エアコンには、コロナやコイズミには無いユニークな特徴があります。
それは本体のセンターから風が出るということ。
コロナやコイズミなど一般的な窓用エアコンの送風口は、本体の片側にあるものがほとんどです。
しかし、トヨトミだけはセンターにあります。
よって、そのデザインも他の製品とは異なっており、それがトヨトミ窓用エアコンの個性にもなっています。
そして、トヨトミ窓用エアコンの2017年モデルでは、前年モデルよりも運転音が約10%低減されています。
そんなわけで、これから窓用エアコンを導入する方は、トヨトミも考えてみても良いかと思います。
トヨトミ 窓用エアコン 2017年モデルのラインナップ
トヨトミ 窓用エアコンの2017年モデルは以下の3機種です。
・TIW-AS180H
・TIW-A180H
・TIW-A160H
この3機種を冷房能力で分けると、
TIW-AS180H と TIW-A180H は1.8kwタイプ、
TIW-A160H は1,6kwタイプになります。
適応畳数の目安は、
・1.8kwタイプ <50Hz>4.5~7畳 <60Hz>5~8畳
・1.6kwタイプ <50Hz>4~6畳 <60Hz>4.5~7畳
となっています。
コロナの窓用エアコンにも1.8kwタイプと1.6kwタイプがありますが、その冷房能力に関してはコロナとほぼ同等といって良いでしょう。
運転モードは冷房、除湿、送風の3つ。もちろんリモコン付きで、入/切タイマーもあります。
なお、TIW-AS180H にのみ人感センサーが搭載されています。
トヨトミ 窓用エアコン 2017年モデルは音が静か?
トヨトミのホームページによると、2017年モデルは前年度モデルに比べて運転音が約10%低減されているとのことです。
例えば、1.6kwタイプの TIW-A160H の運転音(音圧レベル)は、室内 39/41dB、室外 46/48dB(50Hz/60Hz)となっています。
同じ1.6kwタイプのコロナ CW-1617 の運転音(音圧レベル)は、室内 51/53dB、室外 62/64dB(50Hz/60Hz)となっています。
こうして数値だけを比べてみると、トヨトミの窓用エアコンの方が静かであると言えます。
ただ、こうした数値を文字通り受け取ってしまうのもどうかと・・・
例えば、ネット上のトヨトミ TIW-A160H の口コミには「音がでかい」というものがあったりします。
音の感じ方は人それぞれで違うと思いますし、設置する窓の状況や設置の仕方によっても変わってきます。
そもそも窓用エアコンという製品は、エアコンの室内機と室外機が同居しているようなもの。
よって、ある程度の運転音が発生するのは避けられません。
確かに数値上はトヨトミの2017年モデルは静かなようですが、あまり過度な期待はしない方が良いかと思います。
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センター吹き出しのメリット
トヨトミの窓用エアコンは本体センターから風が吹き出します。この独特な構造は現在のところトヨトミだけのものです。
では、このセンター吹き出しにどういったメリットがあるのか?
先ず、冷風が左右均等に広がるため、ムラなく冷房出来ること。
そして、窓の左右どちらにも取り付けが可能であり、風がカーテンに当たって遮られることがないことです。
片側吹き出しのタイプだと、部屋の構造や窓の位置によっては、いまいちフィットしないこともあるかも知れません。
その点トヨトミの窓用エアコンなら融通が利くということ。
実際に窓用エアコンを設置する予定の場所が、片側吹き出しだとちょっとマズイなぁ・・・という場合は、トヨトミの窓用エアコンにしてみてはいかがでしょうか。
トヨトミ 窓用エアコンのサイズ
トヨトミの窓用エアコンは、サイズがコンパクトなのも特長です。
実は業界最小サイズであるとHPでも謳われています。
では、実際のサイズはどうかというと、2017年モデルの3機種ともサイズは同じであり、幅361×奥行き275×高さ742(mm)です。
じゃあ、コロナの窓用エアコンはどうなのか?というと、
コロナ CW-1617 のサイズは幅335×奥行240×高さ750(mm)です。
ついでにコイズミ KAW-1672 も調べてみると、幅360×奥行230×高さ750(mm)でした。
つまり、業界最小サイズとは高さのことを言っているようです。
確かに高さが低い方がコンパクトに感じますが、その分幅と奥行きがあるのでどうかな?という気もしますね。
特に奥行が結構あるので出っ張り感があるかも知れません。
トヨトミ 窓用エアコン 2017年モデルの価格
トヨトミ 窓用エアコンの2017年モデルは、楽天市場やヤフーショッピングなどで販売されています。
価格は日々変動しますので、こまめにチェックすることをお勧めします。
やはり人気が高いのはコロナの製品ですが、運転音が静かになったこと(数値上)や、センター吹き出しにメリットを感じるならば、トヨトミの2017年モデルを選んでもイイかも知れません。