最近ではオシャレな白いホットプレートが人気ですが、その元祖と言えるのがプリンセス テーブルグリルピュアです。
その後、様々な類似品も発売されましたが、この夏アイリスオーヤマからも同じような製品が登場しています。
それが、アイリスオーヤマ セラミックグリルプレート バンブーです。
このアイリスオーヤマ セラミックグリルプレート バンブーの見た目は、本家のプリンセス テーブルグリルピュアとよく似ていますが、実は所々本家とは違っているところがあり、ある意味では本家よりも使いやすくなっています。
そして本家と比べて価格がかなり安いというのもポイント。
そのため、このアイリスオーヤマ セラミックグリルプレートの人気は、現在本家のプリンセス テーブルグリルピュアを上回っています。
アイリスオーヤマ バンブーとプリンセス テーブルグリルピュアの違い
セラミックコーティングされた白いプレートが、竹製の台座の上に載っているという基本構造はプリンセスもアイリスオーヤマも全く同じ。
サイズ的にはプリンセスの方が若干幅がある程度です。
では、両者の決定的な違いはどこにあるのか?
それはプレートの形状です。
プリンセス テーブルグリルピュアのプレートは中央に向かってなだらかな傾斜が付いていています。
そして、その中央には穴が開いています。
そのため、肉を焼く時などに余分な脂が自然に流れ落ちてくれます。
また、この湾曲した白いプレートがオシャレ感をさらに高めているとも言えます。
一方、アイリスオーヤマ セラミックグリルプレートは傾斜の無いフラットなプレートになっています。
そして、プレートの中央には穴も開いていません。
よって、プリンセス テーブルグリルピュアのように、肉の脂が自然に落ちてくれるという機能はありません。
でも、あえてプレートの傾斜を無くし穴も無くすことにより、実はプリンセス テーブルグリルピュアが持っていたある欠点を解消していると言えるのです。
プリンセス テーブルグリルピュアの欠点?
プリンセス テーブルグリルピュアは、肉などを焼くには非常に便利なホットプレートです。
だって、余分な脂が自然に流れ落ちてくれるわけですからね。
ただ、プレートが傾斜していて穴があるために、不得意な調理が存在していることも事実です。
例えば、目玉焼き、お好み焼き、焼きそばなどです。
目玉焼きは最初にプレートに載せた時にどうしても白身が中央に向かって流れて行きますので、ある程度火が通るまでは何らかの方法でせき止める必要があります。(ウインナーやベーコンでせき止めるなど)
お好み焼きやパンケーキなども、生地が緩いとやはり同じように流れて行きます。
そして、焼きそばの場合は穴から麺や具材が落下するので、穴をよけて作る必要があります。
また、プリンセス テーブルグリルピュアのプレートにはいわゆる「縁」というものが無いので、焼きそばをかき混ぜたりひっくり返した時に、具材や麺が端からこぼれ落ちてしまうこともあります。
このように、普通のホットプレートであれば普通に作れるメニューが、プリンセス テーブルグリルピュアだと上手く行かないケースがあります。
よって、普通のホットプレートと同じような感覚で使うと、意外と不便に感じてしまうかも知れません。
アイリスオーヤマ セラミックグリルプレート バンブーの利点と欠点
アイリスオーヤマ セラミックグリルプレート バンブーは、プレートに傾斜が付いておらず穴も開いていません。
つまり、こちらは普通のホットプレートと同じように使えます。
プレートの端には「縁」もちゃんとあるので、具材がポロッと端からこぼれ落ちるなんてこともありません。
まあ、肉料理にしか使わないというのであれば別ですが、おそらく多くの方は色々なメニューを作って楽しみたいはず。
そうなると、アイリスオーヤマ セラミックグリルプレートの方が、断然便利でストレスなく使えると思われます。
もちろん、余分な脂を流し落としてくれる機能はありませんので、この点ではプリンセスよりも劣るかも知れませんが、それよりも「普通のメニューが普通に作れる」というメリットの方が大きいのではないでしょうか。
事実、多くの人たちはそう感じているようです。
現在アイリスオーヤマ セラミックグリルプレートの人気が本家プリンセス テーブルグリルピュアを上回っているのには、おそらくこうした理由があるからでしょうね。
アイリスオーヤマ セラミックグリルプレート バンブーの価格
アイリスオーヤマ セラミックグリルプレート バンブーは、ヤフーショッピングや楽天市場で購入することができます。
ちなみに型番は PHP-1301TC-X です。
価格は大体6,000円前後といったところです。
この価格の安さは非常に大きな魅力ですね。
オシャレ度という点ではプリンセスの方があると思いますが、価格と実用面を考えるとアイリスオーヤマの方がイイみたい。
でも、類似品の人気が本家を超えてしまうということはなかなかあることではありません。
この商品、この先もヒットを続けそうな感じです。