最近のロボット掃除機には中国メーカーの製品もかなり増えており、その人気も高くなっています。
中でも人気があるのがILIFEのロボット掃除機です。
このILIFEのロボット掃除機の魅力はそこそこの性能があって価格が安いこと。
もちろんiRobotのルンバの方が賢いですが、そこまで賢くなくても良いから安い方がイイ!という方たちは、このILIFEのロボット掃除機に魅力を感じるようですね。
このILIFEのロボット掃除機の現在の人気機種が V3s Pro と A4s ですが、今回はこの2機種の違いを見ていくことにしましょう。
ILIFE ロボット掃除機のラインナップ
ILIFE ロボット掃除機の現在のラインナップは
- V3s Pro
- A4s
- V5s Pro
- A6
となっています。
それぞれの機種の特徴を簡単に述べると・・・
<V3s Pro>
- ペットの毛に効果を発揮する
<A4s>
- カーペットを強力に清掃できる
<V5s Pro>
- 水拭き掃除もできるハイブリッドタイプ
<A6>
- 全ての床素材に対応可能な最上位機種
といった感じです。
それでは V3s Pro と A4s はどう違うんでしょうか?
ILIFE V3s Pro の特徴
ILIFE V3s Pro は、自動掃除、自動充電、衝突防止、落下防止、予約機能を備えたロボット掃除機です。
操作は簡単で「clean」ボタンを押すだけで動き始めます。
その動き自体はランダムですが、リモコンで方向を変えることもできます。
連続で最大120分間使用でき、バッテリー残量が少なくなると自動で充電台に戻ります。
そして、この V3s Pro の最大の特徴は吸引口にブラシが無いこと。よって、ペットの毛や髪の毛がブラシに絡むということがありません。
ただし、ブラシが無いためカーペットなどの掃除はイマイチかも。
基本的にはフローリングでの使用に向いている感じです。
ILIFE A4s の特徴
ILIFE A4s は V3s Pro に搭載されている機能に加えて、自動清掃、スポット清掃、エッジ清掃、ミニルームモード、MAXモードの5つの清掃モードを備えています。
そして「かきだす」「かきこむ」「吸い取る」の3ステップクリーニングシステムと剛毛ダブルV式ブラシにより、カーペットのホコリやダニを強力に吸い取ります。
よって、カーペットでの使用を考えているのであれば、この A4s にした方が良いと思います。
また、この A4s は優れた静音設計を備えているため、静かなお掃除ができます。
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V3s Pro と A4s を比較
ネット上の口コミの中に、V3s Pro と A4s の両方を持っているという方がこの両者を比較しているものがあります。
V3s Pro と A4s のどちらを購入しようかと迷っている方には参考になるかも知れませんね。
その口コミによると
- V3s Pro の方が音がうるさい
- V3s Pro には回転ブラシが無い
- A4s のダストボックスの方が大きい
となっています。
音に関しては静音設計がなされている A4s の方が断然に静かなようです。
V3s Pro は普通に音が出ますので静かに掃除したい方は A4s の方が良いでしょう。
回転ブラシの有無に関しては、それぞれに一長一短があります。
回転ブラシが無いと、巻き付いた髪の毛やペットの毛を掃除する手間が省けますが、カーペットの奥からゴミやホコリをかき出すことは難しいです。
実際、V3s Pro だとカーペットのホコリや毛があまりよく取れなかったため、A4sを購入したという方もいますしね。
逆にフローリングの床でしか使わないのであれば、価格の安い V3s Pro がお得かも。
V3s Pro と A4s の難点
V3s Pro と A4s にはいずれも衝突防止機能と落下防止機能が付いていますが、この機能は絶対的なものとは言えないようです。
よく障害物にぶつかるとか、段差から落っこちたという口コミもありますからね。
センサーに関しては、細い椅子の足や黒いものを認識しにくいという報告もあります。
いずれにせよ、多少はぶつかったり落ちたりすると思っておいた方が良いでしょう。
あと、このV3s Pro と A4s にはバッテリー交換に関する情報がありません。
バッテリー寿命はいずれも2年となっていますが、バッテリー寿命が来たら交換できるのかどうかが取扱説明書にもハッキリと明記されていません。
このあたりはメーカーに直接問い合わせてみるしかなさそうですね。
V3s Pro と A4s の価格と販売店
ILIFEのロボット掃除機 V3s Pro や A4s は、楽天市場やヤフーショッピングなどで購入できます。
現在の販売価格は
- V3s Pro 16,900円
- A4s 21,900円
となっています。(2018/08/08現在)
フローリングで使うなら V3s Pro、カーペットなら A4s という感じですが、その他の特徴も踏まえてよく検討してみると良いでしょう。