ちょっと前まではオイルヒーターと言えばデロンギ一色でしたが、現在では様々なメーカーがオイルヒーターを販売するようになりました。
その中でもかなり人気があるのがアイリスオーヤマのオイルヒーターです。
このアイリスオーヤマのオイルヒーターの現在の人気機種は、
- IWH-1210K
- IWH-1210M
- POH-505K
- POH-1210KS
の4つです。
IWH-1210K と IWH-1210M は洋室8畳までに対応した2016年モデルで、IWH-1210K はメカ式、IWH-1210M はマイコン式です。
POH-505K は洋室3畳までに対応したコンパクトモデルで、こちらも2016年に発売されています。
そして、POH-1210KS だけが2017年のモデルですが、このPOH-1210KS と上述した IWH-1210K との違いがちょっと微妙な感じなんですよね。
POH-1210KS と IWH-1210K の違い
POH-1210KS はメカ式のオイルヒーターで、その適用床面積は洋室8畳となっています。
つまり、その機能や性能は2016年モデルの IWH-1210K とほぼ同じです。
両者の大きな違いは、POH-1210KS が通常の直線型フィンであるのに対し、IWH-1210K はウェーブ型フィンであることです。
このウェーブ型フィンは通常の直線型フィンと比べ、その表面積が約10%ほど大きくなっています。
したがって、フィンが空気と接触する面積が広くなるために、より暖房効率が高まるということです。
さて、POH-1210KS も IWH-1210K も、
- 強 1200W
- 中 700W
- 弱 500W
の3段階に切り替え出来ます。
よって、両者の消費電力は同じです。
となると、ウェーブ型フィンの IWH-1210K の方が多少暖かいのかな?という感じもしますが、このあたりはちょっと微妙です。
その適用床面積に明らかな差があれば、「なるほど、ウェーブ型フィンの方が優れているんだな」と分かりますが、両者はともに「洋室8畳対応」となっていますからね。
多分、表面積が10%広くなったぐらいでは、明らかに分かるような暖かさの違いは生まれないのかも知れませんね。
でも、理屈からすればウェーブ型フィンの方が暖かいはずと言うか、早く室内を暖めてくれそうな気はしますけどね。
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POH-1210KS と IWH-1210K の価格の違い
結局、POH-1210KS も IWH-1210K もそれほど変わらないという感じなのですが、ここにひとつ大きな違いがあります。
それは POH-1210KS の方が IWH-1210K よりも価格が安いということです。
楽天市場での現在の両者の販売価格は
- POH-1210KS 7,980円
- IWH-1210K 10,800円
となっています。(2018/09/22現在)
両者の違いは直線型フィンかウェーブ型フィンかというだけ。
そして、ウェーブ型フィンにどれほどのメリットがあるのかがちょっと分かりづらいとなると、やはり価格の安い POH-1210KS の方に目が行くでしょうね。
ヤフーショッピングも同じような感じです。
POH-1210KS と IWH-1210K のサイズと重量
POH-1210KS と IWH-1210K のサイズと重量は以下の通りです。
<POH-1210KS>
- サイズ(約):幅25×奥行47.5×高さ65cm
- 本体重量:8.2Kg
<IWH-1210K>
- サイズ(約):幅25.6×奥行49.5×高さ63.5cm
- 本体重量:10.9Kg
このようにサイズはほぼ同じような感じですが、本体重量は IWH-1210K の方が3kg近く重いです。
要するにフィンがウェーブ型になっている分だけ重くなっているのだと思われます。
移動や収納する際には軽い POH-1210KS の方が便利そうです。
後はウェーブ型フィンにどの程度の魅力を感じるかですね。