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東芝 衣類スチーマー TAS-X3とPanasonic NI-FS530を比較

2017年11月末に東芝から衣類スチーマーの新製品が発売されました。

それが東芝 衣類スチーマー TAS-X3 です。

現在の衣類スチーマーには、単にスチームを噴射する機能だけを持つタイプと、アイロンとしても使えるタイプがあります。

前者のタイプではティファールのアクセススチームが人気であり、後者のタイプではパナソニックの NI-FS530が現在の人気機種です。

東芝 TAS-X3 は後者のタイプです。

つまり、Panasonic NI-FS530と同じような使い方ができる衣類スチーマーということであり、今後はPanasonic NI-FS530 の強力なライバルとなりそうな機種でもあります。

これまでこのタイプの衣類スチーマーでは、パナソニックの製品が断トツで人気でしたが、この東芝 TAS-X3 の発売により、その状況もちょっと変わって来るかも知れません。

東芝 TAS-X3 はオープンハンドル

さて、この東芝 TAS-X3 はPanasonic NI-FS530 と同じタイプの衣類スチーマーであり、その外観もハンドルの形状を除けばほぼ同じような感じです。

本体サイズ及び本体重量は以下の通り。

  • TAS-X3 長さ17×幅7×高さ13.2cm 約690g
  • NI-FS530 長さ15×幅7×高さ15cm 約700g

やはり大きく違うのはハンドルの形状ですね。

ちなみに東芝は「掴みやすい」という理由から「オープンハンドル」を採用しているとのことです。

じゃあ、Panasonic NI-FS530 のハンドルは掴みにくいのか?と言われても、ちょっと返答に困りますね。

よほど手の大きい人でない限りは、ハンドルの中に指が入らないなんてことは無さそうですし、実際にはそれほど大差は無いような気もします。

まあ、強いて言えば「オープンハンドル」の方が掴みやすいかも・・・といったところです。

東芝 TAS-X3 はスチーム量を切り替えられる!

東芝 TAS-X3 にはPanasonic NI-FS530 には無い機能があります。

それはスチームの量を2段階で切り替えられるということです。

Panasonic NI-FS530 は、ボタンを押している間スチームが出続けますが、そのスチーム量は平均約11ml/分です。

一方、東芝 TAS-X3 はスチームの出方を「シャワー」と「スチーム」の2段階で設定できます。

「スチーム」でのスチーム量は最大約11ml/分ですが、「シャワー」でのスチーム量は最大約15ml/分となっています。

 

Panasonicの場合は「平均」で、東芝の場合は「最大」という表現の違いがありますので、これを単純に比較するのもどうかと思われますが、敢えて単純に考えると次のようになります。

  • 東芝 TAS-X3 には「シャワー」と「スチーム」の2つのモードがあり、「スチーム」のスチーム量はPanasonic NI-FS530 とほぼ同じであるが、「シャワー」のスチーム量はPanasonic NI-FS530 よりも多い。

注水量と連続使用時間の違い

Panasonic NI-FS530 の注水量は約50mlであり、最長で約4分間スチームを出し続けることが出来ます。

一方、東芝 TAS-X3 の注水量は約55mlであり、設定が「スチーム」の時には最長約5分間スチームを出し続けることが出来ます。

ちなみに「シャワー」設定の場合は約3分30秒間使用できます。

両者の注水量の差はわずか約5mlです。

それなのに連続使用時間に約1分間の差があるということは、やはりPanasonic NI-FS530 の平均スチーム量と東芝 TAS-X3 の最大スチーム量は同じものではないということを意味しているようです。

つまり、東芝 TAS-X3 のスチーム量が最大11ml/分の時、実際には11ml/分の量が出ていない時もあるということでしょうね。

以上を踏まえると以下のようになります。

  • 東芝 TAS-X3 には「シャワー」と「スチーム」の2つのモードがあり、「スチーム」のスチーム量はPanasonic NI-FS530 よりはやや少ないが、「シャワー」のスチーム量はPanasonic NI-FS530 よりもやや多い。

 

いずれにしても東芝 TAS-X3 には2つのモードがあり、衣類の厚さやシワの深さなどによって使い分けが出来るというのは大きな魅力となりそうです。

東芝 TAS-X3 の「ほっとけ乾燥」

東芝 TAS-X3 には、使用後に錆などの発生をおさえるために自動的に蒸気室を乾燥させる「ほっとけ乾燥」という機能も搭載されています。

こうした機能はPanasonic NI-FS530 にはありません。

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東芝 TAS-X3 と NI-FS530 のアイロン面の違い

東芝 TAS-X3 もPanasonic NI-FS530 も、アイロンとしても使えるという点は同じです。

そのアイロン面は両者ともに細長い楕円形といった感じですが、Panasonic NI-FS530 のアイロン面には前後の差が無いのに対し、東芝 TAS-X3 のアイロン面の前端は細く尖っています。

よって、ボタン周りなどの細かい部分にアイロンをかける場合には、東芝 TAS-X3 の方が便利に使えそうです。

ちょっとした違いですが、アイロン機能も重視するのであれば、より使いやすいと思われる東芝 TAS-X3 の方が良さそうな感じですね。

Panasonic NI-FS530の方が優れているところ

ここまで見て来たところでは、東芝 TAS-X3 の方がPanasonic NI-FS530 よりもやや優れているような感じがしますね。

でも、Panasonic NI-FS530の方が優れているところもいくつかあります。

ni-fs530

先ず、立ち上がりの速さです。

Panasonic NI-FS530 は約24秒で立ち上がります。

東芝 TAS-X3 は約30秒ですので、ここはPanasonic NI-FS530 の方に軍配が上がります。まあ、その差は6秒ですけど。

 

また、Panasonic NI-FS530 は360度どの方向に傾けてもスチームが出るようになっています。

Panasonic の初期の方のモデルでは、角度によってはスチームが出にくくなるという問題がありましたが、現在ではタンクの構造を変えることによってこの問題は解消されています。

この仕様は NI-FS530 の前機種である NI-FS470 から採用されています。

一方、東芝 TAS-X3 にはこうした情報が今のところありません。

360度OKなのか、そうではないのかは不明です。

 

あと、細かいところでは、電源コードの長さが違います。

Panasonic NI-FS530 は約2.5mですが、東芝 TAS-X3 は約2mです。

やはり、電源コードは多少なりとも長い方が有利な気がしますよね。

東芝 TAS-X3 とPanasonic NI-FS530 の価格

東芝 TAS-X3 のカラーには

  • TAS-X3-NW ゴールドホワイト
  • TAS-X3-PK ピンクブラック

の2種類があります。

気になるのはそのお値段ですが、楽天市場では現在6,600円から販売されています。

一方、Panasonic NI-FS530 の販売価格は現在9,600円からとなっています。(2018/07/19現在)

こうなるとPanasonic NI-FS530 ではなく、東芝 TAS-X3 を選ぶ人の方が多くなるかも知れませんね。

 

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東芝 TAS-X3 はPanasonic NI-FS530 には無い機能を備えているのが大きな魅力です。

この先、東芝 TAS-X3 の人気はかなり高まりそうな感じがしますね。

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