材料を入れてボタンを押すだけで、簡単に本格的な料理が時短で作れるというのが電気圧力鍋の大きな魅力です。
その現在の人気機種と言えばティファールのクックフォーミーですが、ちょっとお値段が高いのが難点かも知れません。
そんな中、お手頃価格で買えるシロカの電気圧力鍋が人気です。
このシロカの電気圧力鍋の現在の人気機種は、2015年モデルの SPC-101 と、2017年モデルの SP-D131 です。
新しいモデルの SP-D131 の方が機能及び性能は優れていますが、お値段が安いのは古いモデルの SPC-101 です。
となると、SP-D131 は SPC-101 と比べて、どのくらい優れているのか気になるところですね。
シロカ SPC-101 と SP-D131 の違い
シロカ SPC-101 は「5つの調理が出来る電気圧力鍋」と紹介されています。
その5つの調理とは「素早く煮込む」「じっくり煮込む」「茹でる」「蒸す」「炊く」です。
一方、シロカ SP-D131 の方は「1台6役の電気圧力鍋」と紹介されています。
その6役とは「圧力調理」「スロー調理」「温め直し」「蒸し調理」「炊飯」「無水調理」です。
というわけで、単純に考えれば SP-D131 の方が調理法がひとつ多いということになりますが、両者の調理の表現の仕方が微妙に違うのでちょっと整理しておきましょう。
★こちらはシロカ SPC-101 です
SPC-101 の「素早く煮込む」は SP-D131 の「圧力調理」と同じことであり、「じっくり煮込む」は「スロー調理」ということです。
また、SP-D131には「茹でる」という項目がありませんが、実際には「圧力調理」で茹でることが可能です。
逆に SPC-101 には「温め直し」という項目がありませんが、これも「じっくり煮込む」などで対応できそうです。
となると、残るのは SP-D131 の「無水調理」ということになります。
つまり、 SP-D131 には「無水調理」機能があるというのがポイントです。
★こちらはシロカ SP-D131 です
SP-D131の無水調理とは?
無水調理とは水を使わずに調理することです。
食材が持つ水分だけで調理するために味わいは濃厚となり、食材そのもの美味しさを楽しむことができるのが無水調理の魅力です。
こうした無水調理のできる電気調理鍋では、シャープのヘルシオ ホットクックが現在人気となっていますが、ちょっとお高いのがネック。
でも、同じような無水調理が楽しめて、もっと安い値段で購入できるのが、このシロカ SP-D131 の魅力となりそうです。
スロー調理について
シロカ SPC-101 も SP-D131 もスロー調理ができます。
このスロー調理とは、約85℃で沸騰させずに調理することであり、煮崩れを抑えながら食材を柔らかく調理することができます。
じっくりと調理したい煮物やおでんなどには、このスロー調理がぴったりです。
スポンサーリンク
SPC-101 と SP-D131 のプリセットメニュー
シロカ SPC-101 も SP-D131 も圧力時間を自由に設定できるので、圧力鍋に慣れている上級者の方であれば自分好みの圧力調理ができます。
ただ、初心者の方や普段よく作る料理であれば、プリセットされたメニューを使った方が簡単で便利です。
シロカ SPC-101 と SP-D131 には、このプリセットメニューが8種類用意されていますが、その内容は異なっています。
両者のプリセットメニューは以下の通りです。
<SPC-101>
白米、玄米、おかゆ、おこわ、野菜、魚介類、肉類、豆類
<SP-D131>
無水カレー、カレー、肉じゃが、豚の角煮、さんま煮、ポトフ、白米、玄米
SPC-101 のメニューがザックリとしているのに対し、SP-D131 の方のメニューはより具体的になっていますね。
まあ、どちらが使いやすいのかは、人それぞれですけどね。
シロカ SPC-101 と SP-D131 のその他の違い
シロカ SPC-101 と SP-D131 の調理容量は共に1.3Lであり、本体サイズも大体同じくらいです。
ただし、SPC-101 の使用最高圧力が60kPaなのに対し、SP-D131 は70kPaと少し高くなっています。
よって、圧力鍋としての性能は SP-D131 の方が高いと言えます。
逆にタイマーは SPC-101 が最大24時間(炊飯のみ)なのに対し、SP-D131 は最大12時間(白米・玄米のみ)となっています。
まあ、タイマーの24時間って使うことあるのかな?という感じもしますが・・・
シロカ SPC-101 と SP-D131 の通販情報
シロカ SPC-101 や SP-D131 は、ヤフーショッピングや楽天市場などのネット通販サイトで購入できます。
ネット通販での販売価格は日々変動しますので、価格のチェックはこまめにした方がイイかも。
●ヤフーショッピングはこちら
●楽天市場はこちら