日立の「アッとドライ」シリーズは、象印の「スマートドライ」やアイリスオーヤマの「カラリエ」と並ぶ、ふとん乾燥機の人気モデルです。
その現在の主力モデルは2017年秋に登場した HFK-VH880 ですが、実際に人気があるのは価格的に少し安い2016年モデルの HFK-770 のようです。
そして、2018年1月に登場したコンパクトタイプの HFK-VL1 の人気も上昇中です。
というわけで、今「アッとドライ」を買うなら、どんなところに注目したら良いのか?
そんなところを今回は紹介してみたいと思います。
日立 HFK-VH770 と HFK-VH880 の違い
2017年モデルの HFK-VH880 は、前機種 HFK-VH770 のマイナーチェンジモデルと言えます。
両者のサイズやデザインはほぼ一緒、そして性能的にもほぼ変わりません。
ただし、新しいモデルの HFK-VH880 には、いくつかの新機能が追加されています。
それは、「ふとん乾燥アタッチメント」が少し改良されていることと、新しく「低騒音コース」が搭載されていることです。
HFK-VH880 は敷ふとんの両面乾燥が出来る!
日立の「アッとドライ」は、ホースの先に「ふとん乾燥アタッチメント」を装着して使用しますが、この「ふとん乾燥アタッチメント」の仕様が HFK-VH770 と HFK-VH880 では多少異なっています。
HFK-VH770 の「ふとん乾燥アタッチメント」は前後左右に広げることが出来ましたが、HFK-VH880 ではこれに加えて前方をさらに広げることが出来ます。
つまり、HFK-VH770 の「ふとん乾燥アタッチメント」は前に真っ直ぐに伸びるだけですが、HFK-VH880 の「ふとん乾燥アタッチメント」は斜め前に伸ばすことが出来るということです。
これによって、吹き出し口の位置が広がり、よりふとんを温めやすくなるというメリットが生まれます。
そして、このアタッチメントで敷ふとんを挟めば、敷ふとんの両面乾燥が可能となります。
湿気が溜まりやすいのはふとんの表側よりも裏側ですから、裏側も一緒に乾燥させた方がふとんはよりフカフカになるはず。
これは HFK-VH880 の持つ大きなメリットかも。
ただ、ここでひとつの疑問が・・・
それは HFK-VH770 の「ふとん乾燥アタッチメント」ではふとんは挟めないのか?ということです。
HFK-VH770 の「ふとん乾燥アタッチメント」も「コ」の字型ですから、そこにふとんを挟もうと思えば挟めそうです。
もちろん、HFK-VH880 に比べれば挟みにくそうな感じはしますけどね。
そもそも、ふとんを挟んで乾燥させるという方法がいつ考え出されたのか?
HFK-VH770 の発売当時は多分そんなこと誰も考えてなかったんだと思われますが、誰かが「コレってふとん挟めるんじゃないの?」と考え始めてから今回の HFK-VH880 のふとん乾燥機アタッチメントが開発されたのかも知れませんね。
まあ、これは憶測ですけどね。
HFK-VH880 の低騒音コース
HFK-VH880 には「低騒音コース」が新しく搭載されています。
これは読んで字のごとく運転音を抑えてふとんを乾燥させるものであり、温風温度も50℃以下に抑えたふとんに優しいコースです。
通常の運転音は約50dBですが、「低騒音コース」だと運転音は約37dBに抑えられるということです。
ただし、通常のコースよりも乾燥時間は長くなりますのでご注意を。
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HFK-VH880 と HFK-VL1 の違い
HFK-VL1 は2018年1月に登場したモデルであり、従来の「アッとドライ」シリーズを継承しつつ、サイズをコンパクトにし軽量にしたモデルです。
そのデザインも従来の「アッとドライ」とは全く違い、横幅がかなり小さくなっているため、ベッドサイドにもスッキリと置けます。
そのサイズや重量を HFK-VH880 と比べてみると、
<HFK-VL1>
幅14.4cm 奥行23.2cm 高さ31.3cm 重量約2.9kg
<HFK-VH880>
幅28.3cm 奥行21.7cm 高さ33.8cm 重量約4.3kg
と、かなり違うのが分かります。
ただ、コンパクト&軽量モデルということで、性能的には HFK-VH880よりもやや劣りますし、機能も最低限に留められている感があります。
でも、くつ乾燥や衣類乾燥もできますし、普通に使う分には困らない機能は備えていると言えますので、何よりもコンパクトで軽量なふとん乾燥機が欲しい!という方には良いかも知れません。
そして、独り暮らしの方や部屋が狭いという方にもイイかも。
HFK-VH770 HFK-VH880 HFK-VL1 の通販情報
今回紹介した日立「アッとドライ」の3機種は、ヤフーショッピングや楽天市場などのネット通販サイトで購入できます。
ネットでの通販価格は日々変動しますので、その都度チェックすることをお勧めします。
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