近年ではコードレス掃除機の需要が高まっていますが、中でもダイソンの人気は相変わらず高いようです。
そして、現在このダイソンのコードレス掃除機の中で人気があるのが、ダイソン V7 Fluffyというモデルです。
このダイソン V7シリーズは2017年に発売されましたが、2015年に発売されたV6シリーズと2016年に発売されたV8シリーズとの丁度中間に位置するモデルであると言えます。
その見た目はV8シリーズとほとんど同じであり、その機構はV8のものを受け継いでいますが、モーターはV6のものに改良を加えたものです。
つまり、吸引力はV8よりもやや劣りますが、その使い勝手や静音性はV8とほぼ同じで、価格はV8よりも少し安いというのがV7シリーズの特徴です。
V7シリーズとV8シリーズの違いとは?
V7シリーズもV8シリーズも、支柱のカラーを除けばその外観はほとんど同じであり、その機械的な構造もほぼ同じです。
例えば、V8シリーズは掃除機内部に吸音材を配置し、風路を見直すことによって、V6シリーズよりも運転音が50%ほど静かになっていますが、V7シリーズもこれと同じ機構が採用されているので、その静音性はV8シリーズと変わりません。
また、レバーを引き上げるだけで簡単にゴミ捨てが出来るところも一緒。
そして、ソフトローラークリーナーヘッド、ミニモーターヘッド、隙間ノズル、コンビネーションノズルといったアタッチメント類も、V7シリーズとV8シリーズでは同じものが使用されています。
では、V7シリーズとV8シリーズの違いは何か?
それは掃除機の心臓部であるモーターとバッテリーの違いです。
V7とV8の連続運転時間の違い
V8シリーズのモーターは、V6シリーズと比較するとパワーが20%向上しています。
そして、バッテリー容量も大きいため、V6シリーズよりも長時間の連続運転が可能です。
一方、V7シリーズのモーターは、V6シリーズのモーターの回路基板などを改良したものであり、V6シリーズよりも少し長く連続運転が出来ますが、バッテリー容量や基本的な吸引力はV6シリーズと同等です。(機構やアタッチメント等の違いにより若干の差はあると思われます。)
この3者の連続運転時間は以下のようになります。
<連続運転時間>
- V8 約40分
- V7 約30分
- V6 約20分
要するに、グレードの高いモデルほど、その連続運転時間も長くなるというわけです。
で、問題は、V7シリーズの約30分という時間は、短いのか?十分なのか?ということになると思います。
ダイソンが調査したところによると、日本の家庭での1回の掃除に要する時間は30~40分だそうです。
部屋数やその広さなどは各家庭によって異なりますので、結局、自分の家庭では掃除にどのくらいの時間を要するのか?ということを考えれば良いかと思います。
30分あれば十分という方ならV7シリーズで良いですし、30分じゃ物足らないという方はV8シリーズにすれば良いということです。
運転時間に関する注意点
ここでひとつ注意しておきたいのは、上記の連続運転時間は通常モードでモーター駆動のヘッドを使用しない場合であることです。
モーター駆動のヘッドを使用すると、V8もV7も約10分ほど連続使用時間が短くなります。
また、強モードだとV8は約7分間、V7は約6分間しか使用できません。
このあたりのことを事前に認識しておかないと、後で「何だよ!」ってことにもなりかねませんのでご注意を。
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ダイソン V7 Fluffyの評判は?
ダイソン V7 Fluffyの人気は高く、その評判は中々良いようです。
ネット上での口コミとしては
- やはり吸引力は強い
- 使いやすくて便利
- よく吸い取る
- これまでのものより音が静か
といったものが多いです。
ただ、こうした評価の良い感想と同時に、「稼働時間の短さ」を指摘しているものも多いです。
先ほど述べたように、V7 Fluffyの稼働時間は通常モードで約30分です。
これを承知の上で購入している方ならおそらく文句は言わないと思いますが、これを知らずに購入してしまった場合は、その稼働時間の短さに唖然とし、文句のひとつも言いたくなるかも知れませんね。
ダイソン V7 Fluffyは、「通常モード約30分で十分!」という方であれば便利で使いやすい製品である、ということをお忘れなく。
ダイソン V7 Fluffyの通販情報
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ダイソン V7 FluffyとAnimalproの違い
ダイソン V7には「Fluffy」の他に「Animalpro」というモデルもあります。
この「Fluffy」と「Animalpro」の違いは、付属されているクリーナーヘッドの違いです。
「Fluffy」のヘッドは「ソフトローラークリーナーヘッド」であり、主にフローリングの掃除に適しています。
一方、「Animalpro」のヘッドは「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」であり、こちらはカーペットの掃除に適しています。
自宅でペットを飼っていて、カーペットに入り込んだペットの毛を掃除したいという方には、「Animalpro」の方が良さそうです。
もちろん「Fluffy」でカーペットの掃除が出来ないわけではなく、「Animalpro」でフローリングの掃除が出来ないわけではありません。
自宅はフローリングが多いのか、カーペットが多いのか、ペットを買っているのか、といったところで、どちらのタイプが適しているのかを判断すると良いでしょうね。