低温調理(真空低温調理)という調理方法が、現在日本の家庭にも広まりつつありますね。
この低温調理とは、保存袋に入れた肉などの食材を沸騰させない低温のお湯で長時間煮るというもの。
こうするとフライパンやオーブンで調理した時と比べて肉が硬くならず、肉汁も流出しないためにとても美味しい料理に仕上がるというわけ。
で、この低温調理を家庭で再現するのに必要なのが、「水温制御クッカー」もしくは「低温調理器」と呼ばれる製品。
その定番商品と言えるのがANOVAの水温制御クッカーですが、現在ではこれ以外にも多くの製品が販売されているため、どれにしようかとちょっと迷うところ。
その中でも特にBONIQという製品はかなりの人気。
さて、このANOVAとBONIQ、どっちがイイんでしょうか?
ANOVA 水温制御クッカーの特長
アメリカ発のANOVAは現在の家庭用水温制御クッカーの草分け的な存在であり、定番商品として非常に根強い人気があります。
数年前まではちょっと高価でしたが、最近ではかなり安く販売されるようになったため、このANOVAを手に入れる人たちもかなり増えているようです。
このANOVAはスマホとの連動機能があるため、スマホから操作できるというメリットがあります。
でも、それよりもANOVAというブランドに惹かれる人が多そうですね。
現在ではこのANOVAと似たような製品が続々と登場していますが、そのほとんどは中国製であるためにイマイチ信用できないという方も多いかも。
そうなると、やはりこの定番商品であるANOVAを選ぶということになるでしょうね。
ANOVAの難点?
ANOVAはその機能や品質などには問題はありませんが、海外製品であるが故にいくつかの難点もあります。
まず、電源プラグが海外仕様の3Pタイプであるため、これを日本で使うためには3Pを2Pに変換するアダプターを用意する必要があります。
ANOVAを買ったものの、「あれ?これじゃコンセントに差さらないぞ?」なんてことのならないように事前にアダプターを用意しましょう。
もうひとつは日本語の取り扱い説明書が無いことです。
よって、最初に使う時などにはちょっと戸惑うことがあるかも知れません。
例えば最初の温度表示は華氏になっているので、これを摂氏にする必要があります。
ここが分からないと「何だ?どうなってるんだ?」ってことになりかねません。
よって、先ずはネットで「ANOVA 使い方」などと検索して、日本語で書かれたサイトを探すことが必要となりそうです。
まあ、こうして設定の仕方や使い方が分かってしまえば問題はありませんが、要するに最初がちょっと面倒かな?ということです。
あと、海外製品ということで、保証やサポート面に関しては何とも言えない部分がありますね。
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BONIQの特長とメリット
BONIQは中国産の低温調理器ですが、日本の会社が日本仕様のBONIQを販売しているところが大きなポイントです。
日本で販売されるBONIQの電源プラグは最初から2Pタイプなのでそのまま使えますし、取扱説明書も日本語。
また、日本語の公式サイトがあり、このBONIQのレシピを掲載したサイトもあります。
つまり、BONIQなら買ったその日からスムーズに低温調理を楽しむことが出来るということです。
さらに1年間のメーカー保証があり、サポートセンターもあるので安心。
よって、このBONIQは非常に人気があり、「販売開始→完売」を繰り返しながら現在に至っています。
なお、このBONIQにはスマホ連動機能はありませんが、別にスマホで操作できなくても問題ないという方は多いはず。
逆に操作はシンプルな方が良いかも。
というわけでこのBONIQ、かなりオススメです。
ANOVAとBONIQ以外の水温制御クッカーは?
水温制御クッカーもしくは低温調理器と呼ばれる製品は、ANOVAやBONIQ以外にもたくさんあります。
そして、その多くは中国メーカーのものですが、ANOVAやBONIQよりも販売価格が安いというのが大きなメリットです。
正直なところ、低温調理器としての基本的な機能に関しては、ANOVAもBONIQもその他の製品もそれほど大きな違いはありません。
それなら価格の安い方がお得じゃないの?と思われる方も多いでしょうね。
これはある意味では正解ですが、やはり価格の安い製品はその品質面に若干の不安があります。
例えばネット上の口コミを見てみると、こうした価格の安い製品の口コミには「1ヵ月で壊れた」「使用してすぐに作動不能になった」といったものが少なからずあります。
いわゆるハズレ商品があるということです。
一方、ANOVAやBONIQの口コミにはこういったものがほとんど見当たらないので、やはり品質面には差がありそうですね。
ただし、ハズレ商品でなければANOVAやBONIQと同じように使えて価格的にはお得!ということになりそうです。
実際、価格の安い製品の口コミも、全体的には評価の良いものが多いですからね。
というわけで、価格の安い製品には一抹の不安もありますが、大きなメリットもあるということです。
このあたりはじっくりと検討してみることをオススメします。
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