コロナの除湿機には
- Hシリーズ
- Sシリーズ
- Pシリーズ
の3つのシリーズがあります。
「Hシリーズ」はファミリー向けの大容量タイプ。
「Sシリーズ」と「Pシリーズ」は一人暮らしや家族の少ない家庭に向いているパーソナルタイプ。
で、大容量タイプが欲しい場合は「Hシリーズ」で決まりですが、パーソナルタイプが欲しい場合は「Sシリーズ」と「Pシリーズ」で迷うかも知れません。
そこで、今回は「Sシリーズ」と「Pシリーズ」の違いを明らかにしてみたいと思います。
コロナ CD-S6318とCD-P6318の違いとは?
コロナ 除湿機 パーソナルタイプの2018年モデルは、
- CD-S6318(Sシリーズ)
- CD-P6318(Pシリーズ)
の2機種です。
この2機種の除湿能力は同じであり、
- 5.6L/日(50Hz)
- 6.3L/日(60Hz)
となっています。
当然、両者の除湿可能面積の目安も同じであり、
- 木造7~鉄筋14畳(50Hz)
- 木造8~鉄筋16畳(60Hz)
となっています。
では、「CD-S6318」と「CD-P6318」では何が違うのか?
先ずはデザインが違うこと。
そして、「CD-S6318」の方が多くの機能を備えていることです。
簡単に言えば「CD-P6318」はシンプルでオーソドックスなモデル。
「CD-S6318」はより進化したモデルということです。
サイズとデザインの違い
「CD-S6318」と「CD-P6318」のサイズは以下の通りです。、
<CD-S6318>
- 高さ533×幅170×奥行365mm
<CD-P6318>
- 高さ515×幅220×奥行330mm
一番の違いは「CD-S6318」の方が幅が薄くなっていること。
そのため、見た目は「CD-S6318」の方がスリムに感じますし、実際に幅が薄いので、脱衣所などの狭い場所などにも設置が可能です。
そして、デザイン的にも「CD-S6318」の方がオシャレな感じがしますね。
まあ、両者の除湿能力は同じですから、見た目で選ぶというのもアリかも。
ただし、重量は「CD-P6318」が7.9kgなのに対し、「CD-S6318」は8.3kgとやや重くなっています。
コロナ CD-S6318の機能
「Pシリーズ」は随分前から販売されている息の長い定番シリーズですが、「Sシリーズ」は2016年から登場した新しいシリーズです。
この「Sシリーズ」は「Pシリーズ」の進化型とも言えるシリーズであり、「Pシリーズ」には無かった新しい機能が搭載されているのが特長です。
「CD-S6318」には以下の様な機能があります。
- オートルーバー
- ビッグルーバー
- おまかせモード
オートルーバー
「CD-S6318」のルーバーは自動で上下にスイングが可能です。
スイング範囲は上下95度にワイドな風を送る「上下スイング」と、55度の範囲に上向きの風を送る「上吹きスイング」の2段階に設定できます。
一方、「CD-P6318」にはこうした自動スイング機能はありませんが、手動でルーバーの向きを調節することは可能です。
ビッグルーバー
これは機能というよりは仕様ですが、「CD-S6318」の吹き出し口の幅は「CD-P6318」の約2倍あるため、温風が衣類に当たる範囲も広くなります。
よって、部屋干しの洗濯物などもより速く乾かすことが出来るということです。
おまかせモード
「CD-S6318」の衣類乾燥モードには「速乾モード」と「おまかせモード」があります。
「速乾モード」は強風で連続運転を行うものですが、「おまかせモード」はセンサーによって湿度を検知しながら、「強風運転」から「弱風運転」に移行し、最終的には「自動停止」するというものです。
つまり、洗濯物の乾き具合によってパワーを抑え、完全に乾いたら自動でストップするという便利で省エネにもなる機能ということです。
CD-S6318とCD-P6318のタンク容量の違い
「CD-S6318」は「CD-P6318」よりも本体の幅が狭くなっており、その分タンク容量も若干小さくなっています。
「CD-P6318」のタンク容量は3.5Lですが、「CD-S6318」は3.0Lです。
つまり、連続運転時間は「CD-P6318」の方が少し長くなりますし、水を捨てる頻度も「CD-P6318」の方が少なくなります。
結局、本体をスリムにしたことで水タンクもスリムになってしまったということですが、3.5Lと3.0Lならそれほど大した差ではないとも言えそうです。
まあ、ここはあまり気にしなくても良いような気がしますね。
CD-S6318とCD-P6318の価格と通販情報
コロナ除湿機「CD-S6318」や「CD-P6318」は、楽天市場やヤフーショッピングなどで購入できます。
楽天市場での現在の販売価格は
- CD-P6318 14,900円から
- CD-S6318 17,500円から
といったところです。(2018/07/25現在)
機能的には「CD-S6318」の方が優れていると言えますので、この程度の価格差があっても当然でしょうね。
両者の除湿能力は同じ。違うのはデザインと機能です。
今回の記事を参考にしながら、貴方がイイ!と感じる方を選ぶと良いかと思います。