2015年春に登場した「BALMUDA The Toaster」は、これまでの常識を遙かに超えたオーブントースターとして非常に注目されました。
その最初のモデルは「K01A」でしたが、現在はその後継モデルである「K01E」が主力モデルとなっています。
この「BALMUDA The Toaster」の一番の魅力は、外はカリッと、中はモッチリとした美味しいトーストが焼けること!
その仕上がり具合は、従来のオーブントースターとは比べ物にならないほど感動的なものです。
でも、何故この「BALMUDA The Toaster」だと、美味しいトーストが焼けるんでしょうか?
BALMUDA The Toasterのテクノロジー
表面はサクッときつね色に焼けた薄い層があり、中はたっぷりの水分を含みながら熱々に温まっている。
これが美味しいトーストの状態です。
「BALMUDA The Toaster」は、独自のスチームテクノロジーと完璧な温度制御によってこれを実現しています。
「BALMUDA The Toaster」にはスチーム機能があり、トーストの調理を開始すると先ず庫内にはスチームが充満します。
そして、パンの表面を薄い水分の膜で覆いますが、水分は気体よりもはるかに速く加熱されるので、パンの表面だけが軽く焼けた状態になります。
つまり、パンの中は水分や油脂成分、香りなどが閉じ込められた状態になっています。
そして、このままの状態で焼き上げれば、外はカリッと、中はモッチリとしたトーストになるというわけです。
また、「BALMUDA The Toaster」では、デンプンのα化が始まる60℃前後、表面がきつね色になり始める160℃前後、焦げ付きが始まる220℃前後の3つの温度帯を完璧に制御しながらパンを焼き上げます。
これにより、トーストは最高に美味しい状態に仕上がるわけです。
BALMUDA The Toasterの評判は?
さて、この「BALMUDA The Toaster」を実際に使っている人たちは、どんな感想を持っているのでしょうか。
ネット上にある口コミを見てみると、
- 明らかに普通の食パンが美味しい
- 外はパリパリ中はしっとりホカホカに焼ける
- 他にはない焼き上がり
- 毎朝パンを焼くのが楽しみ
- クロワッサンの焼き上がりが良い
- デザインもオシャレ
- 洗練されたデザインが好き
- インテリアとしても優秀
- 全てにおいて完璧
と、評価の良いものが多いです。
「トーストの仕上がりが良い」という感想が多いのはもちろんですが、「デザインがオシャレで良い」という感想も非常に多いのが目に付くところですね。
その一方で、
- いちいち水を入れるのが面倒
- お値段が高い
- お手入れが多少しにくい
- トレイが付いていないのが残念
- コードが短い
といった意見もあります。
まあ、この「BALMUDA The Toaster」にも多少の難点があるということですが、とにかく美味しいトーストが食べられるのであれば、こうした難点もそれほど気にならないのでは?
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BALMUDA The Toaster K01Eの価格と販売店
BALMUDA The Toaster K01Eの価格は22,900円(税別)です。
本体カラーには
- K01E-KG ブラック
- K01E-WS ホワイト
- K01E-GW グレー
の3種類があります。
楽天市場やヤフーショッピングなどでは若干安く販売しているところもあるのでお得かも♪
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BALMUDA The Toaster の使い方
「BALMUDA The Toaster」でパンを焼く時には、本体上部にある給水口に、専用の5ccカップで毎回1杯の水を入れる必要があります。
このひと手間がトーストを美味しくしてくれます。
次にモードを選択し、タイマーで時間を設定すればOKですが、ポイントは調理する食材に最適なモードを選択することです。
BALMUDA The Toaster のモード
「BALMUDA The Toaster」には、2つの「トーストモード」と2つの「リベイクモード」、そして3つの「クラッシックモード」があります。
トーストモード
トーストモードには「トーストモード」と「チーズトーストモード」の2種類があります。
「トーストモード」では通常のトーストをこんがりと焼きます。
トースト以外にも、横半分に切ったベーグルやイングリッシュマフィンを焼くことも出来ます。
「チーズトーストモード」は上火が強めになっており、チーズトーストや調理前の具材を乗せたメニューに使えます。
ピザトーストや野菜やフルーツを乗せて火を通すメニューにもピッタリです。
リベイクモード
リベイクモードには「フランスパンモード」と「クロワッサンモード」があります。
「フランスパンモード」は、表面に焼き色を付けずに中までしっかりと温めるモードです。
フランスパンの他、ロールパン、コッペパン、マフィンなどにピッタリです。
「クロワッサンモード」は、中までしっかりと温めながら、表面をサクッと仕上げるモードです。
クロワッサンはもちろん、デニッシュ系やスコーン、メロンパンのリベイクにもピッタリです。
クラッシックモード
クラッシックモードはスチーム機能を使わない通常のモードであり、「170℃」「200℃」「230℃」の3つの設定が可能です。
「170℃」はクッキー、マフィン、ブラウニーなどの焼き菓子に、「200℃」はグラタンやピザなど、「230℃」はおもちなど最大火力でサッと焼き目を付ける調理に向いています。
BALMUDA The Toaster K01E と K01A の違い
現在の主力モデルである「K01E」は2017年春に発売されたモデルであり、2015年に発売された「K01A」とは若干違っているところがあります。
先ず、「K01A」のクラッシックモードは出力ワット数で制御していましたが、「K01E」では温度制御に変更されています。
「K01A」では600Wでも1300Wでも最終的には同じ230℃程度になってしまいますが、「K01E」ではそれぞれの設定温度に保たれるので、調理がより行いやすくなっています。
また、5ccカップのサイズも「K01E」の方が小さくなり、パン屑トレーの形状もパン屑がこぼれにくくなるように改良されています。
そして、操作部のモードと数字の表示も大きく見やすくなっています。
ちなみに、2015年モデル「K01A」の生産は終了しています。