2017年10月に登場したシャープ「UD-AF1」は、「きのこアタッチメント」を搭載したユニークなふとん乾燥機であり、その見た目の可愛さと相まってなかなかの人気商品となりました。
そしてその1年後、この「UD-AF1」の後継機種となる「UD-BF1」が発売されました。
この「UD-BF1」の外観は前機種の「UD-AF1」とほとんど同じであり、きのこアタッチメントのカラーが若干変わっているだけのように見えます。
また、その機能面に関しても両者はほぼ同じです。
では、どこが違うところはあるのか?
それは「UD-BF1」が「UD-AF1」よりもパワーアップしているということです。
「UD-BF1」はダブルサイズのふとんの乾燥が可能?
シャープのHPを見ると、「UD-BF1」のキャッチコピーには「乾燥マット不要、ダブルサイズのふとんまでかんたん消臭・乾燥」とあります。
前機種「UD-AF1」との違いは「ダブルサイズのふとんまで」というところです。
つまり、「UD-BF1」は「UD-AF1」よりもパワーアップしているため、ダブルサイズのふとんの消臭・乾燥もできると解釈できます。
では、従来の「UD-AF1」ではダブルサイズのふとんの消臭・乾燥は出来なかったのか?というと、実はそういうわけではありません。
「UD-AF1」の消臭乾燥モードには「シングル」と「ダブル」がちゃんと存在しています。
こうなると「UD-BF1」と「UD-AF1」の違いがちょっと曖昧になってきますが、「UD-BF1」の方がパワーアップしていることは確かですので、結局、「UD-BF1」の方が「乾燥時間を短縮できる」というのが最大の違いということになりそうです。
「UD-BF1」と「UD-AF1」の乾燥時間の違い
「UD-BF1」と「UD-AF1」のスペックを比べてみると、両者の消費電力が違うことが分かります。
両者の定格消費電力は以下の通りです。
- UD-BF1 550W(50Hz)/560W(60Hz)
- UD-AF1 500W(50Hz)/510W(60Hz)
そして、このパワーの差が乾燥時間の差となって現れてきます。
「UD-AF1」の乾燥時間
- シングル:冬60分/夏80分
- ダブル:冬120分/夏150分
「UD-BF1」の乾燥時間
- シングル:冬55分/夏75分
- ダブル:冬100分/夏120分
このように、「UD-BF1」の乾燥時間の方が短くなっていますし、特にダブルの時の時間短縮率が大きいことが分かります。
よって、ダブルサイズのふとんを乾燥させるなら、「UD-BF1」の方が絶対に優位ということです。
「ダブルサイズのふとんまで…」というキャッチコピーには、こうした意味合いが含まれていると考えられそうですね。
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「UD-BF1」と「UD-AF1」の共通機能
消費電力以外のスペックや機能は「UD-BF1」も「UD-AF1」もほぼ同じです。
その主な機能をまとめると・・・
- より広い範囲に温風を届ける「きのこアタッチメント」により、乾燥マット不要で手軽にふとんの乾燥ができる
- プラズマクラスターによって、ふとんを乾燥させると同時に、汗臭や加齢臭、おねしょ臭なども消臭できる
- 衣類の乾燥や消臭をはじめ、小空間の空気清浄も可能
- 温風とプラズマクラスターによるダブルのダニ対策も可能
- くつ乾燥アタッチメントを使用すれば、くつやブーツの消臭・乾燥も可能
- 冬の時期には欠かせない「あたためモード」も搭載
といったところです。
やはり、シャープのふとん乾燥機の強みは「プラズマクラスター」が搭載されていることにありそうですね。
ちなみに、本体サイズや重量などは両者とも全く同じです。
シャープ ふとん乾燥機 UD-BF1の通販情報
シャープ ふとん乾燥機「UD-BF1」は、楽天市場やヤフーショッピングなどで購入できます。
ネットでの通販価格は日々変動しますので、実際の価格はそれぞれの通販ページにてご確認下さい。
●楽天市場はこちら
●ヤフーショッピングはこちら
なお、シャープのHPでは「UD-AF1」は「在庫僅少」となっていますので、今後は「UD-BF1」が主力商品になっていくと思われます。
「UD-AF1」よりもパワーアップした分、乾燥時間が短縮されているのが「UD-BF1」のメリット。
特にダブルサイズのふとんも乾燥させたい!という方にはオススメです。