シャープの空気清浄機では加湿機能の付いた「加湿空気清浄機」の人気が高いです。
でも、加湿機能の付いていない普通の空気清浄機で良いという方も多いはず。
そんな方が選んでいるのが「FU-H50」と「FU-H30」です。
この両者はいずれもプラズマクラスター7000が搭載された空気清浄機ですが、その違いは簡単にいえばパワーの違いです。
つまり、適応畳数の違いです。
ただ、それ以外の機能や仕様なども結構違っているんですよね。
FU-H50とFU-H30の適応畳数は?
シャープ「FU-H50」及び「FU-H30」の適応畳数は以下の通りです。
<FU-H50>
- プラズマクラスター 約14畳
- 空気清浄 23畳まで
- おすすめ畳数 約14畳まで
<FU-H30>
- プラズマクラスター 約10畳
- 空気清浄 13畳まで
- おすすめ畳数 約10畳まで
よって、広い部屋で使いたいのであれば「FU-H50」を、それほど広くない部屋で使うのであれば「FU-H30」を選べば良いわけです。
ただ、この2機種は機能や仕様が結構違うので、その辺も理解した上で判断した方が良いかも知れません。
FU-H50とFU-H30のフィルターの違い
空気清浄機にとってフィルターは非常に大事なものですが、「FU-H50」と「FU-H30」ではこのフィルターの仕様が異なっています。
「FU-H50」は「プレフィルター」「脱臭フィルター」「集じんフィルター(HEPAフィルター)」の3つのフィルターで脱臭・集じんを行います。
一方の「FU-H30」では、「プレフィルター」と「集じん・脱臭一体型フィルター」の2つになります。
どう考えても「脱臭フィルター」と「HEPAフィルター」の2枚を使った方が「集じん・脱臭一体型フィルター」1枚よりも性能が高そうです。
そして、もうひとつの問題はフィルターの交換です。
「FU-H50」の「脱臭フィルター」と「HEPAフィルター」の交換の目安は約10年ですが、「FU-H30」の「集じん・脱臭一体型フィルター」の交換の目安は約2年です。
つまり、「FU-H30」の方がフィルターの交換を頻繁にしなければならないということです。
スポンサーリンク
FU-H50とFU-H30の運転モードの違い
「FU-H50」では、風量を「自動」「静音」「中」「強」に設定できます。
「自動」では室内の空気の汚れに応じて風量が切り替わります。
ちなみに、室内の空気の汚れ具合を色で知らせてくれる「きれいモニター」も搭載されています。
また、室内の空気の汚れを素早くキレイにしたい時には「パワフル吸じん運転」もできます。
さらに、花粉やホコリの多い時期には「花粉運転」、就寝時など静かに自動運転したい時には「おやすみ運転」もできます。
要するに、「FU-H50」には様々な運転モードがあるということです。
それに比べると「FU-H30」の運転モードは非常にシンプルです。
風量は「弱」「中」「強」の3つで、後は「花粉運転」があるだけです。
でも、逆にシンプルな方がイイ!という方なら「FU-H30」の方が使いやすいかも知れませんね。
まとめ
今回の記事をまとめると次のようになります。
- 「FU-H50」の方が適応畳数が広い
- 「FU-H50」のフィルターの方が性能が高い
- 「FU-H30」は頻繁にフィルター交換が必要
- 「FU-H50」の運転モードは多彩
- 「FU-H30」はとにかくシンプル
まあ、それほど広くない部屋で使うし、機能もシンプルな方がイイという方は「FU-H30」で良いかも知れません。
ただ、適応畳数は「FU-H30」でも十分だけど、フィルターのことや運転機能などを考えれば、あえて「FU-H50」にするというのもアリです。
もちろん価格は「FU-H50」の方が高いですので、実際の販売価格を考慮しながら検討してみると良いでしょう。