象印の餅つき機「力もち」には、「BS-ED10」と「BS-GC20」の2機種があります。
「BS-ED10」は1升用、「BS-GC20」は2升用です。
よって、一度にたくさん作りたいと思う方は「BS-GC20」の方に目が行きがちですが、ちょっと待って下さいな。
実は機能的には「BS-ED10」の方が優れているんですよね。
しかも「BS-ED10」の方が値段も安いですし。
というわけで、「BS-GC20」にしようかと思っている方、またはどちらにしようかと迷っている方、とりあえず今回の記事を読んでみることをお勧めいたします。
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「BS-ED10」と「BS-GC20」の違いは容量だけではない!
象印の餅つき機「BS-ED10」も「BS-GC20」も、ともに2015年に発売されたモデルです。
そして、現在の象印のホームページで紹介されている餅つき機はこの2機種だけです。
つまり、この2機種はともに息の長い定番商品であるといえます。
さて、最初に述べたように、この2機種は1升用と2升用という違いがありますが、その他にも違いがあります。
それは象印のホームページでも端的に以下のように表現されています。
●BS-ED10
- 1台4役!蒸すからつくまでマイコン全自動
●BS-GC20
- 1台3役!2升までつける大容量サイズ
つまり、「BS-ED10」の方が出来ることがひとつ多く、マイコンによる自動制御機能があるということ。
一方の「BS-GC20」のメリットは大容量であることです。
「BS-ED10」だと自家製みそが作れる!
1台3役の「BS-GC20」で出来ることは、「蒸す」「つく」「こねる」です。
それに対して、1台4役の「BS-ED10」で出来ることは、「蒸す」「つく」「こねる」「つぶす」です。
つまり、「BS-ED10」には「つぶす」が加わっているということです。
では、この「つぶす」とは何なのかというと、「みそ」を作る機能です。
「BS-ED10」には「みそはね」が付属されており、これをセットすることで自家製みそを簡単に作ることが出来ます。
よって、おもちを作るのはもちろん、それ以外に自家製のみそも作りたい!という方は、この「BS-ED10」を選んだ方が良いと思います。
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「BS-ED10」には自動もちつき機能がある!
「BS-ED10」にはマイコンが搭載されており、このマイコン制御によって「自動もちつき」が出来ます。
この「自動もちつき」とは、もち米を「蒸す」から「つく」までを自動でやってくれるというものです。
もち米を入れてから「自動もちつき」ボタンを押すと、約30分の「蒸し工程」が始まり、その後約10分の「つき工程」に進みます。
もちをつき始めて約10分後にブザーが鳴るので、そこでフタを開けてもちのつき具合をチェックします。
つき具合が良ければそこで運転を停止して終了。
イマイチであればフタを閉めてつき続けることもできます。
「BS-GC20」にはこうした自動機能はなく、「蒸す」キーを押して蒸し工程を開始し、ブザーが鳴ったら一度運転を止め、フタを取ってから「つく」キーを押すといった感じになります。
「蒸す」と「こねる」について
「蒸す」では赤飯など蒸すことができ、「こねる」ではパン生地、ピザ生地、うどん生地などをこねることが出来ます。
この「蒸す」と「こねる」に関しては、「BS-ED10」でも「BS-GC20」でもほとんど同じような感じです。
ただ、1点だけ違うところがあります。
「BS-GC20」には「蒸し板」が付いており、これを使用することで茶碗蒸しなどの蒸し料理が作れます。
この「蒸し板」は「BS-ED10」には付いていません。
よって、茶碗蒸しなどの蒸し料理も作りたいという方は、「BS-GC20」を選んでも良いかと思います。
象印「力もち」の価格と通販情報
象印の餅つき機「力もち」を安く購入したければ、楽天市場やヤフーショッピングなどネット通販サイトを利用した方が良いでしょう。
現在の楽天市場での販売価格は
- BS-ED10 17,899円から
- BS-GC20 27,315円から
といったところです。(2019/11/20現在)
ヤフーショッピングでも大体同じような価格帯で販売されているようです。
今回の結論としては、自動もちつき機能があり自家製みそも作れる「BS-ED10」の方がオススメ!ということになります。
ただ、どうしても2升用が欲しい方や、茶わん蒸しも作りたいという方は「BS-GC20」で良いでしょう。
いずれにせよ、もう一度よく考えてからベストな方を選んでもらえれば良いかと思います。