シャープのふとん乾燥機には、他社製品には無いユニークな点がいくつかあります。
先ずはプラズマクラスターを搭載していること。
そして、もう一つは「きのこアタッチメント」と呼ばれる温風を広範囲に届けるための機構を有していることです。
この「きのこアタッチメント」は、2017年10月に発売された「UD-AF1」というモデルから搭載され、その翌年にはそのパワーアップモデルである「UD-BF1」が登場しています。
そして、このシリーズの2019年モデル「UD-CF1」では、デザインが大幅に変わり、サイズもかなりコンパクトになっています。
<関連記事>
「UD-CF1」は何故キノコっぽくないのか?
「UD-CF1」のデザインはこれまでの「UD-BF1」や「UD-AF1」と全く違います。
「UD-BF1」や「UD-AF1」は、頭にキノコが乗っかっているようなデザインが特徴的であり、それが何となく可愛らしい印象を与える製品でした。
ところが「UD-CF1」のデザインからは、こうした「キノコらしさ」がほとんど見られません。
というか「全然キノコじゃないじゃん!」といった感じです。
何故、こんなにデザインが変わってしまったのでしょうか?
「UD-CF1」は小型化と軽量化を目指したモデル
この「UD-CF1」は従来のモデルより体積を約4割減らすことを目標に開発された製品です。
ただし、その性能は従来のものと同等とし、「きのこアタッチメント」機構も備えることが条件でした。
しかし、従来と同じ形の「きのこアタッチメント」をそのまま小型化しても十分な性能が得られないため、新しい形の「きのこアタッチメント」を新たに設計して搭載したということです。
つまり、その見た目はあまりキノコっぽくありませんが、「UD-CF1」にも「きのこアタッチメント」は搭載されているわけです。
ということで、この「UD-CF1」は、従来モデルと同等の性能を持ちながら、小型化と軽量化に成功しているモデルということになります。
スポンサーリンク
「UD-CF1」と「UD-BF1」のサイズと質量を比較
では、この「UD-CF1」がどのくらい小型化され軽量化されているのか?というと、従来モデル「UD-BF1」に比べ、体積を約43%、質量を約23%削減したとのことです。
「UD-CF1」と「UD-BF1」のサイズ及び質量は以下の通りです。
<UD-CF1>
- サイズ 幅280×奥行135×高さ297mm
- 質量 約3.1kg
<UD-BF1>
- サイズ 幅243×奥行243×高さ386mm
- 質量 約4.0kg
「UD-CF1」は平べったい正方形、「UD-BF1」は円筒形に近い感じと、その形状はかなり違いますが、奥行と高さに関しては「UD-CF1」の方が圧倒的に小さいことが分かります。
そして、質量も約1kgほど軽いですので、持ち運びも楽だし収納スペースも取りません。
それでいて性能は同等なのですから、この「UD-CF1」は非常に優れたふとん乾燥機であるといえますね。
「UD-CF1」は倒しても使える!
「UD-CF1」にはもう一つメリットがあります。
それは本体を倒した状態でも使用できることです。
「UD-BF1」は本体を立てた状態でしか使用できませんでした。
よって、ベッドならともかく、床に敷いたふとんには若干使いにくい感じがありました。
その点「UD-CF1」なら、ベッドでも床に敷いたふとんでも全く問題無しということです。
ということで、ベッドではなく床にふとんを敷いて寝ているという方には「UD-CF1」の方が断然イイと思います。
「UD-CF1」と「UD-BF1」の価格
「UD-CF1」も「UD-BF1」もオープン価格で販売されていますので、時期や在庫状態などによってその価格は変動します。
ちなみに楽天市場だと
- UD-BF1 11,400円から
- UD-CF1 19,380円から
という感じです。(2019/12/10現在)
両者の性能はほぼ同じなので、コンパクトで軽い「UD-CF1」の方が魅力的に映りますが、丸いキノコヘッドの方が可愛くて好き!という方も多いでしょうね。
まあ、この辺の好みは人それぞれですから、実際の販売価格と見合わせながら、貴方にピッタリな方をチョイスすると良いでしょう。