シャープのヘルシオ ホットクックの2020年モデルには、
- KN-HW24E
- KN-HW16E
- KN-HT16E
- KN-HW10E
の4機種があります。
型番の数字はその製品の容量を表しており、「24」は2.4L、「16」は1.6L、「10」は1.0Lということです。
そこで「おや?」と思うのは、1.6Lタイプにだけ2つの機種があるということです。
- この2機種の違いは?
- 何故1.6Lタイプだけ2機種なの?
今回はそんなお話です。
KN-HW16EとKN-HT16Eの違い
「KN-HW16E」と「KN-HT16E」の大きな違いは、無線LAN機能があるか無いかです。
無線LAN機能があるのが「KN-HW16E」であり、無いのが「KN-HT16E」です。
では無線LAN機能があると何がイイのか?というと、
- 画面と音声で作り方が分かる
- レシピが増える
- スマホと連携できる
といったところです。
「KN-HW16E」の液晶画面は「KN-HT16E」よりも大きくなっており、そこにメニュー名や材料、作り方などが音声とともに表示されます。
利用者はその案内に従って作業を進めれば良いわけです。
こうなると無線LAN機能があった方が便利だし楽でしょうね。
KN-HT16Eは普通のモデル
「KN-HT16E」の液晶画面は小さく、そこには基本的に数字が表示されます。
メニューも数字で表されるので、レシピブックを見ながらの作業になるでしょう。
ただ、ヘルシオ ホットクックに無線LAN機能が搭載されたのは2017年モデルの「KN-HW24C」からですので、それ以前のモデルではすべてこうした作業になります。
ですから、「KN-HT16E」はごく普通の製品、または古いタイプの製品であるといえます。
でも、無線LAN機能があった方が便利なのは明白ですから、多くの消費者はそっちに目がいくはず。
それでもなお「KN-HT16E」を販売する理由とは?
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KN-HT16Eにも需要はある?
メーカーとしても、新商品を販売するにあたってはある程度の需要を見込んでいるはずです。
では、無線LAN機能の無い「KN-HT16E」に需要はあるのか?
ここからはあくまでも推測の話になりますが、「KN-HT16E」が欲しいという人は、2~4人の少数家族の世帯で、「無線LAN機能は要らない」か「予算がない」ということでしょうね。
「予算がない」という方はちょっと置いといて、「無線LAN機能は要らない」には「無線LAN機能?よく分からない」「無線LAN機能を使いこなせない」という方も含まれるはず。
例えば、2人だけで暮らす高齢者夫婦とか。
このご時世ですので、高齢者でもパソコンやスマホを見事に使いこなす方も多いですが、パソコン無し、スマホも無しというケースも少なくはないはず。
そんな家庭に無線LAN機能付きのヘルシオ ホットクックがあってもどうなんでしょうか?
まあ、慣れれば使いこなせるようにはなると思いますが、おそらく古いタイプの方がかえってしっくりと来るんじゃないでしょうか。
まあ、こう考えると「KN-HT16E」にも需要はあるといえそうですし、少人数家族向けの1.6Lタイプにだけ無線LAN機能無しのモデルもあるのも、何となく合点がいきますね。
KN-HW16EとKN-HT16Eの価格
ヘルシオ ホットクック「KN-HW16E」と「KN-HT16E」はオープン価格で販売されていますが、無線LAN機能のある「KN-HW16E」の方が高いと予想されます。
現在のヤフーショッピングでの販売価格は
- KN-HW16E 50,800円~
- KN-HT16E 45,347円~
といったところです。(2020/06/28現在)
価格は変動しますので、実際の価格はそれぞれの通販サイトでご確認下さい。
●ヤフーショッピングはこちら
●楽天市場はこちら
無線LAN機能があった方が便利なのは確かですが、中には古いタイプの方がイイという方もいるでしょう。
いずれにしてもヘルシオ ホットクックがあれば毎日の食事の支度も楽になるでしょうし、食事もきっと楽しくなるはず。
そして、食事が楽しければ人生もまた楽しいということです。