「コンプレッサー式でコンパクトな除湿機が欲しい!」という方に今人気なのが、アイリスオーヤマの「IJC-J56」と「IJC-H65」の2機種です。
この両者の違いを簡単に説明すると、
- 「IJC-J56」の方がシンプルでコンパクト
- 「IJC-H65」の方が機能的でパワフル
ということです。
ただ、コンパクトといっても少しコンパクト、パワフルといってもややパワフルといった感じなので、どちらを選ぶべきか多少悩むかも知れません。
そこで、「IJC-J56」と「IJC-H65」の違いをはっきりさせ、選択の決め手となるポイントを探してみましょう。
「IJC-J56」はとにかくシンプルな除湿機!
アイリスオーヤマ「IJC-J56」は非常にシンプルであり、必要最低限の機能だけが付いた除湿機です。
その機能は基本的に室内の除湿をするだけです。
もちろん、部屋干しの洗濯物を乾かす際にも活躍しますが、衣類に直接風を当てたりする機能はありません。
とにかく室内全体が除湿されることで、部屋干しの洗濯物も速く乾くようになるということです。
「IJC-H65」はより機能的な除湿機
「IJC-J56」に比べ「IJC-H65」には衣類乾燥除湿機としての機能が充実しています。
「IJC-H65」には衣類乾燥モードがあり、パワフルな風を衣類に直接当てることによって、より速く衣類を乾燥させることができます。
また、オートルーバーもあるので、衣類にムラなく風を当てることも可能です。
よって、部屋干しの洗濯物を速く乾かすという点では、この「IJC-H65」の方が優れているといえそうです。
「IJC-J56」と「IJC-H65」の除湿能力を比較
冒頭で「IJC-H65」の方がパワフルであると述べましたが、両者の除湿能力は以下の通りです。
<IJC-J56>
- 50Hz:5L/日 60Hz:5.6L/日
<IJC-H65>
- 50Hz:5.5L/日 60Hz:6.5L/日
そして、両者の除湿可能面積の目安は以下の通りです。
<IJC-J56>
- 50Hz:木造6畳 プレハブ10畳 鉄筋13畳
- 60Hz:木造7畳 プレハブ11畳 鉄筋14畳
<IJC-H65>
- 50Hz:木造7畳 プレハブ11畳 鉄筋14畳
- 60Hz:木造8畳 プレハブ12畳 鉄筋16畳
つまり、両者の除湿能力の差は畳1畳分ぐらいですので、それほど極端な差でもないということです。
「IJC-J56」と「IJC-H65」のサイズと重量を比較
コンパクトな除湿機が欲しい!という方にとっては、そのサイズや重量も大きなポイントになるはずですね。
「IJC-J56」と「IJC-H65」のサイズと重量は次のようになっています。
<IJC-J56>
- サイズ:幅25×奥行23×高さ38.3(cm)
- 重量:8.8kg
<IJC-H65>
- サイズ:幅31.9×奥行20.4×高さ53.5(cm)
- 重量:9.7kg
よって、よりコンパクトで軽いのは「IJC-J56」の方です。
ただ、「IJC-H65」も奥行(厚み)の無いスリムタイプなので、それほど圧迫感もなく邪魔にならないと思われます。
「IJC-J56」と「IJC-H65」の価格差
アイリスオーヤマの除湿機「IJC-J56」と「IJC-H65」の楽天市場での最安値は以下の通りです。(2023/04/01現在)
- IJC-J56 14,891円
- IJC-H65 13,180円
以前は「IJC-J56」の方が安かったのですが、現在は「IJC-H65」の方が逆に安くなっています。
「IJC-H65」の方が機能的で除湿能力も高いので、こうなると「IJC-H65」の方が魅力的ですね。
総括
今回はアイリスオーヤマの除湿機「IJC-J56」と「IJC-H65」の違いについて色々と検証してきましたが、それらをまとめると以下のようになります。
- 「IJC-J56」は単なる除湿機
- 「IJC-H65」には衣類乾燥モードがある
- 「IJC-H65」の方が除湿能力が少し高い
- 「IJC-J56」の方がコンパクトで軽い
- 「IJC-H65」の方が少し安い
この中で何を重要視するかは人それぞれですが、おそらく一番の違いは「単なる除湿機」と「衣類乾燥除湿機」の違いだと思います。
よって、衣類乾燥をメインとするのであれば「IJC-H65」の方が良いと思われます。
一方、なるべくコンパクトな製品が欲しい!という人は「IJC-J56」を選ぶと良いでしょう。
それでは予算と相談しながら貴方にピッタリなモデルを選んで下さい。
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