日立が販売する扇風機にはDCモーターを搭載した機種が多く、2020年のニューモデルでは「HEF-AL300B」のみがACモーターの扇風機です。
この「HEF-AL300B」は前年度モデル「HEF-AL300A」の後継モデルであり、その仕様や機能は前機種とほぼ同じです。
ただ、両者はカラーデザインが異なっていますし、販売価格も同じというわけではありません。
よって、このあたりがどちらを選ぶかのポイントになりそうです。
HEF-AL300BとHEF-AL300Aのカラー
2019年モデルの「HEF-AL300A」は、ガードの中央部、スタンド表示部、操作パネル部がブラックになっています。
つまり、この3か所の黒がアクセントとなったユニークなカラーデザインに特徴があります。
一方、2020年モデルの「HEF-AL300B」では、この3か所がシルバーになっています。
よって、全体的に白っぽくてシンプルな印象があります。
まあ、どちらが好みかは人それぞれですが、機能的には全く同じ扇風機ですので、デザインで決めるというのもアリですね。
HEF-AL300BとHEF-AL300Aの共通機能
2020年モデル「HEF-AL300B」と2019年モデル「HEF-AL300A」に共通している機能・仕様は以下の通りです。
- 8枚羽根で優しい風を実現
- 風量4段階切替(微風~強)
- スタンド表示部
- 減灯&消音機能
- 切・入同時タイマー
- リズム運転&おやすみ運転
- 左右約75度首振り
- リモコン付き
- チャイルドロック
ポイントとしては、8枚羽であることと「微風」があることですね。
その他の機能を見ても、ACモーター扇風機としてはかなり高機能な製品だといえるでしょう。
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HEF-AL300BとHEF-AL300Aの価格
一般的に、その年に発売されたニューモデルよりも、その前の年に発売された型落ちモデルの方が販売価格は安くなります。
実際に楽天市場での両者の最安値を調べてみると、
- HEF-AL300B 8,521円
- HEF-AL300A 6,480円
となっています。(2020/07/16現在)
よって、デザインにこだわりがなければ2019年モデル「HEF-AL300A」を選んだ方がお得でしょうね。
ただし、「HEF-AL300A」はすでに生産を終了していますので、今後は両者の価格差は縮まっていくと思われます。
まあ、その時の販売価格と自分の好みを照らし合わせながら、いずれかの機種を選ぶと良いでしょう。
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リモコン無しタイプ「HEF-AL100A」について
日立のACモーター扇風機の2019年モデルには、「HEF-AL100A」という機種もありました。
これはリモコン無しのシンプルなACモーター扇風機であり、その分価格も安いというのが大きなポイントです。
2020年モデルにはこの「HEF-AL100A」の後継モデルはありません。
よって、「リモコン要らない」「安い方がいい」という方なら、この「HEF-AL100A」にしても良いかと思いましたが、現在の販売価格は「HEF-AL300A」よりもかえって高くなっています。
その理由は、この製品も生産は終了しており、その在庫もかなり少ないからのようです。
よって、この「HEF-AL100A」はあまりオススメできません。
「HEF-AL300B」か「HEF-AL300A」にしましょう。