コロナ「DH-1220R」はコアヒートシリーズの2020年モデルですが、同じ2020年モデルには「DHX-1220R」という機種もあります。
この「DHX-1220R」はヤマダ電機のオリジナルカラーのハイグレードモデルです。
確かに「DHX-1220R」には「ダークブラウン」と「ピュアブラック」があり、非常にオシャレでカッコイイです。
でも、ハイグレードモデルということは、単に色が違うだけではないはず。
では、「DH-1220R」と「DHX-1220R」では何が違うんでしょうか?
DH-1220RとDHX-1220Rの違い
「DH-1220R」には「省エネセンサー運転」と「ゆらぎ運転」の2つの省エネ機能があります。
一方、「DHX-1220R」の場合は「省エネセンサー運転」は同じですが、こちらは「ecoゆらぎ運転」となっています。
そして、「DH-1220R」と「DHX-1220R」の機能的な違いはこの1点のみです。
では、「ゆらぎ運転」と「ecoゆらぎ運転」はどう違うのか?
「ゆらぎ運転」と「ecoゆらぎ運転」の違い
両者の取扱説明書を見てみると、
<ゆらぎ運転>
- 体感温度を考えながら、ヒーターの出力を自動的に切り替え、電力をセーブして運転します。
<ecoゆらぎ運転>
- 温度センサーがお部屋の温度を検知し、室温に応じて体感温度を考えながら電力をセーブして運転します。
と書かれてあります。
さらに
「ゆらぎ運転」は
- 通常の運転の場合と比べて約29~39%の消費電力を節約します。
「ecoゆらぎ運転」は
- 通常の運転の場合と比べて約29~66%の消費電力を節約します。
と書かれています。
ここで分かることは、「DHX-1220R」の「ecoゆらぎ運転」の方が、より大きな消費電力を節約できるということです。
そして、「DHX-1220R」がハイグレードモデルである理由はここにあります。
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「ecoゆらぎ運転」の省エネ効果
「ゆらぎ運転」も「ecoゆらぎ運転」も、定期的にヒーターの電力をセーブして運転する機能ですが、両者には以下の違いがあります。
<ゆらぎ運転>
- 室温に関係なく一定の動作をする
<ecoゆらぎ運転>
- 室温に応じて3種類の動作をする
例えば「温度調節つまみ」の設定位置が「5」だった場合、通常運転の平均的なおよその消費電力は「660W」になります。
これが「ゆらぎ運転」になると「450W」となります。
一方「ecoゆらぎ運転」の場合は
- 室温15度未満「450W」
- 室温15~20度未満「390W」
- 室温20度以上「300W」
と3段階になります。
これが意味するのは、室温が低い時(15度未満)は両者とも同じ動きをしますが、室温が高かったり室内が暖まって来た場合(15度以上)「ecoゆらぎ運転」は「ゆらぎ運転」よりも電力をセーブした運転をするようになるということです。
そして、こうした省エネの積み重ねによって、最大約66%の消費電力を節約できるというわけです。
DH-1220RとDHX-1220Rの価格
「DHX-1220R」は「DH-1220R」のハイグレードモデルですので、当然その価格も高くなります。
現在の楽天市場での最安値は
- DH-1220R 27,800円
- DHX-1220R 35,480円
となっています。(2020/10/19現在)
両者の機能的な違いは「ゆらぎ運転」と「ecoゆらぎ運転」にありますが、ダークブラウンやピュアブラックといったカラーも大変魅力的ですね。
機能で選ぶか?カラーで選ぶか?価格で選ぶか?、いずれにせよ、よく検討してから購入することをお勧めします。
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