コロナの「ノイルヒート」は、オイルヒーターのような優しい暖かさをオイルを使わずに実現した新しい暖房器具です。
その外観は一般的なオイルヒーターとよく似ていますが、オイルをなくしたコロナ独自のヒーター構造により、オイルヒーターにはない速暖性を実現し、さらに軽量化も実現しています。
つまり、コロナの「ノイルヒート」は、従来のオイルヒーターが持つ欠点を解消し、その良いところだけを残した優れた暖房器具であるといえます。
ちなみに「ノイルヒート」はオイルを使わないので、オイルヒーターではなく「オイルレスヒーター」と呼ばれます。
コロナ ノイルヒート3機種の違い
コロナの「ノイルヒート」には以下の3機種があります。
- DHS-1519 家電量販店モデル
- DHS-1219 家電量販店モデル
- CHS-15A ルート限定商品
デザインは3機種ともほぼ同じですが、それぞれカラーが異なっています。
- DHS-1519(KH) グレイスブラック
- DHS-1219(SW) ホワイトシルバー
- CHS-15A(KR) ワインブラック
あとはパワー、重量、付属品などの違いです。
DHS-1519とDHS-1219の違い
「DHS-1519」と「DHS-1219」はいずれも家電量販店モデルですが、この両者はパワーが違います。
両者の暖房出力は以下の通りです。
- DHS-1519 1500W~300W
- DHS-1219 1200W~300W
よって、両者の暖房の目安も
- DHS-1519 10畳まで
- DHS-1219 8畳まで
となります。
よって、実際に使用する部屋の大きさに合わせて、いずれかを選べば良いということになります。
なお、この畳数の目安は一般社団法人日本電機工業自主基準に基づいたもので、コロナ社の基準に基づいた目安はこれよりも少し広くなります。
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DHS-1519とDHS-1219のサイズと重さ
「DHS-1519」と「DHS-1219」のサイズは
- 高さ621×幅270×奥行469mm
と全く同じです。
ただ本体内部に搭載されている「FIXAL HEATER」と呼ばれるヒーターユニットの数が、「DHS-1519」は3基、「DHS-1219」は2基と違うため、本体の重量は「DHS-1219」の方が以下のように軽くなります。
- DHS-1519 11.3kg
- DHS-1219 9.7kg
DHS-1519とCHS-15Aの違い
ルート限定商品の「CHS-15A」の暖房出力は1500W~300Wであり、その性能や仕様は「DHS-1519」と全く同じです。
よって、両者の違いは販売ルートと本体カラーということになります。
ただし、「DHS-1519」と「DHS-1219」にはリモコンが付いているのに対し、この「CHS-15A」にはリモコンが付いていないようです。
よって、リモコンは絶対必要!という方は「CHS-15A」を選ぶべきではないでしょう。
でも、そのワインブラックのカラーには、ちょっと惹かれる方も多いかも知れませんね。
コロナ ノイルヒートの価格
コロナの製品情報サイトによると、「DHS-1519」と「DHS-1219」はオープン価格ですが、「CHS-15A」は99,800円(税抜)となっています。
でも、楽天市場でみると結構安く販売されています。
現在の楽天市場での最安値は
- DHS-1519 66,500円
- DHS-1219 59,253円
- CHS-15A 64,944円
といったところです。(2020/11/10現在)
まあ、パワーの違いやリモコンの有無を考えれば、この価格差は順当なところかも知れませんね。
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