2020年10月に発売されたパナソニックのヘアドライヤー「EH-NA0E」は、同社の「ナノケア」シリーズの最上位機種です。
そして、同じ2020年モデルにおいて、その一つ下のランクにあるのが「EH-NA9E」です。
この両者はともに「ナノイー」を搭載していますが、
- EH-NA0E 高浸透「ナノイー」&ミネラル搭載
- EH-NA9E 「ナノイー」&ミネラル搭載
という違いがあります。
では、高浸透「ナノイー」と「ナノイー」では、どれほどの違いがあるんでしょうか?
EH-NA0EとEH-NA9Eの違い
高浸透「ナノイー」は、従来の「ナノイー」の性能をより高めた進化型「ナノイー」であるといえます。
その最大の特長は、高浸透「ナノイー」の水分発生量が、従来の「ナノイー」の18倍にアップしていることです。
水分発生量が多い方が、ドライヤー使用後の髪の潤いもアップします。
パナソニックによると、ドライヤーで乾燥させた直後の毛髪水分増加量を計測すると、「EH-NA0E」の毛髪水分増加量は従来機の1.9倍になるとのことです。
つまり、「EH-NA0E」を使えば髪の潤いは約2倍になるということです。
より潤いのある美しい髪に仕上げたいという貴方には、高浸透「ナノイー」を搭載した「EH-NA0E」がとても魅力的に映るのでは?
なお、その他の仕様や機能に関しては、「EH-NA0E」も「EH-NA9E」もほとんど同じです。
EH-NA0EとEH-NA0Bの違い
さて、この高浸透「ナノイー」が搭載された最初のモデルは、2019年に発売された「EH-NA0B」です。
よって、2020年モデルの「EH-NA0E」は、この「EH-NA0B」の後継機種となります。
では、「EH-NA0E」と「EH-NA0B」には何か違うところがあるのか?というと、一か所だけあります。
それは吹出口の構造です。
「EH-NA0E」のミネラル風の吹出口は内向き
「EH-NA0E」も「EH-NA0B」も、高浸透「ナノイー」と同時にミネラルを含む風を送るドライヤーであり、高浸透「ナノイー」の吹出口は中央、ミネラル風の吹出口はその両サイドにあります。
「EH-NA0B」では高浸透「ナノイー」もミネラル風もそのまま直進する構造ですが、「EH-NA0E」のミネラル風の吹出口の角度は30度内向きになっています。
何故こうなっているのかというと、ドライヤーを動かしながら使用した場合に、風が当たらずに広がってしまうことを防ぐためです。
「EH-NA0E」の風の方が髪に届きやすい!
実際にドライヤーを使って髪を乾かす時には、ドライヤーを動かしながら乾かす人が多いはず。
となると、風がそのまま直進する「EH-NA0B」だと、外側に出るミネラル風が髪に当たらず外に逃げてしまう場合があります。
その点、ミネラル風が内側に向かって出る「EH-NA0E」であれば、ミネラル風が外に逃げずに髪に当たる確率は高くなります。
パナソニックによると、「EH-NA0B」に比べて「EH-NA0E」の高浸透「ナノイー」とミネラル風の方が、約10%髪に届きやすくなっているとのことです。
そして、これにより
- キューティクルの密着性を高める
- キューティクルを剥がれにくくする
という効果が生まれます。
さらに、キューティクルの密着性が高まることで、ヘアカラーした髪のダメージや退色を抑制することもできます。
まとめ
今回の記事をまとめると次のようになります。
- 「EH-NA0E」は「EH-NA9E」より髪に潤いを与えられる
- 「EH-NA0E」は「EH-NA0B」より少し進化している
ということで、一番性能が良いのは「EH-NA0E」ですが、これは当たり前ですね。
でも価格的には「EH-NA0E」の方が高くなりますので、実際の販売価格を見ながらよく検討してみて下さい。
「EH-NA9E」だって高級機であることには間違いないですからね。
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