コロナの衣類乾燥除湿機「CD-S6321」と「CD-P6321」の除湿能力は、ともに「6.3L/日(60Hz時)」と同じです。
じゃあ、本体のデザインが違うだけで、その中身は一緒なのか?というと、そうではありません。
「CD-S6321」には「CD-P6321」には無い機能があり、同じ除湿能力であってもより効果的な衣類乾燥が可能となっているんです。
CD-S6321とCD-P6321の風の違い
部屋干しの洗濯物を乾かすには、部屋の湿度を下げると同時に衣類に効果的に風を当てることがポイントです。
除湿能力は「CD-S6321」も「CD-P6321」も同じですから、部屋の湿度は同じように下がるでしょう。
しかし、風の当たり方は「CD-S6321」と「CD-P6321」とでは違っているんです。
CD-S6321の方が吹き出し口の幅が広い
「CD-S6321」の風の吹き出し口の幅は「CD-P6321」の約2倍あります。
よって、「CD-S6321」の方が広範囲に風を送り出すことができます。
そうなると、衣類に当たる風の面積も広がるので、当然衣類も乾きやすくなるでしょうね。
プチルーバーとオートルーバー
「CD-P6321」にはプチルーバーが付いており、これを手で動かすことで風向きを上方向から水平方向まで自由に調節することが出来ます。
対する「CD-S6321」のルーバーは自動で2段階のスイングをします。
「ワイドスイング」は水平方向から上向き95度までワイドに風を送ります。
「上吹きスイング」は55度の範囲で上吹きの風を送ります。
なお、ルーバーを好みの位置で固定したい時は、ワイドスイング中にルーバーが好みの位置にきたところでルーバーボタンを押して動きを停止させればOKです。
というわけで、ここでも「CD-S6321」の方が効果的に衣類の乾燥が出来そうです。
衣類乾燥時間の違い
「CD-S6321」と「CD-P6321」は同じ除湿能力を持った衣類乾燥除湿機ですが、風の吹き出し口の幅が広く、オートルーバーも搭載された「CD-S6321」の方が効果的に衣類の乾燥が出来そうです。
実際、コロナの製品情報サイトを見ると、2kg相当の洗濯物を乾かすのに要する時間は、
- CD-S6321 約136分
- CD-P6321 約173分
となっています。
つまり、衣類乾燥に関しては「CD-S6321」の方が優れているといえますね。
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衣類乾燥モードの違い
「CD-P6321」には「衣類乾燥」という1つのモードしかありませんが、「CD-S6321」には「速乾」と「おまかせ」の2つのモードがあります。
「速乾」は、強風連続運転によって衣類をしっかり乾かすモードです。
「おまかせ」は湿度センサーで検知しながら運転するモードで、強風⇒弱風⇒自動停止という流れになります。
この「おまかせ」モードだと、衣類が乾いたら自動的に運転を停止してくれるので、便利だし節電にもなりますね。
フィルターの違い
さて、ここまでのところでは「CD-S6321」の方が絶対イイ感じですが、実は「CD-P6321」の方が優れているところもあるんです。
それはフィルターの性能です。
「CD-P6321」には「ウイルス抑制・除菌・脱臭」性能を持つ10年間交換不要のフィルターが付いています。
一方「CD-S6321」には単なるエアフィルターしか付いていません。
つまり、除湿機から出てくる風は「CD-P6321」の方が圧倒的にキレイであるということです。
花粉症の方や何らかのアレルギーを持つ方、ウイルスやニオイが気になるという方は、この点を見逃さない方が良いかと思います。
まとめ
今回は「CD-S6321」と「CD-P6321」の違いについて色々と述べてきましたが、それらをまとめると以下のようになります。
- 両者の除湿能力は同じである
- 全体的には「CD-S6321」の方が優れている
- フィルター性能は「CD-P6321」の方が良い
これらのポイントを踏まえながら、貴方にピッタリな方のモデルを選ぶと良いでしょう、
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