日立リビング扇風機の2021年モデルには「HEF-DL300C」と「HEF-AL300C」の2機種があります。
この2機種の大きな違いは
- HEF-DL300CはDCモーター
- HEF-AL300CはACモーター
ということです。
よって、初めからDCモーター扇風機の購入を考えている方なら「HEF-DL300C」の一択ですが、そうでない方はどちらがイイのかと悩むかも知れません。
今回はそんな後者の方に向けた記事です。
DCモーターのメリットとデメリット
ACモーター扇風機に比べ、DCモーター扇風機には次のようなメリットがあります。
- 低速回転により微風が実現できる
- 風量がより細かく設定できる
- 電気代を節約できる
つまり、扇風機としての性能はACモーターよりもDCモーターのほうが優秀であるということです。
しかしながら、DCモーター扇風機には
- ACモーター扇風機よりも価格が高い
というデメリットもあります。
よって、ACモーターとDCモーターのどちらを選ぶかは、
- 多少価格が高くても性能の良い方がイイ
- 多少性能が低くても価格の安い方がイイ
の、いずれかになるでしょう。
HEF-DL300CとHEF-AL300Cの特徴
「HEF-DL300C」はDCモーター扇風機ですが、機能的にはシンプルなモデルです。
それに対し、「HEF-AL300C」はACモーター扇風機ですが、機能的には結構優れているモデルです。
例えば、風量調節に関しては
- HEF-DL300C 6段階
- HEF-AL300C 4段階
と、明らかに「HEF-AL300C」の方が優れています。
しかし、タイマー機能に関しては「HEF-AL300C」の方が実は優れているんです。
HEF-DL300CとHEF-AL300Cのタイマー機能
「HEF-DL300C」には「1-3-6時間の切タイマー」が付いています。
「HEF-DL300C」に搭載されているタイマー機能はこれだけです。
これに対し、「HEF-AL300C」には「切・入同時タイマー」と「おやすみ運転」があります。
「切・入同時タイマー」は「1-2-4-6時間」に設定が可能です。
「おやすみ運転」は「弱」で運転を開始し、約20分後に「微」運転に切り換わり、その後は設定した時間で運転を停止します。
設定時間は2時間と10時間です。
このように、「HEF-AL300C」の方がタイマー機能が充実しているのは明らかです。
よって、タイマー機能をよく使うという方なら「HEF-AL300C」を選ぶのもアリですね。
結局どっちがイイの?
扇風機としての基本性能はDCモーターを搭載した「HEF-DL300C」の方が絶対的に優れています。
ただし、付加機能としてのタイマーに関しては「HEF-AL300C」の方が充実しています。
あと、値段は「HEF-AL300C」の方が安いです。
よって、選択のポイントは
- 扇風機としての基本性能
- タイマー機能
- 価格
となりそうです。
これらのポイントのうち、何を優先するのかで、貴方に最適なモデルに巡り会えるでしょう。
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