シャープ「PJ-N3DG」と「PJ-N3DS」は、いずれもプラズマクラスター7000を搭載したハイポジションタイプのDCモーター扇風機です。
この2機種には「ネイチャーウィング」と呼ばれる特殊な形状をした羽根が搭載されており、これによって優しくやわらかい風を生み出せるのが大きな特長です。
ただ、「PJ-N3DG」の方がより進化した「ネイチャーウィング」を搭載しており、より多くの機能が搭載されています。
では、両者の違いを早速みていくことにしましょう。
「PJ-N3DS」のネイチャーウィング
「PJ-N3DS」の羽根は非常に複雑な形状をしていますが、これは蝶の羽根をモデルにしたものであり、「ネイチャーウィング」と命名されています。
実際にそのモデルになったのは「アサギマダラ蝶」であり、その羽のくびれと羽ばたく時のうねりが再現されています。
この「ネイチャーウィング」が回転すると、その特殊な形状により羽根の軌跡は前後に2つ現われます。
「PJ-N3DS」は7枚羽根ですが、その二重の軌跡により合計14枚羽根相当のなめらかな風を生み出すことが出来るんです。
「PJ-N3DG」はトリプル・ネイチャーウィング!
「PJ-N3DG」の羽根はさらに複雑な形状になっており、こちらは「トリプル・ネイチャーウィング」と命名されています。
こちらには先程の「アサギマダラ蝶」の「くびれ」と「うねり」はもちろん、さらに「アゲハ蝶」の尾状突起もデザインされています。
この「トリプル・ネイチャーウィング」が回転すると、その羽の軌跡は三重となって現れます。
「PJ-N3DG」も7枚羽根ですが、その三重の軌跡により合計21枚羽根相当のなめらかな風を生み出します。
また、こちらの羽根のデザインには蝶の翅脈(羽根の筋)も取り入れられており、さらに風力を高めることにも成功しています。
「PJ-N3DG」にはパワフルモードがある
「PJ-N3DS」はリモコンの微調整ボタンにより、32段階に風量切替ができます。
なお、本体からは8段階の調整となります。
一方、「PJ-N3DG」には強風よりもさらに強い「パワフルモード」があるため、風量は33段階切替となり、本体からは9段階の切り替えができます。
この「パワフルモード」は帰宅直後や風呂上がりなど一気に涼みたい時に重宝しそうです。
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「PJ-N3DG」には温度センサーがある
「PJ-N3DG」には温度センサーが搭載されているため、室温表示機能があり、さらに「センサー運転」も出来ます。
この「センサー運転」は室温の合わせて自動的に風量を調整してくれるもので、強めと弱めの2種類を選択可能です。
「PJ-N3DS」には室温表示機能も「センサー運転」もありません。
「PJ-N3DG」と「PJ-N3DS」に共通な仕様と機能
羽根の形状、風量切替、室温表示、センサー運転を除けば、「PJ-N3DG」と「PJ-N3DS」の仕様はほぼ同じです。
両者のサイズと質量は全く同じであり、自動首振りの角度や手動による上下の角度範囲も同じです。
そして、入/切タイマー、リズム風、おやすみモード、衣類消臭モード、チャイルドロックなども両者に共通な機能です。
なお、最大風量時の消費電力は「PJ-N3DG」の方が大きく、プラズマクラスター適応床面積の目安も「PJ-N3DG」の方が広いです。
これは「PJ-N3DG」には「パワフルモード」があるためだと思われます。
「PJ-N3DG」と「PJ-N3DS」の価格
楽天市場で「PJ-N3DG」と「PJ-N3DS」の最安値を調べてみると
- PJ-N3DG 23,306円
- PJ-N3DS 18,480円
となっています。(2022/05/31現在)
スペックの高い「PJ-N3DG」の方が価格も高いのは当然ですが、この程度の価格差であれば「PJ-N3DG」にした方がイイかも。
まあ、この辺は人それぞれですから、貴方が欲しいと思う方を選ぶと良いかと思います。
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