コロナの「どこでもクーラー」は、一台でスポット冷風、衣類乾燥、除湿の3役をこなす便利な製品です。
その現行モデルには
- CDM-1421
- CDM-1021
- CDM-F1021
の3種類があります。
この3機種はその除湿能力により2つのタイプに分けられます。
また、「CDM-F1021」だけは他2機種と若干仕様が異なります。
どこでもクーラーの除湿能力の違い
どこでもクーラー3機種の除湿能力は以下の通りです。
- CDM-1421 14L/日(60Hz)
- CDM-1021 10L/日(60Hz)
- CDM-F1021 10L/日(60Hz)
型番の数字の上2桁が、60Hz時の一日の除湿能力を表しているので分かりやすいと思います。
そして、除湿可能面積の目安は以下の通りです。
<CDM-1421>
- 木造15~鉄筋30畳(50Hz)
- 木造18~鉄筋35畳(60Hz)
<CDM-1021 CDM-F1021>
- 木造11~鉄筋23畳(50Hz)
- 木造13~鉄筋25畳(60Hz)
先ずは除湿能力と除湿可能面積の目安を比べながら、どちらを選択すべきかを判断すると良いでしょう。
どこでもクーラーの冷風温度の違い
どこでもクーラーには冷風機能があるため、簡易的に冷風で涼むことができます。
ただし、その冷風の温度は除湿能力によって多少の違いが生まれます。
60Hz時、室温27℃、湿度60%での、室温と冷風の最大吹出温度差は以下のようになります。
- CDM-1421 -11℃
- CDM-1021 -10℃
- CDM-F1021 -10℃
その差は1℃ですが、少しでも涼しい方がイイ!という方は「CDM-1421」を選んだ方が良いかも知れませんね。
CDM-1021とCDM-F1021の違い
「CDM-1021」と「CDM-F1021」は除湿能力が同じであるため、除湿可能面積の目安や冷風の温度などは全く同じです。
ただ、「CDM-F1021」のフィルターには「除菌・脱臭シート」が付いているところが大きな違いです。
この「除菌・脱臭シート」は「CDM-1421」にも付いていませんので、「CDM-F1021」は特別仕様のモデルだといえます。
なお、この「CDM-F1021」のみ「家電量販店モデル」となっています。
コロナ どこでもクーラーの価格
コロナの製品情報サイトによると、どこでもクーラーの本体希望小売小売価格は、
- CDM-1421 84,480円
- CDM-1021 76,780円
- CDM-F1021 80,080円
となっています。(税込価格)
これが楽天市場だと驚くほど安い価格で販売されています。
現在の楽天市場での最安値は
- CDM-1421 35,279円
- CDM-1021 27,430円
- CDM-F1021 不明
といった感じです。(2021/06/29現在)
何故こんなに安くなっているのかは分かりませんが、まあ安いに越したことはありません。
気になる方はチェックしてみて下さい。
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どこでもクーラーの注意点
コロナのどこでもクーラーは、衣類乾燥除湿機に冷風機能が付いたような感じの製品です。
ただし、このどこでもクーラーを冷房機器として使う場合にはある注意が必要です。
この製品は本体前面から冷風が吹き出しますが、その時背面からは温風が出ます。
よって、閉め切った室内で使用すると室内の温度は上昇します。
これを避けるためには、背面側のドアや窓を開放するか、同梱されている排熱ダクトを使って、窓やドアなどから温風を部屋の外に出す必要があります。
また、別売りのダクトパネルを窓などに取り付けて、そこに排熱ダクトをセットすれば、室内はさらに快適な空間になります。
ただ、こうなるともはや「どこでもクーラー」ではなく、単なる簡易的な窓用エアコンのようになってしまいますけど・・・
まあ涼しければイイかな♪