近年ではバルミューダやアラジンなどの高価なオーブントースターが人気となっていますが、アイリスオーヤマや山善などの安価なオーブントースターも相変わらず人気です。
そんな中、最近よく目にするようになったのが、「コンフィー(comfee’)」という名のオーブントースターです。
でも「コンフィー」ってどこのメーカー?
ということで調べてみると、最初はイタリアのブランドという情報もあったのですが、最終的には中国の世界的に有名な家電メーカー「Midea」のブランドということに落ち着きました。
どうやらこの「コンフィー」というブランドは、最近日本に上陸してきたようです。
CF-AD081とCF-BF081の違い
現在「コンフィー」が販売しているオーブントースターには、ざっと4種類ほどがありますが、その中で今人気が高いのは
- CF-AD081
- CF-BF081
の2機種です。
両者ともトースト2枚焼きで機能的にもシンプルなオーブントースターですが、一般的な形状の「CF-AD081」に対し、「CF-BF081」は縦型であるところが大きな違いです。
CF-AD081の機能と価格
「CF-AD081」はごく普通のオーブントースターですが、安価な製品でありながらも温度調節機能を備えているのが特長です。
温度は80~230℃まで無段階に調節が可能なので、トーストだけでなく様々なメニューに対応できます。
タイマーは1~15分の間で設定できます。
でも、一番の魅力は価格の安さかも知れません。
「CF-AD081」の価格は楽天市場だと2,980円です。(2012/06/30現在)
この価格帯で温度調節機能のあるオーブントースターはあまりありませんので、ちょっと得した感じがありますね。
CF-BF081の機能と価格
「CF-BF081」は縦型のオーブントースターであり、上下2段の網で2枚のトーストを焼くというスタイルです。
縦型なのでスペースを取らずに設置できますし、上下の網で違う料理を同時に作ることも可能です。
こちらもタイマーの設定は15分までですが、温度調節機能はありません。
その代わり、上中下の3本のヒーターの稼働設定により、以下のように3段階の火力調節ができます。
- 下のみ 280W
- 上と中 720W
- 上中下 1000W
こちらの価格は「CF-AD081」より少し高く、楽天市場では3,980円で購入できます。(2021/06/30現在)
コンフィーとMideaの関係
最初に述べたように「コンフィー」は中国の家電メーカー「Midea(美的集団)」のブランドです。
ただ、「コンフィー」はイタリアのブランドであると記述されているサイトも多いので、そう思っている方も多いようです。
おそらくですが、「コンフィー」は元々はイタリアのブランドですが、後に「Midea」に買収されて、現在はその傘下にあるということなのかも知れません。
例えば、日本の「東芝ライフスタイル」も、現在は「Midea」の傘下にありますからね。
なお、Mideaの海外ブランドには「東芝」「Midea」「Comfee」があり、東芝はハイエンド、Mideaはミドルエンド、Comfeeはローエンド及びオンライン販売という住み分けをしているようです。
今回紹介したコンフィー オーブントースターの価格が安いのは、そもそもコンフィーがローエンド製品を扱うブランドであるからでしょうね。
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