シャープ「HX-PK12」は、同社の「プラズマクラスター加湿セラミックファンヒーター」の2021年モデルです。
この「HX-PK12」は、同シリーズの2020年モデル「HX-L120」と比べて、以下の2点が違います。
- 風量が約30%アップ
- 加湿量が約20%アップ
つまり、2021年モデル「HX-PK12」の性能は、2020年モデル「HX-L120」よりも明らかに良くなっているということです。
では、そのあたりを詳しく見ていきましょう。
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「HX-PK12」は大風量を実現!
2021年モデル「HX-PK12」も2020年モデル「HX-L120」も、ともに1200Wタイプの製品です。
つまり基本パワーは同じなのですが、「HX-PK12」の風量は「HX-L120」と比べて約30%アップしています。
その理由は、「HX-PK12」では、本体内部の風路構造や内部ファンの形状が一新されており、より速くて強い風を生み出せるようになっているからです。
そして、風量アップと同時に、その温風到達距離も「HX-L120」と比べて約2倍にアップしています。
つまり、同じ消費電力でありながら、「HX-PK12」の温風は「HX-L120」より遠くまで届くということであり、多少離れていても「HX-PK12」なら暖かいということです。
なお、新しくなった内部ファンには「テントウムシの羽根形状」が採用されており、これが速くて強い風を生む要因となっているようです。
シャープ SHARP 加湿付電気ファンヒーター ホワイト系 HX-PK12-W HXPK12
「HX-PK12」は加湿量もアップ!
2021年モデル「HX-PK12」の加湿量は、2020年モデル「HX-L120」と比べて約20%アップしています。
両者の加湿量(50Hz時)は以下の通りです。
- HX-L120 540mL/h
- HX-PK12 650mL/h
そして、その適応床面積の目安は
- HX-L120 プレハブ洋室14畳/木造和室8.5畳
- HX-PK12 プレハブ洋室18畳/木造和室11畳
となっています。
よって、「HX-PK12」の方がより広い部屋の加湿が可能であり、同じ広さの部屋であれば、よりたっぷりと加湿が出来るということです。
なお、加湿量が増えたことに付随して、タンク容量は「HX-PK12」の方が少し増えています。
- HX-L120 約2.7L
- HX-PK12 約3.1L
シャープ SHARP 加湿付電気ファンヒーター ブラウン系 HX-PK12-T HXPK12
「HX-PK12」と「HX-L120」の共通仕様
ここまで述べた「風量」と「加湿量」以外の仕様は、「HX-PK12」も「HX-L120」も大体同じです。
両者に共通の仕様は以下の通りです。
- プラズマクラスター7000搭載
- Wセンサー&エコ運転
- 自動フィルター洗浄運転
- ポンプアップ給水方式
- 分解して丸洗いOK
- 切り忘れ防止機能
- 二重安全転倒OFFスイッチ
なお、細かい点を挙げるならば、「HX-PK12」の切り忘れ防止機能は、8時間操作が無いと自動停止しますが、空気浄化運転時は連続運転になります。
一方、「HX-L120」の切り忘れ防止機能は、運転ボタンを押してから12時間後に自動停止します。
「HX-PK12」の価格
シャープのプラズマクラスター加湿セラミックファンヒーター「HX-PK12」は、楽天市場やヤフーショッピングなどで購入できます。
現在の販売価格は「29.800円」です。(2021/09/09現在)
●各通販サイトはこちら
結語
今回紹介したシャープ「HX-PK12」は、前年度モデル「HX-L120」と消費電力が同じながら、風量と加湿量のアップを実現させたモデルです。
「消費電力が同じ=電気代が同じ」ということですから、この「HX-PK12」にはかなりのメリットがあると思われます。
これから新たに冬の暖房器具を探すのであれば、このシャープ「HX-PK12」をその選択肢のひとつに加えてみるのもイイんじゃないでしょうか?