2021年9月に登場した東芝の衣類スチーマー「TAS-V6」は、2019年11月に発売された同社の「TAS-V5」の後継モデルです。
この「TAS-V6」と「TAS-V5」ではカラーデザインが異なりますが、それを除けばフォルムもサイズも重量も全く同じです。
つまり、見た目は変わりませんが、その中身はかなり異なっています。
その中でも特に大きく異なっているのはスチーム方式です。
簡単にいうと、スチームを出すためには
- ボタンを押し続ける必要がある
- 一回押せば連続して出る
という違いです。
「TAS-V6」の「ワンプッシュ連続1分間スチーム」とは?
前機種である「TAS-V5」は、「スチームボタンを押している間スチームが出る」という単純な方式です。
したがって、スチームを連続して出したい場合は、ボタンをずっと押し続ける必要があります。
一方、その後継機種となる「TAS-V6」には、「ワンプッシュ連続1分間スチーム」という方式が採用されており、スチームボタンを1回押すと約1分間スチームが出続けます。
そして、その状態で約1分経過するとスチームは自動的に止まりますが、再度スチームを出したい時はまたスチームボタンを押せば良いわけです。
なお、スチームが出ている途中でスチームボタンを押すとスチームは止まります。
また、各温度設定によりスチーム量は以下のように異なります。
- 低温時 約6mL/分
- 中温時 約11mL/分
- 高音時 約15mL/分
「TAS-V6」と「TAS-V5」どっちが楽?
例えば、スチームを連続して10分間出したい場合、「TAS-V5」だと10分間ボタンを押し続けなければなりません。
それに対して、「TAS-V6」なら10回ワンプッシュすればよく、ずっとボタンを押し続ける必要はありません。
これってどっちが楽そうですか?
おそらく「TAS-V6」の方がイイじゃん!と思う人の方が多いんじゃないでしょうか。
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「TAS-V5」の「瞬間3倍ショット」について
前機種の「TAS-V5」には「瞬間3倍ショット」という機能が搭載されていました。
これは「通常の約3倍のスチームが2秒間程度出る」というもので、頑固なシワ取り向けの機能です。
しかし、今回の後継機種「TAS-V6」ではこの機能は省かれています。
その理由は定かではありませんが、そもそもこの「瞬間3倍ショット」には以下の様なデメリットがあるのは事実です。
- ショットの噴射時間が約2秒と短い
- 準備にスチームボタンを10秒以上押し続ける必要がある
- ショットするにはスチームボタンを押し続けながら別のボタンを押す必要がある
こうしたデメリットもあり、この「瞬間3倍ショット」は「あまり実用的ではない」とか、「思ったほどの効果は得られない」と判断されたのかも知れません。
連続スチーム時間とタンク容量の違い
「TAS-V6」も「TAS-V5」も、スチーム量は最大約15g/分(高温時)と同じです。
しかし、両者の連続スチーム時間(中温時)は異なります。
その理由は両者のタンク容量が違うからです。
<TAS-V6>
- 連続スチーム 約10分50秒
- タンク容量 約120mL
<TAS-V5>
- 連続スチーム 約10分
- タンク容量 約110mL
このように、一回の注水で使える時間は「TAS-V6」の方が長いです。
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