シャープ「HV-P30」は、コンパクトな気化式の加湿器であり、2021年9月に発売されたモデルです。
その基本的な仕様は前機種の「HV-L30」とほとんど変わりませんが、1点だけ違うところがあります。
それは、2021年モデル「HV-P30」には「抗菌加工操作パネル」が実装されていることです。
この抗菌加工により操作パネルはいつも清潔に保たれるので、安心して使えるのが「HV-P30」のメリットです。
「HV-P30」と「HV-L30」の価格
シャープ「HV-P30」と「HV-L30」の違いは「抗菌加工操作パネル」が実装されているか否かであり、その他の仕様は全く同じです。
ただし、その販売価格は異なるので、先ずはそこをチェックした方が良いでしょう。
楽天市場での両機種の最安値は
- HV-P30 16,200円
- HV-L30 10,500円
となっています。(2021/12/04現在)
この状況だと価格の安い「HV-L30」を選んだ方がお得な感じがしますが、「抗菌加工操作パネル」に魅力を感じるのであれば「HV-P30」を選んでも良いでしょう。
なお、シャープのHPでは「HV-L30」は「在庫僅少」となっているので、いずれはこの価格差も縮まってくると思われます。
そして、ほとんど価格差が無いか、「HV-L30」の方が高くなった時は、「抗菌加工操作パネル」仕様の「HV-P30」を選ぶべきですね。
「HV-P30」の加湿方式と電気代
シャープ「HV-P30」は気化式の加湿器であり、その構造はいたってシンプルです。
タンク内の水をフィルターが吸い上げ、そのフィルターにファンで風を当てることで、湿った空気を室内に放出します。
電力のほとんどはその内部ファンによって消費されますが、「HV-P30」はDCモーターを採用しているため、ファン自体の消費電力も少なくて済みます。
したがって、1時間あたりの電気代は
- 強 約0.25円
- 静音 約0.07円
と、かなりの省エネができます。
*電気代は27円/kWhで算出しています。
というわけで、電気代をなるべく抑えたい!という方にはピッタリな加湿器だと思います。
ただし、加湿力はそれほどパワフルではないこともお忘れなく。
「HV-P30」の基本仕様
<加湿の適用床面積の目安>
- 木造和室 5畳
- プレハブ洋室 8畳
<プラズマクラスター適用床面積の目安>
- 約5畳
<加湿量>
- 強 290mL/h
- 静音 145mL/h
<連続加湿時間>
- 強 約8.2時間
- 静音 約16時間
<機能>
- 温度・湿度のWセンサー
- うるおい自動運転
- 静音運転
- プラズマクラスター空気浄化運転
- 湿度表示ランプ
- お手入れランプ
- 切タイマー
- 水切れ検知装置
- 広口タンク
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