ダイニチ「HD-LX1221」は、ダイニチのハイブリッド式加湿器の中では最もグレードが高い「LXシリーズ」の2021年モデルです。
この「HD-LX1221」の本体そのものの仕様は、前年度モデルの「HD-LX1220」と全く変わりはありませんが、ひとつだけ違いがあります。
それは2021年モデルの「HD-LX1221」から「スマートリモコン対応」になったことです。
これはインターネット接続環境を利用することで、スマホやタブレットからも操作ができるというものですが、実際これで何が出来るのかを見ていきましょう。
スマートリモコンで出来ること
スマホから操作や確認が出来るのは以下の3つです。
- 運転モード
- 湿度設定
- 運転ON/OFF
まあ、基本的な操作はほぼスマホで出来るということですね。
この機能の一番のメリットは、家の外からでも操作ができることでしょうね。
例えば、帰宅途中にスマホで操作しておけば、十分に加湿された状態の室内に帰れるわけですから、これは非常に便利で嬉しい機能であると思います。
なお、スマートリモコン自体は付属品ではなく、自分で用意する必要がありますのでご注意を。
HD-LX1221とHD-LX1220の価格
「HD-LX1221」と「HD-LX1220」の違いは、スマートリモコンに対応しているか否かだけです。
よって、別にスマートリモコン対応でなくても良いという方なら2020年モデルの「HD-LX1220」を選ぶのもOKです。
ところが、現状では2021年モデル「HD-LX1221」の販売価格の方が安いんですよね。
<楽天市場での最安値>(2022/01/10現在)
- HD-LX1221 36,000円
- HD-LX1220 45,000円
というわけで、スマートリモコンを使う使わないにかかわらず、2021年モデルの「HD-LX1221」を選んだ方がお得です。
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HD-LX1221の加湿方式について
ダイニチ「HD-LX1221」は「気化式×温風気化式」のハイブリッド式加湿器です。
普通の気化式は水を含んだフィルターに風をあてて加湿しますが、「HD-LX1221」では温風をあてての加湿もできます。
温風をあてることによって生まれるメリットは、加湿スピードが上がることです。
そもそも気化式の加湿器には、他の方式のものと比べて加湿スピードが劣るという欠点がありますが、これを温風気化式にすることでこの欠点を解消することができます。
ヒーターを使用することで省エネ性は若干奪われますが、総合的に見ると「気化式×温風気化式」のハイブリッド方式は、現状では一番バランスの取れた良い方式であるといえそうです。
HD-LX1221の基本仕様
<基本性能と本体仕様>
- 適用床面積:木造和室~20畳/プレハブ洋室~33畳
- タンク容量:7.0L
- 最大加湿量:1,200mL/h
- 連続加湿時間:標準5.8h/静音8.8h
- サイズ:高さ405×幅390×奥行245mm
- 電源コード長さ:2.0m
- 質量:約6.4kg
<運転モード>
- 標準
- 静音
- おやすみ加湿
- eco
- のど・肌
- ターボ
<機能>
- 湿度表示:デジタル
- 湿度設定:50・60・70%
- 入/切タイマー:2・4・6・8時間
- チャイルドロック
- 給水サイン
<フィルター>
- 抗菌気化フィルター
- 抗菌エアフィルター