ダイキンの加湿空気清浄機「MCK70Y」は、ツインストリーマとTAFUフィルターを搭載した、リビングタイプのハイグレードモデルです。
この「MCK70Y」は2022年モデルであり、同シリーズの2021年モデル「MCK70X」の後継機種となりますが、その仕様にはかなりの改良が加えられています。
その改良ポイントは以下の通りです。
- タワー型になり設置面積が小さくなった
- 人が感じる運転音が低減された
- 上から給水できるようになった
- 加湿力がアップしている
- 操作部が抗菌仕様になった
- 特化型脱臭フィルターも使える
基本的な空気清浄能力に関しては、「MCK70Y」も「MCK70X」も同じですが、上記のように色々なところに改良が加えられているのが「MCK70Y」と「MCK70X」の大きな違いです。
<関連記事> ダイキン 加湿空気清浄機 MCK70ZとMCK70Yの違い
「MCK70Y」のデザインと設置面積
このシリーズでは、前機種「MCK70X」までのデザインはごく一般的なものでしたが、2022年モデル「MCK70Y」からスタイリッシュなタワー型のデザインに変わりました。
見た目的にもシンプルでオシャレであり、インテリア性も高くなった印象があります。
そして、このデザインの変更により、これまでのものより設置面積が小さくなっているのも大きなポイントです。
<設置面積>
- MCK70Y:幅315×奥行315mm
- MCK70X:幅395×奥行287mm
「MCK70Y」の設置面積は「MCK70X」と比べて約13%削減されています。
よって、設置の自由度もかなり広がるということです。
「MCK70Y」は音の感覚量SONE値を低減!
家電製品などの運転音は騒音レベル「dB」で表わされることが多いですが、実際に人の耳に聞こえる音の大きさとして定められた音の感覚量「SONE」という尺度もあります。
2022年モデル「MCK70Y」では、この「SONE」値が「MCK70X」に比べて約30%低減しています。
これは、吹き出し口をワイドにし、ファンをフィルター下部に配置したことによる防音効果によって実現されています。
<SONE値の比較>
- MCK70Y:10.2
- MCK70X:14.5
運転音は静かであるに越したことはありません。
そして「MCK70Y」の方が運転音が静かであることも大きなポイントです。
「MCK70Y」は2WAY給水方式
加湿空気清浄機で加湿するためには定期的な「給水」が必要となりますが、2022年モデル「MCK70Y」では上から給水もできるようになりました。
タンクを外さずに手軽に水の継ぎ足しができることは非常に便利で楽だと思います。
もちろん、従来のようにタンクを取り外して給水することもできます。
このように、2通りの給水方式があれば、その使い勝手も格段に良くなるはずですね。
「MCK70Y」は加湿量がアップしている
前機種「MCK70X」の最大加湿量は650mL/hでしたが、
2022年モデル「MCK70Y」の最大加湿量は700mL/hにアップしています。
これはもう単純に「MCK70Y」の方が加湿能力が高いということなので、特に加湿に重きを置く方は覚えておくと良いでしょう。
なお、加湿機能は「高め・標準・低め」の3段階で設定でき、高めの湿度に自動調整する「のど・はだ運転」もあります。
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「MCK70Y」の操作部は抗菌仕様!
2022年モデル「MCK70Y」では、直接手が触れる操作部が抗菌仕様になっています。
今は抗菌や除菌を重要視する時代ですから、こうした仕様の変更は当然なのかも知れません。
この操作部を抗菌仕様に変更することは、ダイキンに限らず他のメーカーでも行われつつあります。
いずれはこうした仕様が当たり前になってくるんでしょうね。
「MCK70Y」の特化型脱臭フィルターとは?
「MCK70Y」には交換不要の脱臭フィルターが標準装備されていますが、別売りの「特化型脱臭フィルター」を使うこともできます。
この特化型脱臭フィルターには
- 靴・下駄箱臭用
- 介護臭用
- ペット臭用
- トイレ臭用
- 加齢臭用
があります。
室内の気になるニオイの種類は、それぞれの家庭環境によって異なることもあるかと思います。
そんな場合は上記の特化型脱臭フィルターを使用してみるのも良いかと思います。
「MCK70Y」と「MCK70X」の基本性能
空気清浄能力に関しては「MCK70Y」も「MCK70X」もほぼ同じです。
- 最大風量:7.0立方メートル/分
- 8畳を洗浄する目安:9分
- 適用床面積:31畳まで
加湿能力は「MCK70Y」の方が少し高いです。
<加湿適用床面積の目安>
- MCK70Y:プレハブ19畳まで/木造12畳まで
- MCK70X:プレハブ18畳まで/木造11畳まで
なお、両機種ともスマホ及びスマートスピーカーに対応しています。
まとめ
2022年モデル「MCK70Y」も2021年モデル「MCK70X」も空気清浄能力は同じですが、「MCK70Y」には以下の改良点があります。
- タワー型になり設置面積が小さくなった
- 人が感じる運転音が低減された
- 上から給水できるようになった
- 加湿力がアップしている
- 操作部が抗菌仕様になった
- 特化型脱臭フィルターも使える
よって、「MCK70Y」の方が明らかに優れていますが、型落ちモデルとなる「MCK70X」の方が販売価格が安いというのもポイントです。
よって、実際の販売価格と上記の改良点とを見合わせながら、貴方のニーズにピッタリなモデルを選ぶと良いでしょう。
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