ダイキン加湿ストリーマ空気清浄機の2022年モデルでは、「MCK70Y」がハイグレードモデル、そのワンランク下のモデルが「MCK55Y」です。
当然ながらハイグレードモデルの「MCK70Y」の方が性能が良く、機能的にも優れていますが、使用する環境によっては「MCK55Y」で十分なケースもあるでしょう。
それには「MCK70Y」と「MCK55Y」の違いをよく理解しておくことが大切です。
その上で自身のニーズに合ったモデルを選択すると良いでしょう。
<関連記事>ダイキン加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70ZとMCK55Zの違い
MCK70YとMCK55Yのパワーの違い
先ずは「MCK70Y」と「MCK55Y」の空気清浄能力を比較してみましょう。
<MCK70Y>
- 最大風量:7.0立方メートル/分
- 8畳を洗浄する目安:9分
- 適用床面積の目安:31畳まで
<MCK55Y>
- 最大風量:5.5立方メートル/分
- 8畳を洗浄する目安:11分
- 適用床面積の目安:25畳まで
続いては加湿能力の比較です。
<MCK70Y>
- 最大加湿量:700mL/h
- 適用床面積の目安:プレハブ19畳まで/木造12畳まで
<MCK55Y>
- 最大加湿量:500mL/h
- 適用床面積の目安:プレハブ14畳まで/木造8.5畳まで
ということで、基本的には使用する部屋の広さに見合ったモデルを選ぶのが妥当なところでしょうね。
MCK70YとMCK55Yのデザインとサイズの違い
「MCK70Y」も「MCK55Y」もスタイリッシュなタワー型のフォルムをしており、その見た目の印象はほとんど同じです。
ただ、パワーのある「MCK70Y」の方が次のようにひと回り大きいです。
- MCK70Y:高さ760×幅315×奥行315mm
- MCK55Y:高さ700×幅270×奥行270mm
ただ、いずれも設置面が正方形なので、一般的な製品よりも省スペースでの設置が可能であり、設置の自由度も広がると思われます。
なお、本体重量(水なし)は
- MCK70Y:12.5kg
- MCK55Y:9.5kg
となっています。
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ストリーマとツインストリーマの違い
ダイキンの加湿空気清浄機には「ストリーマ」という独自技術が搭載されています。
この「ストリーマ」は、集じんフィルターや脱臭フィルターで捕集された有害物質やニオイを分解し、フィルター自体を除菌する作用を持っています。
特に脱臭フィルターの場合は、この「ストリーマ」のおかげで吸着力が再生するため、交換が不要になるというメリットがあります。
「MCK70Y」にも「MCK55Y」にも、このストリーマユニットが搭載されていますが、「MCK55Y」は標準のストリーマで、「MCK70Y」は標準の2倍のストリーマ「ツインストリーマ」であることが違います。
要するに「MCK70Y」のストリーマは「MCK55Y」の2倍のパワーを持っているわけであり、その効果もより高いということです。
MCK70Yは2WAY給水方式!
「MCK70Y」は従来のタンク給水の他に、タンクを外さずに本体の上からも給水できるようになっています。
いちいちタンクを外さなくてもその場で手軽に給水できるのは、かなり便利だし、給水という作業自体も楽になると思われます。
一方の「MCK55Y」にはこうした機構はありませんので、この2WAY給水方式に魅力を感じる方は「MCK70Y」にすると良いでしょう。
MCK70Yはスマホ対応!
「MCK70Y」はスマホを使って離れた場所から遠隔操作ができますし、室内の空気の状態を見たりすることもできます。
近年ではこうしたスマホ対応の家電製品も増えていますので、空気清浄機もスマホで操作したい!という方も多いはず。
そんな方は「MCK70Y」を選ぶと良いでしょう。
逆にスマホ対応でなくても良いという方は「MCK55Y」でも十分かも知れません。
まとめ
ここまで述べてきたことをまとめると、「MCK70Y」と「MCK55Y」の違いは以下のようになります。
- 「MCK70Y」の方がパワーがある
- 「MCK70Y」の方が少し大きい
- 「MCK70Y」のストリーマの効果は2倍
- 「MCK70Y」は上から給水できる
- 「MCK70Y」はスマホ対応
これ以外にも細かい違いはありますが、大体上記の点を押さえておけば良いと思います。
あとは実際の販売価格と見合わせながら、貴方のニーズにピッタリな方のモデルを選ぶと良いでしょう。
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なお、「MCK70Y」とその前年度モデル「MCK70X」とでは、仕様がかなり異なっていますのでご注意下さい。
<参考記事>
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