パナソニックの加湿空気清浄機「F-VXU90」は、2021年に発売されたプレミアムモデルであり、2020年度のプレミアムモデル「F-VXT90」の後継機種です。
この「F-VXU90」とその前年度モデル「F-VXT90」には、ひとつの大きな違いがあります。
それは両機種に搭載されている「ナノイーX」のグレードです。
- F-VXU90「ナノイーX 48兆」
- F-VXT90「ナノイーX 9.6兆」
では、この2つの「ナノイーX」にはどの程度の違いがあるのでしょうか?
<関連記事>パナソニック 加湿空気清浄機 F-VXV90とF-VXU90の違い
「ナノイーX 48兆」と「ナノイーX 9.6兆」の違い
「48兆」や「9.6兆」という数字は、花粉やハウスダストなどを抑制する物質「OHラジカル」の量を表します。
「48兆」とは1秒間に48兆個の「OHラジカル」が発生するという意味であり、「9.6兆」とは1秒間に9.6兆個の「OHラジカル」が発生するという意味です。
この「OHラジカル」の量が多いほど、花粉やハウスダストなどを抑制する効果が高まります。
つまり、「ナノイーX 48兆」を搭載した2021年モデル「F-VXU90」の方が、花粉やハウスダストなどを抑制する効果がより高いということになります。
実際の効果の違い
「ナノイーX 48兆」と「ナノイーX 9.6兆」では、どのくらい効果が違うのか?ということに関しては、パナソニックのHPにある「スギ花粉を99%抑制するスピードの比較」を見ると分かりやすいです。
これは約6畳空間における、それぞれの「ナノイーX」がスギ花粉を99%抑制するまでの時間を比べたものです。
- ナノイーX 9.6兆:約12時間
- ナノイーX 48兆:約3時間
これを見ると「ナノイーX 48兆」の花粉抑制スピードが、「ナノイーX 9.6兆」よりもかなり速いことが分かりますね。
パナソニックの加湿空気清浄機を、特に花粉対策用として導入したいと考えている方であれば、より花粉抑制効果の高い「ナノイーX 48兆」を搭載した「F-VXU90」がオススメです。
「F-VXU90」と「F-VXT90」の共通仕様
「ナノイーX」のグレードが違うという点を除けば、「F-VXU90」と「F-VXT90」の仕様はほとんど同じです。
<共通仕様>
- 空気清浄スピード:8畳を約7分
- 空気清浄適用床面積の目安:40畳まで
- 最大加湿量:870mL/h
- 加湿適用床面積の目安:洋室24畳/和室15畳まで
- 清潔HEPAフィルター
- スーパーナノテク脱臭フィルター
- 高感度ハウスダストセンサー
- 湿度・照度センサー
- ニオイセンサー・ひとセンサー
- スマホ対応(ミルエア)
結局、「F-VXU90」と「F-VXT90」の決定的な違いは「ナノイーX」のグレードであり、あとは販売価格の違いを残すのみです。
「F-VXU90」と「F-VXT90」の価格
ネット通販での販売価格は2021年モデルの「F-VXU90」の方が高く、その型落ちモデルとなる「F-VXT90」の方が安いです。
楽天市場でのそれぞれの最安値は
- F-VXU90 74,691円
- F-VXT90 59,800円
といったところです。(2022/02/28現在)
よって、花粉などの抑制効果がより高い「F-VXU90」にするか、価格の安い「F-VXT90」にするかですね。
どちらを重視するかは人それですので、予算と自身のニーズにピッタリな方を選ぶと良いかと思います。
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