パナソニック衣類スチーマーの2022年モデルには、
- NI-FS780(大容量タイプ)
- NI-FS580(標準タイプ)
があります。
大容量タイプの「NI-FS780」の方がスペックは高いですが、「NI-FS580」の方が販売価格が安いという利点があります。
よって、そこまで高スペックでなくても良い!という方であれば、「NI-FS580」を選んだ方がお得なケースもあります。
まあ、どちらを選ぶにしても、「NI-FS780」と「NI-FS580」のスペックの差を十分に理解しておくことが必要でしょうね。
NI-FS780とNI-FS580のスチーム機能の違い
「NI-FS780」と「NI-FS580」の平均スチーム量は全く同じであり、「約11g/分」となっています。
しかし、両者はタンク容量が異なるので、その連続スチーム持続時間はかなり違います。
<タンク容量>
- NI-FS780 約115mL
- NI-FS580 約50mL
<連続スチーム持続時間>
- NI-FS780 約10分
- NI-FS580 約4分
つまり、一度の給水で「NI-FS780」なら約10分使えますが、「NI-FS580」で10分間使うとなると、途中で2回給水しなければなりません。
よって、給水の手間を考えれば大容量タイプの「NI-FS780」のほうが断然便利です。
逆に、一回のシワ伸ばしに4分も使うことは無いという場合は、「NI-FS580」でも十分だといえます。
瞬間パワフルスチームの違い
「NI-FS780」も「NI-FS580」も、スチームボタンを押している間は水が無くなるまで一定量のスチームが安定的に出続けます。
これが標準的なスチームであり「連続パワフルスチーム」と呼ばれています。
そして、「NI-FS780」も「NI-FS580」も、この「連続パワフルスチーム」の他に、さらにパワフルなスチームを瞬間的に出す機能を備えていますが、その機能に若干の差があります。
- NI-FS780 瞬間4倍パワフルスチーム
- NI-FS580 瞬間3倍パワフルスチーム
まあ、瞬間パワフルスチームは「NI-FS780」の方が強力だということです。
いずれにせよ、この瞬間パワフルスチームは、頑固なシワやニオイを取る時などに重宝するでしょう。
NI-FS780とNI-FS580の温度設定機能の違い
「NI-FS780」はドライアイロン時もスチーム時も温度設定が可能です。
<ドライアイロン>
- 高温 約160℃
- 中温 約140℃
- 低温 約110℃
<スチーム>
- 高温 約190℃
- 中温 約155℃
これに対し「NI-FS570」には温度設定機能が無く、以下のように温度は固定されています。
- ドライ 約160℃
- スチーム 約190℃
したがって、温度の設定も細かく行いたいという方は「NI-FS780」を選んだ方が良いでしょう。
NI-FS780とNI-FS580の共通仕様
「NI-FS780」と「NI-FS580」の立ち上がり時間はともに約19秒です。
他社製品と比べてみても、この「19秒」はかなり短い方です。
また、両機種には「360°パワフルスチーム」という機構が備わっています。
これはパナソニック独自のシステムであり、上向きでも横向きでも下向きでも安定したスチーム噴射を可能にしています。
電源コードはいずれも約2.5mと長いですし、使用中や使用後の本体が熱い状態でもすぐに置ける「耐熱スタンド」も付属されています。
2022年モデルの2つの改善点
パナソニック衣類スチーマーの2022年モデルには、以下の2つの改善点があります。
- 本体が軽量化されている
- ハンドルが抗菌加工されている
「NI-FS780」の本体重量は約690gであり、2021年モデルの「NI-FS770」よりも約15g軽量化されています。
一方、「NI-FS580」の本体重量は約680gであり、こちらも2021年モデルの「NI-FS570」よりも約10g軽量化されています。
衣類スチーマーは軽い方が使いやすいのは当然です。
そういう意味では、パナソニックの2022年モデルは非常にオススメです。
また、「NI-FS780」も「NI-FS580」も、ハンドルに抗菌加工が施されており、手がよく触れる部分の清潔性に配慮されています。
この抗菌ハンドルになったのは2022年モデルからですので、より清潔に安心して使いたいという方は2022年モデルを選んだ方が良いでしょう。
結語
今回はパナソニック衣類スチーマーの2022年モデル「NI-FS780」と「NI-FS580」の違いについて述べてきました。
どちらを選ぶかは貴方次第ですが、とにかくスペックの高い方が良いなら「NI-FS780」を、多少スペックは落ちても安い方が良いというなら「NI-FS580」を選ぶのが妥当なところでしょう。
あとは実際の販売価格と見合わせながら、貴方のニーズにピッタリな方を選ぶと良いかと思います。
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